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映画『サマーウォーズ』(2009)の内容を楽曲の解説と併せて考察!その後やラストは?【あらすじ、感想、ネタバレあり】

『サマーウォーズ』(2009)は2009年に公開された日本のアニメーション映画。

『時をかける少女』(2006)、『おおかみこどもの雨と雪』(2012)などを手がけた細田守監督作品であり、インターネット上の仮想世界OZ(オズ)を舞台にした近未来的作品にもなっています。

本作は日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞など数々の賞を受賞!

観客動員数が123万人を越える大ヒットとなりました。

日本を代表するアニメーション監督、細田守がおくる『サマーウォーズ』(2009)について、あらすじと感想、作品の魅力をネタバレを交えて紹介していきます!

『サマーウォーズ』(2009)の作品情報とキャスト


サマーウォーズ

作品情報

原題:サマーウォーズ
公開年:2009年
製作国:日本
上映時間:115分
ジャンル:SF、アニメ

監督とキャスト

監督:細田守
代表作:『時をかける少女』(2006)『おおかみこどもの雨と雪』(2012)

出演者:神木隆之介(小磯健二)
代表作:『妖怪大戦争』(2005)『桐島、部活やめるってよ』(2012)

出演者:桜庭ななみ(篠原夏希)
代表作:『赤い糸』(2008)『ランウェイ☆ビート』(2011)

『サマーウォーズ』(2009)のあらすじ

仮想世界OZ(オズ):©︎Warner Bros. Japan LLC

世界中の人々が集うインターネット上の仮想世界OZ(オズ)。

東京の高校2年生である小磯健二は、天才的な数学力を持ちながらも数学学生チャンピオンの座を取りそこない、自信をなくしかけていた。

夏休みには友人と共にOZの保守点検のアルバイトをする予定だったが、憧れの先輩、篠原夏希から夏希の実家に行くというバイトに誘われる。

実家には夏希の曽祖母である栄の90歳の誕生日を祝うため、26人の多彩な親戚が集まった。

そんな中、健二の携帯電話に不審な数学クイズのメールが送られてきて……。

『サマーウォーズ』(2009)を解説!

夏希と陣内家の親戚:©︎Warner Bros. Japan LLC

『サマーウォーズ』(2009)の声優は? キャラクターと声優を紹介!

ここでは『サマーウォーズ』(2009)の登場人物と声優について紹介していきます。

小磯健二/神木隆之介

17歳、東京都内にある久遠寺高校の2年生であり、本作の主人公。

物理部に所属する、引っ込み思案で内気な性格の理系男子。

天才的な数学力を持っているが、数学オリンピックの日本代表選に敗れてしまい、自信をなくしている。

声優を務めたのは神木隆之介。

ドラマに映画に声優、CMとひっぱりだこの人気俳優です。

彼が声優を務めた作品はいずれも大ヒット。

篠原夏希/桜庭ななみ

18歳、久遠寺高校の3年生で、本作のヒロイン。

校内のアイドル的存在で、健二が想いを寄せている美少女。

曾祖母である栄を心から尊敬しており、一族のことも非常に愛している。

声優を務めたのは桜庭ななみ。

数々のドラマや映画に出演している女優です。

日本アカデミー賞新人俳優賞など、多数の賞を受賞している実力派。

陣内栄/富司純子

89歳、夏希の曽祖母であり、戦国時代から続く陣内家の16代目当主。

古武道の心得もあり、年齢を感じさせないバイタリティにあふれた老婦人。

政財界にも幅広い人脈を持つなど、陣内家の重要人物である。

声優を務めたのは富司純子。

数多くのドラマや映画に出演、賞を受賞している名女優です。

本作で初めてアニメ作品への声の出演に挑戦しました。

池沢佳主馬/谷村美月

13歳、夏希の又従兄弟の中学1年生。

格闘ネットゲームの世界的チャンピオンで、OZでは“格闘王キングカズマ”を操るスーパープレイヤー。

その実力は世界的な企業がスポンサーにつくほど。

声優を務めたのは谷村美月。

数々のドラマや映画に出演している女優です。

細田守監督の『時をかける少女』(2006)で声優に初挑戦しました。

以上、主要登場人物を紹介しました。

他にも『サマーウォーズ』(2009)では陣内侘助をはじめとした、個性豊かな陣内家の人々、そして彼らのアバターが登場します。

陣内家の“家族のつながり”にご注目!

『サマーウォーズ』(2009)の主題歌は誰が歌っている?

『サマーウォーズ』(2009)の主題歌は『僕らの夏の夢』。

主題歌を歌っているのは山下達郎です。

山下達郎と言えば、代表的な楽曲に『クリスマス・イブ』などがあり、他アーティストへの楽曲提供など、幅広い活動を続けている日本を代表するミュージシャン。

主題歌である『僕らの夏の夢』は山下達郎らしい温かい楽曲となっており、聞いていてとても落ち着きます。

家族の愛やつながりを伝えた『サマーウォーズ』(2009)を締めくくるには、ぴったりな主題歌となった『僕らの夏の夢』。

ぜひ山下達郎の優しい声と温かいメロディーを聞いてみてください。

【ネタバレあり】『サマーウォーズ』(2009)の感想と考察

健二:©︎Warner Bros. Japan LLC

仮想世界OZ(オズ)に惹かれる

『サマーウォーズ』(2009)は現実世界と仮想世界OZ(オズ)の2つの世界を舞台にストーリーは進行していきます。

その仮想世界OZ(オズ)の世界がとても斬新(最先端)というか、観たことのない世界なので惹き込まれていきました。

3DCGが使われているそうで、劇場版デジモンアドベンチャーの世界観によく似ています。

それは細田監督自身が同作も監督をしていた影響かもしれません。

いずれにせよ、仮想世界OZの世界を魅力的に描いたのは『サマーウォーズ』(2009)の見どころです。

そんなOZではあらゆる物品や旅行プランなどが体験でき、納税などの手続きも行うことが可能。

さらに、あらゆる言語が一瞬で翻訳されるため、世界中の人々とのコミュニケーションも可能、という中身の部分も最先端になっています。

これが10年前に製作されたというのだから驚き。

現代ではまだOZのようにまで進んではいませんが、近いうちにOZのような仮想世界ができているかもしれません。

ちなみにOZ内では自身の分身としてアバターを使うのですが、その個性的なアバターも注目ポイント。

いろいろなアバターが出てくるので、お気に入りのアバターを見つけてみてはいかがでしょうか。

『サマーウォーズ』(2009)の考察「つながりこそが、ボクらの武器」

『サマーウォーズ』(2009)は“つながりこそが、ボクらの武器”とキャッチコピーがあるように、“つながり”が大きなテーマになっているように思います。

家族、親戚のつながり。

そして、世界のつながり。

特に印象に残るのが、ラブマシーンとの決戦で窮地に陥った時、ドイツの少年が助けにくるシーン。

そこから世界中の人々が助けに来てくれるのです。

そのシーンにはとても感動しました。

現実世界でもこのように世界の人々が助け合い、仲良くできないものか、と考えてしまいます。

「汝の隣人を愛せよ」

これはキリストの有名な言葉です。

まずは友達や家族を大切にしましょう。

そう、『サマーウォーズ』(2009)に出てくる陣内家のように。

そうすれば、その“つながり”はどんどん広がっていき、やがて世界にまで広がっていくのではないでしょうか。

世界の人々が助け合う理想の世界も決して不可能ではないように思います。

『サマーウォーズ』(2009)では、そんな世界平和を想像させてくれる作品になっていました。

【ネタバレあり】『サマーウォーズ』(2009)のラスト その後はどうなった?

夏希:©︎Warner Bros. Japan LLC

『サマーウォーズ』(2009)のラストは?

『サマーウォーズ』(2009)のラストは謎の人工知能・ラブマシーンとの決戦。

ラブマシーンは小惑星探査機あらわしの再突入体を世界に500か所以上ある核施設のどこかに落とそうとします。

追い込まれた夏希たちは花札でラブマシーンとの決戦へ。

見事、ラブマシーンを撃破。

最後は健二の活躍により、小惑星探査機あらわしの落下軌道の修正が成されたおかげで陣内家への直撃は免れます。

OZと現実世界は夏希や健二たちによって守られ、混乱は終息。

世界の危機と陣内家を救った健二に夏希はキスをします。

『サマーウォーズ』(2009)のその後は?

『サマーウォーズ』(2009)のその後はどうなるのでしょうか。

実はサマーウォーズの漫画版で、映画のその後が語られているとのこと。

ヤングエースで映画の後日談となる番外編『未来は未知数なのだから』が掲載されているそうです。

その後日談の内容とは?

後日談の内容を簡単に説明します。

佐久間が健二に「夏希先輩との付き合いはうまくいってるのか」と聞きますが、健二は「付き合ってはいない」と答える。

そこへ夏希登場。

剣道部を引退後、放課後塾に行くまでの時間を部室でつぶしていて、健二は仲良くなれて嬉しいけど意識せずにはいられないとドキドキ。

佐久間が「どこの大学狙ってるのか」と質問して夏希は東大と答え2人とも驚く。

その理由は健二も東大を狙っているから。

「‥ああっ!」と赤面する健二、という後日談です。

付き合ってはいないようですが、健二と夏希の仲は良い模様。

ぜひ交際に発展して欲しいです。

『サマーウォーズ』(2009)のまとめ

夏希と健二:©︎Warner Bros. Japan LLC

家族の愛やつながりについて教えてくれた『サマーウォーズ』(2009)。

細田監督らしい特有の作画や、予想のつかないダイナミックなストーリーでも楽しめました。

家族のつながりや人間関係が希薄になっている現代だからこそ観ておきたい作品です。

やはり家族って素敵なもの。

子供でも大人でも楽しめる作品となっています。

ぜひ夏は家族で『サマーウォーズ』(2009)を観て過ごしましょう!

『サマーウォーズ』(2009)の他にもアニメ映画のおすすめ作品を一覧で紹介しているので、合わせてチェックしてみてください。

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