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ティファニーで朝食を

自由とは何かを教えてくれる『ティファニーで朝食を』(1961)。

今回は、『ティファニーで朝食を』(1961)の名言・名セリフをまとめていきます。

胸に響く名セリフと名場面を振り返りながら見ていきましょう。

目次

『ティファニーで朝食を』(1961)の名言・名セリフ一覧表

ホリー 「かわいそうにこの子。野良と一緒なの。名前がないんだもの。」 "Poor old Cat.Poor slob.Poor slob without a name."
ホリー 私もうティファニーに夢中なの。 "I'm crazy about Tiffany's."
ホリー 大丈夫私よ。下に住んでるの。今朝会ったでしょ? "It's all right.It's only me.Now, wait minute, MissI live downstairs.We met this morning.Remember?"
 O.J. 「スカート避けてるよお姉さん。」 "Hey, honey, your skirt's split there."
ポール 昔あるところに、とても可愛くて怖がりな女の子がいた。その子は名前のない猫と暮らしていました。 "There was once a very Lovely, very frightened girl.She Lived alone except for a nameless cat."
ホリー 野生の生き物なんて愛しちゃだめよ。愛したって報われないんだから。」 "You mustnt give your heart to a wind thing.The more you do the stronger they get."
ホリー 私がリッチなら結婚する? "Would you marry me for my money?"
ホリー 今日は一日したことないことをしましょうよ。」 "We can spend the whole day doing things weve never done before."
 店員 「物珍しいと言う点では、普通に飽きたと言う方にはよろしいかと。」 "Strictly as a novelty, for the lady and gentleman who has everything."
ポール 君は自分で作った檻の中にいるのだよ。その檻はテキサスでも南米でも言ったってついて来る。どこへ逃げても結局は自分からは逃げこむだけなんだ。 "You're already in that cage, you built it yourself.And it's not bounded by Tulip, Texas,  or Somaliland, it's wherever you go.No matter where you run, you just end up running into yourself."

『ティファニーで朝食を』(1961)の名言・名セリフを一覧でまとめました。

『ティファニーで朝食を』(1961)の名言・名セリフ紹介

『ティファニーで朝食を』(1961) ©Paramount Pictures

 

これから『ティファニーで朝食を』(1961)の名言・名セリフを紹介していきます。

映画の流れに沿って書いてますので、観たことがある方は、内容を思い出しながら見てくださいね!

『ティファニーで朝食を』(1961)の名言1.「かわいそうにこの子。野良と一緒なの。名前がないんだもの。」

ホリー©Paramount Pictures

 

"Poor old Cat.Poor slob.Poor slob without a name."

ある日引っ越してきたポールは、電話を借りたいと言い、ホリーの部屋に訪れます。

すると彼の体に乗り、そのまま台の上に登り、降りれなくなってしまいます。

その際に大丈夫よ猫ちゃんと言ったあとに言ったセリフです。

名前をつけない理由は、

"I dont have the right to give him one.We dont belong to each other, we just took up by the river one day."

「私につける権利はないの。だって私たちはお互いに自由なんだから。」

いつか落ち着くまでは、何かを所有したくないと言うのが、名前をつけたくないと言う理由でした。

自由に生きたいから所有したくないホリーの気持ち、少し分かりますね。

『ティファニーで朝食を』(1961)の名言2.「私もうティファニーに夢中なの。」

ホリー©Paramount Pictures

 

"I'm crazy about Tiffany's."

彼女は突然、訳もなく怖くなってしまったときにティファニーに行くと、ホッとして、気持ちが落ち着くのです。

彼女はそんなティファニーのような場所を探しています。

静けさとプライドに守られているような気がするから落ち着くと語っている彼女の言葉から、彼女には何もないということが読み取れます。

"You just moved in too,  huh?"

「引っ越してきたばかり?」

と彼女に家を訪れた際に、ポールは聞きますが、猫に名前をつけないのと同様、物がないのも、ティファニーに恋焦がれるのも、本当は所有できる大切な何かが見つかることを夢見ているのではないでしょうか。

『ティファニーで朝食を』(1961)の名言3.「大丈夫私よ。下に住んでるの。今朝会ったでしょ?」

ホリー©Paramount Pictures

 

"It's all right.It's only me.Now, wait minute, MissI live downstairs.We met this morning.Remember?"

酔うと暴れだして手がつけられない男から逃げ出して、上の階のポールの部屋に逃げ込んできた際に言ったセリフです。

よくよく考えるとどんな理由でも、図々しく1度会った男性の家に訪れタバコを吸うホリーはとても大胆。

"Is that by the week, the hour oe what?"

「これって週休?時給?」

とポールの愛人が置いていったお金に触れるのもとても大胆で、兄に似てるからと言う理由でフレッドと呼んだり、失礼な女性です。

ポールがホリーがトイレにいくだけで50ドルをもらえることに対してしつこく触れるのは、2人が少し似ているからで、のらりくらりと暮らしているからだと思われます。

お金を置いて、部屋を出ていくポールの愛人をこっそり窓の外から見ていたホリーですが、オードリーはこっそり誰かを見ているシーンが多い女優さんだなと思います。

『愛しのサブリナ』(1954)でもそう言ったシーンがあり印象的です。

『ティファニーで朝食を』(1961)の名言4.「スカート避けてるよお姉さん。」

ホリー©Paramount Pictures

 

"Hey, honey, your skirt's split there."

ホリーの家で開かれていたパーティに訪れたポール。

この名言はエージェントのO.J.がその場にいたチャイナ服の女性に言ったセリフです。

何気ない言葉なので見逃してしまいますが、それを言われた女性は笑っていましたし、O.J.自身も教えている様子なので、この時代にこういった服が知られていなかったことが時代背景の読み取れるセリフです。

『ティファニーで朝食を』(1961)の名言5.「昔あるところに、とても可愛くて怖がりな女の子がいた。その子は名前のない猫と暮らしていました。」

ホリー©Paramount Pictures

 

"There was once a very Lovely, very frightened girl.She Lived alone except for a nameless cat."

作家であるポールですが、ずっと執筆活動はしていませんでした。

ですがホリーに出会って、ホリーによって彼の何かが変わったのでしょう。

この名言は、ずっとタイプライターなど使っていなかった=ずっと執筆活動などしていなかった、彼がタイプライターに打ち込んだ最初の冒頭の文でありセリフです。

タイプライター執筆をしているとふと、ホリーの歌が聞こえます。

名曲の「ムーン・リバー」であり、この映画の名シーンです。

『ティファニーで朝食を』(1961)の名言6.「野生の生き物なんて愛しちゃだめよ。愛したって報われないんだから。」

ゴライトリー©Paramount Pictures

 

"You mustnt give your heart to a wind thing.The more you do the stronger they get."

馬専門の獣医をやっているゴライトリーはホリーの元旦那で、彼は家出したホリーを迎えに来て、バスで一緒に帰ろうと話しますが、ホリーは帰るつもりはなく、彼を見送る際にホリーが言ったセリフです。

ホリーは続けて、

Until its strong enough to run into the woods or fly into free.And then to a higher tree and to the sky.

「いつかは森の中や木の中に帰ってしまうのよ。二度と手の届かないところへ。」

と言います。

自由に生きたくても生きられない人がたくさんいる中で、ホリーのように生きるのはとても羨ましくも思えます。

ですが、ホリーはいつまでも14歳の卵を盗みに行ったあの日の嫌な自分を忘れられないのです。

あの日の自分の思い出を「真っ赤な気分」と言うホリーには、ティファニーのように静かでプライドのある存在はきっとなりたい自分でもあるかもしれません。

ホリーは誰よりも自由であり、孤独な人間ですね。

『ティファニーで朝食を』(1961)の名言7.「私がリッチなら結婚する?」

ホリー©Paramount Pictures

 

"Would you marry me for my money?"

ホリーがポールに言ったセリフです。

そこ言葉に、

"Its a minute."

「いますぐに。」

と言います。

次第にポールがホリーに好意を持ち始めていることが分かるセリフが増えていきます。

きっと自由奔放で突発的な彼女に惹かれるものがあったのでしょう。

すると、

"So L guess its pretty lucky neither of us is rich."

「じゃあ貧乏でお互いラッキーよね。」

とホリーは言います。

ホリーもポールに好意を持ったようにも思えますが、兄のように思って慕っていたので少し気まずそうにします。

『ティファニーで朝食を』(1961)の名言8.「今日は一日したことないことをしましょうよ。」

ホリーとポール©Paramount Pictures

 

"We can spend the whole day doing things weve never done before."

ホリーがポールに言ったセリフです。

ホリーはポールの短編が売れて小切手が来たことをとても喜び、2人でお祝いをしようとします。

この名言は予測不可能のホリーだからこそ言えるセリフであり、のらりくらりかもしれませんが、人生を楽しんで生きている彼女らしいとても素敵な名言だと思います。

『ティファニーで朝食を』(1961)の名言9.「物珍しいと言う点では、普通に飽きたと言う方にはよろしいかと。」

ホリーとポールと店員©Paramount Pictures

 

"Strictly as a novelty, for the lady and gentleman who has everything."

何かお探しですかと聞く店員に、予算が10ドルしかない旨を伝えるホリー。

ですが、ここはティファニーです。

買えるものなどあるはずもありません。

このセリフはそんな2人に言った店員のセリフです。

純金製のダイヤルまわしを店員は進めますが、あまりお気に召さない様子のホリー。

名前が彫ってもらえるか聞くポールでしたが、名前を入れるには何かを買ってもらわないと困ると店員は言います。

するとポケットからコーンキャンディについていたおまけの指輪を出します。

ティファニーでこんなものに名前を入れるなど品位に関わってしまうことかもしれません。

ですが、

"Well, it is rather unusual, madam.But I think you will find that Tiffanys is very understanding."

「確かに異例ですはございますが、ティファニーは非常に融通が効きます。」

と言い名前を彫ってくれました。

高級店では、人の身なりで人を判断します。

実際に見た目だけで人を判断する店員も多い世の中で、真摯なこの店員はジェントルマンの鏡です。

嫌な顔1つせず、対応する姿は学ぶべき応対ですし、人を見た目で判断しないと言うことを教えてもらえます。

『ティファニーで朝食を』(1961)の名言10.「君は自分で作った檻の中にいるのだよ。その檻はテキサスでも南米でも言ったってついて来る。どこへ逃げても結局は自分からは逃げこむだけなんだ。」

ポール©Paramount Pictures

 

"You're already in that cage, you built it yourself.And it's not bounded by Tulip, Texas,  or Somaliland, it's wherever you go.No matter where you run, you just end up running into yourself."

猫をタクシーから投げ捨てたホリーを見て、ポール怒り、タクシーから降り、ホリーに言ったセリフです。

愛し合ってお互いを所有し合うことで本当の幸せが掴めると言うポール。

ホリーはきっと心の底から人を愛したことはなかったのでしょう。

でもきっとポールの優しさに触れ、本当の愛を知ったのだと思います。

『ティファニーで朝食を』(1961)の名言・名セリフまとめ

ホセから来た手紙を読む際にホリーが言った、

"A girl can’t read that sort of thing without her lipstick."

「そう言う手紙を読むときは口紅つけないと。」

という言葉を見ても、ホリーは何かを身につけて強い人間に見せていただけの弱い人間であったのではないでしょうか。

化粧は鎧のようなものだと思います。

ホリーにとっては化粧も自分を守ってくれた鎧だったのかもしれません。

現代では鎧無くして生きることは少し難しいです。

そしてホリーが嫌って怖がった愛は仏教用語では執着するという意味があります。

愛とは自己犠牲という言葉もある通り、誰かを愛することは自由より尊いものなのではないでは思いました。

本当の自由とは何かと言うのは永遠のテーマですね。

この映画はつまらないという意見も多いですが、やはりオードリーの美しさがとても際立っており、オードリーが着る衣装は女性の憧れです。

当時この映画の出演依頼を受けたに妊娠中だったヘップバーンは、

「赤ちゃんを育てたいんです」「私には売春婦の役はできませんわ」

と言いましたが、監督は、

「我々が作りたいのは夢見る人の映画なんです。」

と説得しこの映画を引き受けたそうです。

このインタビューを見て正しくこの映画そのものだなと思いました。

どんな女性もホリーのように夢見る女性なのです。

何歳だって、夢見ることの大切さを教えさせてくれる映画『ティファニーで朝食を』(1961)。

是非名言も踏まえた上で、ぜひご覧になってみてください!

 

 

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