特集一覧
新海誠監督作品、『君の名は。』(2016)のあらすじと感想【海外の反応、ネタバレあり】

2016年に公開され、社会現象を巻き起こした大ヒットアニメーション映画『君の名は。』(2016)。

興行収入は250億円を突破し、邦画興行収入で歴代2位!

さらに世界125の国と地域で海外配給が決定され、全世界の興行収入3億5300万ドルでは日本映画としては歴代1位!

日本を代表するアニメーション映画となりました。

小説化、ハリウッド実写化と勢いの衰えない『君の名は。』(2016)。

国内最大の映画レビューサイトでも6万近くのレビューで、5点満点中4.1点の高評価。

そんな大ヒット作『君の名は。』(2016)について、あらすじと感想、作品の魅力をネタバレを交えて紹介していきます!

『君の名は。』(2016)の作品情報とキャスト


君の名は。

作品情報

原題:君の名は。
公開年:2016年
製作国:日本
上映時間:107分
ジャンル:SF、アニメ

監督とキャスト

監督:新海誠
代表作:『秒速5センチメートル』(2007)『言の葉の庭』(2013)

出演者:神木隆之介(立花瀧)
代表作:『妖怪大戦争』(2005)『桐島、部活やめるってよ』(2012)

出演者:上白石萌音(宮水三葉)
代表作:『舞子はレディ』(2014)『ちはやふる』シリーズ(2016)

出演者:長澤まさみ(奥寺ミキ)
代表作:『世界の中心で、愛を叫ぶ』(2004)『海街ダイアリー』(2015)

出演者:市原悦子(宮水一葉)
代表作:『黒い雨』(1989)『うなぎ』(1997)

『君の名は。』(2016)のあらすじ

瀧と三葉:©︎東宝

立花瀧と宮水三葉に入れ替わりの現象が起きていた。

だが、彗星が流れた夜を境に瀧と三葉の入れ替わりは途切れてしまう。

三葉を探す旅に出る瀧。

瀧は糸守町が3年前、彗星が直撃し壊滅、何百人という犠牲者を出していたこと知り、三葉も犠牲者の一人だったことを知る。

宮水神社の御神体へ向かった瀧は、時間が戻るならもう一度だけと口噛み酒を飲み込む。

目覚めると瀧は三葉に入れ替わっていた。

瀧は彗星から糸守の住人を救う計画をたてる。

もとの体に戻った三葉は瀧の計画を実行していき、糸守の住人を救うことに成功。

彗星災害から8年。

ある朝、瀧と三葉はすれ違う電車でお互いを見つける。

再会を果たした瀧と三葉は「君の名前は」と尋ねるのだった……。

『君の名は。』(2016)の3つの見どころ

瀧と三葉:©︎東宝

見どころ①:美しい風景描写

ここまで美しい風景描写のアニメ映画は今まで観たことありません。

美しく緻密な描写で一気に惹きこまれてしまいます。

「新海ワールド」を堪能してみてください。

見どころ②:巧みなストーリー展開とユニークな発想

いわゆる“入れ替わり”だけでは既視感のある作品となってしまいますが、『君の名は。』(2016)は色々なアイデアが組み合わさっておもしろい作品となっています。

先の読めない展開とユニークな発想で私たちを楽しませてくれます。

見どころ③:RADWIMPSの楽曲

『君の名は。』(2016)の楽曲は人気ロックバンドRADWIMPSが担当しました。

『君の名は。』(2016)の世界観とRADWIMPSの楽曲がマッチしていてさらに作品の魅力度を上げています。

アニメ映画とロックバンドのコラボレーションは斬新でした。

【ネタバレあり】『君の名は。』(2016)の感想

入れ替わった瀧と三葉:©︎東宝

惹きこまれるストーリー

『君の名は。』(2016)のおもしろさの要因の一つに魅力的なストーリーがあげられます。

分かりやすく、テンポよく展開していき、生と死、そして少年少女の恋という誰もが感情移入できる内容となっています。

冒頭の入れ替わり現象で観客の心をつかみ、入れ替わりが突然途切れ、三葉が死んでいた事実で不安にさせる。

そのあと、彗星から糸守の住人を守るという行動でハラハラさせてから、住人を救出させ、カタルシスを得させます。

ラストでは瀧と三葉が再会し、ハッピーエンド。

とても満足の得る形で終わります。

感情を大きく揺さぶる構成・脚本は本当にお見事。

前半は割とコミカルで楽しい雰囲気な感じですが、入れ替わりが途切れてしまう後半からは生と死が関わってくるため割とシリアスに。

一片通りの感情だけでは飽きてしまいますが、様々な感情を感じられる工夫がされています。

もちろんそれだけではなく、『君の名は。』(2016)にはさらなるひねりとアイデアがありました。

例えば、

・入れ替わり現象

・ティアマト彗星

・神社や御神体といった神秘性

・時間差のカラクリ

などがあげられます。

『君の名は。』(2016)独自のアイデアとひねりで日本、そして世界を魅了しました。

切ない恋模様

『君の名は。』(2016)は瀧と三葉の恋を描いた作品でもあります。

瀧と三葉の切ない恋に目が離せなくなります。

ではなぜ瀧と三葉の恋に目が離せなくなるのでしょうか。

ポイントは4つあります。

・瀧が都会で三葉が田舎という遠距離

・3年の時間差

・三葉は彗星災害の犠牲者だった

・記憶がなくなり、2人はお互いのことを忘れてしまう

特に好きな人の記憶をなくしてしまうというのは切ないです。

それから瀧と三葉は“何か”を探すようになり、それがタイトルである「君の名は。」(2016)に繋がります。

圧倒的な映像美

ティアマト彗星:©︎東宝

新海誠監督といえば美しい風景描写が特徴的です。

その圧倒的映像美は日本アニメーション界No.1といっても過言ではありません。

これほどの美しい画は新海誠監督でしか生み出せないでしょう。

『君の名は。』(2016)は彗星の描写から始まるのですが、その映像がとても美しくすぐに惹き込まれてしまいます。

もちろんそれだけではありません。

空や糸守だって美しい。

おそらく世界中の人々も新海誠監督の映像美に惚れ惚れとし、息をのんだに違いありません。

新海誠監督の映像美を見ないなんて損です。

RADWIMPSの楽曲

『君の名は。』(2016)の楽曲を人気バンドであるRADWIMPSが担当したことでも話題になりました。

RADWIMPSが楽曲の依頼を受けた時、「新たな挑戦を求めていた」ということで応じ、制作初期から作品に携わっていたそうです。

採用された主題歌は以下の4曲。

・夢灯篭

・前前前世

・スパークル

・なんでもないや

中でも「前前前世」は欠かすことができない名曲です。

これらの主題歌などを収録したアルバム「君の名は。」を発売し、オリコン週間アルバムランキングで2週連続1位を獲得しました。

さらにRADWIMPSは第40回日本アカデミー賞で最優秀音楽賞を受賞しました。

『君の名は。』(2016)の世界観にあった楽曲と曲の完成度の高さはさすがRADWIMPSといったところ。

RADWIMPSの提供した素晴らしい楽曲が『君の名は。』(2016)の作品の魅力をさらに上げてくれました。

『君の名は。』の評価

君の名は。タイトル:©︎東宝

『君の名は。』は日本でも話題となり、新海誠監督作品の中でも最高のヒットを記録する作品となりました。

日本と世界の興行収入やレビューサイトの評価は冒頭でも述べた通りです。

まさに評価に値する名作になっていると思います。

そして、日本が誇るアニメーションで世界的な評価を受けることができたということが嬉しいです。

実際に海外の反応にはどのようなものがあるのかまとめました。

海外の反応

https://twitter.com/Sanxyraa/status/1069808520697184256

実際に海外の反応を観てみると、美しい映像アニメーションを高く評価する声が観られました。

また、「物語の内容を今ひとつ理解できなかった」という声もあり、このような点は日本の視聴者と感覚として相違はないという印象を受けます。

何よりも、

・日本映画として史上最高の興行収入となったこと。

・世界125の国と地域で海外配給がされたこと。

という状況からも本作の評価は明らかでしょう。

おわりに

ティアマト彗星を見る瀧:©︎東宝

2016年に公開され、日本中を席巻した『君の名は。』(2016)。

実は『君の名は。』(2016)の起点は東日本大震災で被害を受けた宮城県名取市を訪れた時だと新海誠監督はインタビューで答えています。

そう言われると震災とリンクしているのではないかという場面がいろいろと出てきます。

もしかしたら「君の名は。」というのは“忘れてはならない震災にあった犠牲者の名前”という意味もあるのかもしれません。

いずれにせよ、『君の名は。』(2016)が、ただ単のエンターテイメント作品ではなく、人の心に強いメッセージを訴える深い作品であることは間違いなさそうです。

他にもアニメーション映画の人気作品を紹介していますので、気になった方はチェックしてみてください。

溜まったストレスを浄化してくれる感動映画のおすすめも紹介していますので、合わせてチェックしてみてください。

一度は観ておきたい人気の邦画のおすすめランキングはこちら↓

おすすめの記事