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実写版映画『美女と野獣』(2017)の主題歌と評価を解説【あらすじ、感想、ネタバレあり】

ディズニーの名作アニメーション映画を実写化した『美女と野獣』(2017)。

2017年に公開され、興行収入は124億円を突破。

2017年のNo.1ヒット作となり、日本国内で公開されたミュージカル映画で歴代1位を記録しました。

主演には『ハリー・ポッター』シリーズで知られるエマ・ワトソンが抜擢されています。

内面の美しさに惹かれあったベルと野獣の恋の行方は?

ディズニー不朽の名作が華麗に蘇った『美女と野獣』(2017)について、あらすじと感想、作品の魅力をネタバレを交えて紹介していきます!

『美女と野獣』(2017)の作品情報とキャスト


美女と野獣 (吹替版)

作品情報

原題:Beauty and the Beast
公開年:2017年
製作国:アメリカ
上映時間:129分
ジャンル:ミュージカル、ラブロマンス

監督とキャスト

監督:ビル・コンドン
代表作:『地獄のシスター 』(1987)『ゴッド・アンド・モンスター』(1998)

出演者:エマ・ワトソン/吹替:昆夏美(ベル)
代表作:『ハリー・ポッター』シリーズ『ウォールフラワー』(2012)

出演者:ダン・スティーヴンス/吹替:山崎育三郎(野獣)
代表作:『ザ・ゲスト』(2014)『ナイト ミュージアム/エジプト王の秘密』(2014)

『美女と野獣』(2017)のあらすじ

ダンスをするベルと野獣:©︎WDSMP

魔女に呪いをかけられた王子は野獣に姿を変えられ、家来たちは家具に姿を変えられてしまう。

城の近くにある村では、父モーリスと暮らすベルという女性がいた。

ある日、オルゴールを売りに出かけたモーリスは森の中で迷ってしまい、野獣に囚われてしまう。

モーリスを助けに城まで行ったベルはそこで初めて野獣に出会った。

初めは反発し合うベルと野獣であったが、しだいに心を開き、惹かれあっていく。

しかし、ベルを自分のものにするため野獣を排除しようと城を襲うガストン。

ベルと野獣の運命は……。

『美女と野獣』(2017)の3つの見どころ

ベルを演じるエマ・ワトソン:©︎WDSMP

見どころ①:ベルと野獣の恋

『美女と野獣』(2017)はベルと野獣の恋物語です。

外見にとらわれない、内面の優しさと美しさに惹かれあった二人。

「本当に大切なものは目に見えない」という言葉を思い出します。

見どころ②:巨匠アラン・メンケンによる音楽

アラン・メンケンは舞台音楽とディズニーの映画音楽で特に知られる巨匠。

アカデミー作曲賞、アカデミー歌曲賞各4回、計8回アカデミー賞を受賞しており、他にも様々な賞を受賞しています。

そんなアラン・メンケンによって彩られた音楽が魅力的。

見どころ③:個性豊かなキャラクター

ベルと野獣をはじめ、ユニークなキャラクターがそろっています。

家具に姿を変えられてしまった家来たち、二人の仲を切り裂こうとするガストン……。

家来たちのおもしろい掛け合いが見どころです。

【ネタバレあり】『美女と野獣』(2017)の感想

ベルと野獣:©︎WDSMP

ベルと野獣の真実の愛に感動

『美女と野獣』(2017)はベルと野獣の真実の愛がメインになっているお話です。

魔女の呪いによって醜い野獣に姿を変えられてしまった王子。

しかし、醜い野獣という外見にとらわれず、彼の内面の美しさと優しさに惹かれていくベルの姿は「本当に大切なものは目に見えない」という『星の王子様』の名言を思い出します。

私たちは人を見かけで判断してしまうことがあるのではないでしょうか。

容姿が美しいから人間的に美しいとは限りません。

それを表している登場人物がガストンです。

ガストンは容姿が良く女性からモテるのですが、心は汚い。

そんなガストンに求婚をされたベルは断固として拒否。

ベルは外見の美しさではなく、心の美しさが大切だと分かっていたのです。

真実の愛をつかむためには外見よりも中身に目を向ける。

もちろん見かけも大切ではあるのですが、それ以上に大切なものは“目に見えない”のだということを『美女と野獣』(2017)は教えてくれます。

楽しいミュージカル

ベルと野獣のラブロマンスになっている『美女と野獣』(2017)ですが、心躍る楽しいミュージカルにもなっています。

冒頭でベルが登場するシーン、家具に姿を変えられた家来たちがベルを食事に招くシーン、ベルと野獣のダンスシーン、ラストのダンスシーン……。

なかでも家来たちがベルを食事に招くシーンはディズニーらしい最高のショーになっています。

まるでディズニーランドのショーを見ているかのよう!

そしてベルと野獣のダンスシーンはとても印象に残る素敵なシーンとなっています。

愛し合うベルと野獣の美しい踊りにご注目。

美しい映像

野獣や城、家具になった家来などCGで構成されていますが、とても美しい映像となっています。

特に違和感もなく、まるで本物のよう。

技術レベルの高さに驚きと感動です。

ちなみに撮影秘話として野獣を演じたダン・スティーヴンスは、CG加工をするためにぼってりしたグレーのスーツと鋼鉄製の竹馬を着用して撮影に臨んだそう。

さらに野獣役の撮影では、VFXの特殊メイクのため全シーンを二回撮影しているとか。

スタッフや俳優の努力によってあの美しい映像が撮られたというわけです。

ロマンティックなストーリー、楽しい音楽だけでなく、美しい映像も必見。

『美女と野獣』(2017)の主題歌

家具に変えられた家来たち:©︎WDSMP

アラン・メンケンとは?

アラン・メンケンはアメリカのミュージカル音楽および映画音楽の作曲家で、舞台音楽とディズニー映画の音楽で特に有名。

『美女と野獣』(1991年)、『アラジン』(1992年)、『ポカホンタス』(1995年)でそれぞれアカデミー賞2部門を受賞しています。

アカデミー作曲賞、アカデミー歌曲賞各4回、計8回アカデミー賞を受賞しており、さらにグラミー賞11回のほか、トニー賞など様々な賞を受賞しているというまさにレジェンド。

『美女と野獣』(2017)でもアラン・メンケンによる華麗な音楽に彩られました。

主題歌にアリアナ・グランデ&ジョン・レジェンド

主題歌である『ビューティー・アンド・ザ・ビースト〜美女と野獣~』はアラン・メンケンとハワード・アッシュマンが作曲しています。

この曲は1992年にアカデミー歌曲賞とゴールデングローブ賞主題歌賞を受賞し、1993年に2つのグラミー賞を受賞しました。

様々な賞を受賞しているだけにとても素晴らしく、美しい楽曲。

『美女と野獣』(2017)ではアリアナ・グランデとジョン・レジェンドにより、名曲が蘇りました。

二人の美しい歌声も合わさり、何度でも聞きたくなる楽曲に仕上がっています。

聞き惚れること間違いなしの名曲。

素敵な曲なのでぜひ聞いてみてください。

『美女と野獣』(2017)のアニメと実写版の違いを解説

ベルとガストン:©︎WDSMP

『美女と野獣』(2017)は1991年に製作されたディズニーの長編アニメーション映画を実写化したリメイク作品です。

リメイクした実写版と原作のアニメ版では違いが。

実写版ではベルを中心にキャラクターの背景がより詳しく語られているという印象。

キャラクターの背景を語ることによって、より感情移入をしやすくしたのかもしれません。

それではその違いをいくつか紹介していきます。

実写版は上演時間が長い

実写版の上映時間は129分。

アニメ版の上映時間は84分。

実写版のほうが45分長いことになります。

実写版ではベルの母親について語られる

アニメ版では一切登場しなかったベルの母親について、実写版では登場するシーンがありました。

ベルは魔法の力で過去に戻り、母親に何が起こったのか、母が亡くなった理由を知ることになります。

実写版では王子の詳細が描かれた

アニメ版はすでに野獣に変わった姿だけでしたが、実写版では野獣になる前の王子が描かれています。

さらにアニメ版では野獣の母親について描かれていませんでしたが、実写版では王子が少年時代に母親を亡くしているという過去が明らかに。

母の死をきっかけに、父との間にわだかまりができた王子は心に傷を負い、冷たい青年になってしまった背景も語られています。

実写版ではガストンの背景が語られている

アニメ版のガストンは小さな街の乱暴者。

狩りの名人で女性にも人気がある町の英雄というだけの設定でしたが、実写版では最近戦争から戻ってきたばかりのキャプテンという設定になっています。

実写版では魔女が重要キャラになっている

アニメ版では物語冒頭にしか登場しませんが、実写版では重要な人物としてキーとなる場面で登場しています。

実写版では野獣の角が後ろ向き

アニメ版の野獣の角は前向きですが、実写版では後ろ向きになっています。

その理由はあの長さの角で前向きだったら、エマ・ワトソンの目に突き刺さってしまうからだそう。

『美女と野獣』(2017)の評価

ベルと父モーリス:©︎WDSMP

『美女と野獣』(2017)はどのような評価がなされているのでしょうか。

映画レビューサイトの声を見てみましょう。

・「ディズニーの世界観が最高」
・「セットもCGも全部美しくて、本当にすごい」
・「再現度が高くて、全てが綺麗」

『美女と野獣』(2017)を高く評価する声が多数!

さらに映画レビューサイトの点数でも4.0と高評価です。

その高評価を裏付けるように2017年のダントツのNo.1ヒット作となり、興行収入は124億円を突破しました。

賞ではMTVムービー・アワードで作品賞、エマ・ワトソンが演技賞を受賞しています。

映像技術、音楽、演技、脚本、全ての面で高いレベルを見せてくれた『美女と野獣』(2017)はディズニー好きじゃなくても、高い満足感が得られる作品。

観ないと絶対に損です。

おわりに

ベルと王子:©︎WDSMP

世界中で大ヒットを記録した『美女と野獣』(2017)。

内面の美しさに惹かれあうベルと野獣の恋は本当に素敵です。

美しい映像と美しい音楽に彩られたディズニー不朽の名作。

これからも世代を超え、名作として語り継がれていくでしょう。

本作の他にもラブロマンス映画を紹介しているので、チェックしみてください。

ミュージカル映画が気になる方はこちら。

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