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【徹底解説】『X-MEN アポカリプス』(2016)の考察と結末、登場する能力や評価とは?

『X-MEN アポカリプス』(2016)はX-MENシリーズでいちばん楽しく観られること間違いなし!

おなじみの「学園」メンバーの登場、ウルヴァリン(演:ヒュー・ジャックマン)のゲスト出演など見どころ盛りだくさんの娯楽作。

ヒット作『X-MEN:フューチャー&パスト』(2014)の続編でもあります。

ここからは『X-MEN アポカリプス』(2016)の、キャラクター・キャストの紹介、感想と考察、続編への伏線時系列、強敵 アポカリプスの能力とは?などをネタバレありで解説します!

【『X-MEN アポカリプス』(2016)の評価】

項目 評価 点数
知名度 ★★★★☆ 80点
配役/キャスト ★★★★★ 100点
ストーリー ★★★★☆ 75点
物語の抑揚 ★★★★★ 90点
エンタメ度 ★★★★★ 90点
感動のラスト! ★★★★★ 100点
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『X-MEN アポカリプス』(2016)の作品情報


X-MEN:アポカリプス [AmazonDVDコレクション] [Blu-ray]

製作年 2016年
原題 X-Men:Apocalypse
製作国 アメリカ
上映時間 144分
ジャンル アクション
監督 ブライアン・シンガー
脚本 サイモン・キンバーグ
主要キャスト ジェームズ・マカヴォイ(チャールズ・エグゼビア/プロフェッサーX)/日本語吹替:内田夕夜

マイケル・ファスベンダー(エリック・レーンシャー/マグニートー)/日本語吹替:三木眞一郎

ジェニファー・ローレンス(レイヴン・ダークホルム/ミスティーク)/日本語吹替:牛田裕子

オスカー・アイザック(エン・サバ・ヌール/アポカリプス)/日本語吹替:松平健

ニコラス・ホルト(ハンク・マッコイ/ビースト)/日本語吹替:浅沼晋太郎

『X-MEN アポカリプス』(2016)の概要

アポカリプス:© 2016 - Twentieth Century Fox

ついに「恵まれし子らの学園」が上手く軌道に乗り始めたプロフェッサーX

ミスティーク(レイヴン)はミュータントの英雄として崇められるようになった一方で、いまも裏社会でミュータントを救っていた。

因縁の地 ポーランドでささやかな結婚生活を送っていたマグニートー

分かれて過ごしていた友人たちは、復活した邪悪なミュータントの始祖 アポカリプスがもたらそうとする世界の崩壊をきっかけに、再会することに。

『X-MEN アポカリプス』(2016)のキャスト・登場人物(キャラクター)の解説

ジーン、ナイトクローラー、スコット(サイクロップス) :© 2016 - Twentieth Century Fox

ここでは、本作『X-MEN アポカリプス』(2016)で初登場したキャラクターをご紹介します。

シリーズですでに登場しているキャラクターについては、これまでの作品の記事をご参照ください。

下記の登場人物については、新4部作の1作目『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』(2011)の記事をご覧ください。

『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』(2011)から登場しているキャラクター
チャールズ・エグゼビア/プロフェッサーX(演:ジェームズ・マカヴォイ)日本語吹替:内田夕夜
エリック・レーンシャー/マグニートー(演:マイケル・ファスベンダー)日本語吹替:三木眞一郎
レイヴン・ダークホルム/ミスティーク(演:ジェニファー・ローレンス)日本語吹替:牛田裕子
ハンク・マッコイ/ビースト(演:ニコラス・ホルト)日本語吹替:浅沼晋太郎
アレックス・サマーズ/ハボック(演:ルーカス・ティル)日本語吹替:鶴岡聡
モイラ・マクタガート(演:ローズ・バーン)日本語吹替:桑島法子

下記の登場人物については、新4部作の2作目『X-MEN:フューチャー&パスト』(2014)の記事をご覧ください。

『X-MEN:フューチャー&パスト』(2014)から登場しているキャラクター
ピーター・マキシモフ/クイックシルバー(演:エヴァン・ピーターズ)日本語吹替:吉野裕行
ウィリアム・ストライカー(演:ジョシュ・ヘルマン)日本語吹替:高橋広樹

それでは、『X-MEN アポカリプス』(2016)で初登場したキャラクター、および本作にゲスト出演しているウルヴァリンについて、下記の順にご紹介します。

『X-MEN アポカリプス』(2016)のキャスト・登場人物(キャラクター)
①ジーン・グレイ(演:ソフィー・ターナー)日本語吹替:能登麻美子
②スコット・サマーズ/サイクロップス(演:タイ・シェリダン)日本語吹替:木村良平
③カート・ワグナー/ナイトクローラー(演:コディ・スミット=マクフィー)日本語吹替:内山昂輝
④ジュビリー(演:ラナ・コンドル)日本語吹替:下山田綾華
⑤エン・サバ・ヌール/アポカリプス(演:オスカー・アイザック)日本語吹替:松平健
⑥オロロ・マンロー/ストーム(演:アレクサンドラ・シップ)日本語吹替:志田有彩
⑦エリザベス・ブラドック/サイロック(演:オリヴィア・マン)日本語吹替:東條加那子
⑧ウォーレン・ワージントン三世/エンジェル(演:ベン・ハーディ)日本語吹替:濱野大輝
⑨キャリバン(演:トーマス・レマルキス)日本語吹替:烏丸祐一
⑩ローガン/ウルヴァリン/ウェポンX(演:ヒュー・ジャックマン)

それでは見ていきましょう。

ジーン・グレイ(演:ソフィー・ターナー)日本語吹替:能登麻美子

ジーン :© 2016 - Twentieth Century Fox

“恵まれし子らの学園”の生徒

サイコキネシステレパシーの能力があるミュータント。

強すぎる能力のためほかの生徒から怖がられ避けられており、ジーンも自分の力を怖がっています。

「暗黒の力が、私の中で増大している」

「誰かを傷つけるのが怖い」

――ジーン

本作『X-MEN アポカリプス』(2016)ではアポカリプスの復活を感知し、予知夢にうなされる場面も。

またラストでは能力が覚醒しアポカリプスを倒しました。

ジーン・グレイを演じたソフィー・ターナーは、ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』のサンサ・スターク役でブレイク。

スコット・サマーズ/サイクロップス(演:タイ・シェリダン)日本語吹替:木村良平

スコット(サイクロップス) :© 2016 - Twentieth Century Fox

“恵まれし子らの学園”の生徒。

初代X-MENメンバー アレックス・サマーズ(ハヴォック)の弟

目からオプティックブラスト(※)を出せるミュータント。

(※赤い破壊光線。

サイクロップスの目からは、異次元のエネルギー オプティックブラストが常時出ており、バイザーやサングラスで遮断しないと目を開けられません。)

本作『X-MEN アポカリプス』(2016)序盤で能力が発現し学園に入学、ジーンと出会います

本作ではハンクが開発した“ルビー・クォーツ・レンズ”のサングラスを装着。

サイクロップスを演じたタイ・シェリダンは、スピルバーグ監督のヒット作『レディ・プレイヤー1』(2018)で主演。

ジーンとサイクロップスは、旧3部作でも登場していたキャラクター(※ただし別のタイムラインの人物)なので、こちらの記事も参考にしてみてください。

ウルヴァリンも絡んだ三角関係が特に有名です。

カート・ワグナー/ナイトクローラー(演:コディ・スミット=マクフィー)日本語吹替:内山昂輝

ナイトクローラー :© 2016 - Twentieth Century Fox

瞬間移動能力をもつミュータント。

ミュンヘン・サーカス出身、敬虔なカトリック教徒であり、善良な性格が特徴。

捕まっていた闘技場でミスティークに助けられ、X-MENの協力者に。

本作ラストでは学園に留まり、今後はX-MENの一員として活動することに。

ナイトクローラーを演じたコディ・スミット=マクフィーは『モールス』(2010)、『猿の惑星: 新世紀』(2014)などに出演。

主演作『スロウ・ウエスト』(2015)ではマイケル・ファスベンダーと共演。

カート・ワグナー(ナイトクローラー)は旧3部作のうち、『X-MEN2』(2003)に登場していたキャラクター(※ただし別のタイムラインの人物)。

こちらの記事も参考にしてみてください。

ジュビリー(演:ラナ・コンドル)日本語吹替:下山田綾華

ジュビリー :© 2016 - Twentieth Century Fox

“恵まれし子らの学園”の生徒

火花を作り出せるミュータント。

旧3部作でのジュビリーはごくわずかなカメオ出演のみだったので、セリフのあるちゃんとした登場は本作『X-MEN アポカリプス』(2016)が初

学園ではジーンやサイクロップスと友人なようで、ナイトクローラーを連れて出掛けるシーンがありました。

ジュビリーを演じたラナ・コンドルは、Netflixの映画シリーズ『好きだった君へのラブレター』の主人公役で有名。

エン・サバ・ヌール/アポカリプス(演:オスカー・アイザック)日本語吹替:松平健

アポカリプス :© 2016 - Twentieth Century Fox

本作『X-MEN アポカリプス』(2016)のメインヴィラン

地球上で最初に誕生したミュータント

紀元前8000年のエジプトで生まれ、ピラミッド建設(※実際の歴史では紀元前2000年前後)など支配的に活動。

紀元前3600年に、次のミュータントに“魂を移す儀式”の最中にクーデターを起こされがれきに埋もれ、それから数千年間眠っていた様子。

本作で、モイラのエジプトでの捜査がきっかけで復活

アポカリプスを演じたオスカー・アイザックは、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(2015)からの三部作のポー・ダメロン役で一躍スター俳優に。

『エクス・マキナ』(2015)、『インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌』(2013)などへの出演でも知られています。

オロロ・マンロー/ストーム(演:アレクサンドラ・シップ)日本語吹替:志田有彩

ストーム :© 2016 - Twentieth Century Fox

本作ではアポカリプスの部下 フォーホースメンの1人。

天気を操れるミュータント。

もともとはエジプトで窃盗集団を仕切っていたリーダーで、ミスティークを英雄視し憧れています。

本作の最終決戦の途中からは戦いの悲惨さに動揺し、X-MEN側に加勢

ストームは、旧3部作では最初からX-MENのメンバーとして登場。(※別のタイムラインでの経歴になります。)

ストームを演じたアレクサンドラ・シップは、『ストレイト・アウタ・コンプトン』(2015)などに出演。

エリザベス・ブラドック/サイロック(演:オリヴィア・マン)日本語吹替:東條加那子

サイロック :© 2016 - Twentieth Century Fox

アポカリプスの部下 フォーホースメンの1人。

サイキックエネルギーを操るミュータント。

エネルギーで生成した剣やムチを使うほか、通常の剣も使用。

もとは、闇商人 キャリバンの用心棒として登場しました。

本作ラストでどこかへ逃亡していったサイロックは、このあと映画シリーズに登場せず、消息不明です。

旧3部作でのサイロックは『X-MEN:ファイナル ディシジョン』(2006)でのわずかなカメオ出演のみだったので、ちゃんとした登場は本作『X-MEN アポカリプス』(2016)が初

サイロックを演じたオリヴィア・マンは、『ザ・プレデター』(2018)などに出演。

ウォーレン・ワージントン三世/エンジェル(演:ベン・ハーディ)日本語吹替:濱野大輝

エンジェル :© 2016 - Twentieth Century Fox

アポカリプスの部下 フォーホースメンの1人。

東ベルリンの闘技場のシーンで登場し、ナイトクローラーとのバトルで翼を傷つけられ閉じこもって酒浸りに。

その後アポカリプスに翼を改造され手下になりましたが、最終決戦で戦闘機とともに墜落。

エンジェルを演じたベン・ハーディは、大ヒットしたQueenの伝記映画『ボヘミアン・ラプソディ』(2018)のロジャー・テイラー役が有名。

ウォーレン・ワージントン三世(エンジェル)は旧3部作のうち、『X-MEN:ファイナル ディシジョン』(2006)に登場していたキャラクター(※ただし別のタイムラインの人物)。

旧タイムラインではかなりプロフィールが違います

キャリバン(演:トーマス・レマルキス)日本語吹替:烏丸祐一

キャリバン :© 2016 - Twentieth Century Fox

ミュータントの居場所を特定できる能力をもつミュータント。

本作のキャリバンは、ミュータント向けの闇商人として登場。

自分のことを「キャリバン」と言うのが特徴。

キャリバンは、ウルヴァリン、プロフェッサーXとともに『LOGAN/ローガン』(2017)に登場します。

ローガン/ウルヴァリン/ウェポンX(演:ヒュー・ジャックマン)

ジーンとウルヴァリン :© 2016 - Twentieth Century Fox

ヒーリングファクターとアダマンチウム骨格が特徴のミュータントであり、旧3部作の事実上の主人公

また前作『X-MEN:フューチャー&パスト』(2014)でタイムトラベルし、この新タイムラインを作り出した人物。

本作で登場したウルヴァリンは、『フューチャー&パスト』過去シーンのウルヴァリンのその後です。

ストライカーに捕まってアルカリ湖の基地で改造されており、すでにアダマンチウム骨格に。

本作ではジーンが檻を開け、監禁されていたウルヴァリンを逃がします。

そしてジーン、 サイクロップス、ナイトクローラーと遭遇。

ジーンによって記憶の一部を得たあと、施設の外に逃げていきました。

「過去の一部を返してあげたの。私が集められた記憶を」

――ジーン

以上『X-MEN アポカリプス』(2016)のキャスト・登場人物(キャラクター)の解説でした。

【過去最強】『X-MEN アポカリプス』(2016)のヴィラン、アポカリプスとは何者?能力や特徴を解説

アポカリプスとホースメン :© 2016 - Twentieth Century Fox

ここからは、本作『X-MEN アポカリプス』(2016)のメインヴィランであるアポカリプスについて解説します。

①アポカリプスは何者なのかを解説
②アポカリプスの能力や特徴を解説

それでは見ていきましょう。

アポカリプスは何者なのかを解説

地球上で最初に誕生したミュータント、ヴィラン。

紀元前数千年前に生まれています。

世界を支配し破滅させる存在であり、聖書の黙示録(※)が元ネタです。

(※破滅的な災害が起こって世界が終わり、新たな世界がもたらされる、という内容)

アポカリプスの別名「エン・サバ・ヌール」は、“第一の者”という意味。

「教団の名は“アッシュール・エン・サバ・ヌール”。古代にいた“第一の者”の名を取って」

「最初のミュータントよ」

「この教団は最初のミュータントは何万年も前に生まれ、彼が復活すると信じている」

「“生きてる”というより魂を体から体に移せるとか。死が近づくと他の者に乗り移る。

ミュータントに乗り移ればそのたび能力が蓄積される」

「彼が支配する世界は必ず災害や戦争で滅んできた。それはまさに黙示録よ」

――モイラ

アポカリプスの能力や特徴を解説

アポカリプスの能力は、以下の通り。

テレポート

テレキネシス

砂を凶器にしたり、敵を地面に埋める、ピラミッドの建設。

物質変換能力(分子レベルでの操作)

エンジェルの翼の改造など。

精神操作

プロフェッサーXを通してセレブロを使用。

テレパスの遮断

誘拐したプロフェッサーXのテレパスを遮断。

防御シールドを張る能力

最終決戦で使用。

超スピードへの適応能力

最終決戦でクイックシルバーの動きを把握。

ヒーリングファクター

ミュータントに能力を与える能力、ミュータントの能力を増強する能力

フォーホースメンとプロフェッサーXに対して使用。

ほかのミュータントに魂を移すことで、これまでの能力を維持したまま新たにそのミュータントの能力を獲得

アポカリプスの魂を移す儀式。

これはピラミッド内部で行います。

アポカリプスはほとんどなんでもできますが、プロフェッサーXの能力(最も高度なテレパス)は持っていなかったようで、本作では乗り移る対象としてプロフェッサーXが選ばれました。

以上『X-MEN アポカリプス』(2016)のヴィラン、アポカリプスについての解説でした。

『X-MEN アポカリプス』(2016)の感想と考察

クイックシルバー :© 2016 - Twentieth Century Fox

『X-MEN アポカリプス』(2016)の感想と本作のテーマの考察をご紹介します。

『X-MEN アポカリプス』(2016)の感想

まずは、『X-MEN アポカリプス』(2016)の感想を4つご紹介します。

『X-MEN アポカリプス』(2016)の感想
①プロフェッサーXが髪を失った原因が判明?!
②クイックシルバーの父親への思いが切ない!
③マグニートーが味方に&ジーンの覚醒が泣ける!
④『ファースト・ジェネレーション』のモイラが再登場

それでは見ていきましょう。

プロフェッサーXが髪を失った原因が判明?!

講義中のプロフェッサーX :© 2016 - Twentieth Century Fox

本作『X-MEN アポカリプス』(2016)には、プロフェッサーXの髪がなくなる瞬間のシーンがあります。

気になる方は必見!

またこれは新タイムラインでの出来事なので、旧3部作で同じ事があったのかは不明なまま。

クイックシルバーの父親への思いが切ない!

クイックシルバー :© 2016 - Twentieth Century Fox

本作『X-MEN アポカリプス』(2016)では、クイックシルバーがコミックと同様マグニートーの実の息子であるという設定が確定。

また普段飄々としているピーターの繊細な心の内を知れる展開がたくさんありました。

せっかく10年ぶりに再会できた実の父親のマグニートーに結局「息子だ」と言えなかったり、前作『X-MEN:フューチャー&パスト』(2014)でこっそりもらっていたプロフェッサーXの名刺を10年間大事に持っていたことが分かったりと、人間的な魅力が倍増。

「俺が生まれる前に母さんを捨てた」

「今週テレビで彼を見てあの屋敷まで会いに行った。でも俺が着いた時は、また手遅れ。

速く動けるのにいつも間に合わない」

――クイックシルバー

また、前作『X-MEN:フューチャー&パスト』に引き続きスローモーションのシーンもあり学園の爆発からその場にいた大勢を救助。

クイックシルバーがあのとき偶然来なければ、本作で学園メンバーはほぼ全滅してしまっていた……という大貢献。

そのうえ学園の関係者や生徒をほぼ全員(アレックス(ハボック)以外)助けたのに誰からも感謝されないどころかアレックスを見逃したことを少し責められ気味という辛さが本当にかわいそうです。

人助けをしても他の人が感知できない瞬間の出来事なので感謝されることもなく、ピーター本人も恩着せがましくは振る舞えない性格なのでこうなってしまうようで、報われてこなかった人生が感じられてかなり切ない場面に。

マグニートーが味方に&ジーンの覚醒が泣ける!

ジーン :© 2016 - Twentieth Century Fox

本作『X-MEN アポカリプス』(2016)の最終決戦は、X-MENシリーズでも最も盛り上がる熱い展開に!

仲間を思い、X-MENに急遽味方するマグニートーが鉄骨で“X”を作りアポカリプスを止めるシーンや、ジーンの強烈な覚醒シーンなど、クライマックスが何重にもある見ごたえのあるバトルシーンでした。

とくにジーンやマグニートーの、これまでのシリーズでの経緯を知っているとカタルシスで泣けます

『ファースト・ジェネレーション』のモイラが再登場

モイラ :© 2016 - Twentieth Century Fox

本作『X-MEN アポカリプス』(2016)で、『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』(2011)での思い出をだいぶ引き摺っていたことが判明したプロフェッサーX。

「キューバの浜辺」のことを全然忘れていなかったプロフェッサーXは、本作ラストでなんとモイラの記憶を回復させることに。

記憶を消してしまったことを申し訳なく思っていたようです。

以上『X-MEN アポカリプス』(2016)の感想でした。

『X-MEN アポカリプス』(2016)の考察

『X-MEN アポカリプス』(2016)の考察を2つご紹介します。

『X-MEN アポカリプス』(2016)の考察
①旧3部作の主要キャラが新キャストで登場
②マグニートーがついにX-MENに協力

それでは見ていきましょう。

旧3部作の主要キャラが新キャストで登場

本作『X-MEN アポカリプス』(2016)は、旧3部作のメインメンバー学生時代という設定で再登場することが最重要ポイント!

とくにジーン、サイクロップス、ストームが本作から新シリーズに参加し、これこそX-MENシリーズ!という顔ぶれが揃います。

マグニートーがついにX-MENに協力

マグニートー :© 2016 - Twentieth Century Fox

これまでの旧シリーズ~本作に至るまでの長いX-MENシリーズの歴史のなかで、初めてマグニートーがX-MENを途中で裏切ったりせず最後にちゃんと味方につくという快挙を達成!

『X-MEN:フューチャー&パスト』(2014)で行われた歴史改変によって、マグニートーの生き方にも変化があったのかもしれません。

しかし特にテロリストまがいのことをしている旧3部作の時代設定は2000年代なので、本作の時期(1980年代)はもともとこんな感じだったという可能性もなくはないです。

以上『X-MEN アポカリプス』(2016)の考察でした。

『X-MEN アポカリプス』(2016)の時系列・順番!続編やシリーズとしての位置づけは?

ミスティーク、モイラ、プロフェッサーX、アレックス(ハヴォック)、ハンク :© 2016 - Twentieth Century Fox

『X-MEN アポカリプス』(2016)は、X-MENシリーズ 9作目

ここからは、順番やタイムラインについて、下記の3つに分けてご紹介します。

①『X-MEN アポカリプス』(2016)の時系列や順番とは?
②『X-MEN アポカリプス』(2016)の続編は?
③『X-MEN アポカリプス』(2016)を観る前に観るべき作品は?

それでは見ていきましょう。

『X-MEN アポカリプス』(2016)の時系列や順番とは?

本作『X-MEN アポカリプス』(2016)の舞台は1983年

前作『X-MEN:フューチャー&パスト』(2014)の過去パートから10年後のストーリーです。

タイムラインとしては、新タイムライン(※)の出来事。

(※X-MENシリーズは、2つのタイムラインに分岐し、パラレルワールドのようになっています。)

なので、本作と、おなじみの旧3部作のストーリーは別のタイムライン。

本作で描かれた80年代のあとに、旧3部作の出来事につながるわけではありません

『X-MEN アポカリプス』(2016)は、新4部作のうちの3作目。

新4部作
①『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』(2011)
②『X-MEN:フューチャー&パスト』(2014)
『X-MEN:アポカリプス』(2016)
④『X-MEN:ダーク・フェニックス』(2019)

本作でもストライカーの基地があった“アルカリ湖”は、X-MENシリーズのなかでもかなりポイントとなる場所。

“アルカリ湖”といえば、基本的にはミュータントの敵 ストライカーの拠点であり、ウルヴァリン改造を行った施設として有名。

『X-MEN2』(2003)、『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』(2009)の重要舞台でもあります。

『X-MEN アポカリプス』(2016)の続編は?

『X-MEN アポカリプス』(2016)の続編は、『X-MEN:ダーク・フェニックス』(2019)。

本作からおよそ10年後が描かれ、X-MENは戦闘任務を開始しています。

タイトルの“ダーク・フェニックス”のとおり、ジーンの闇落ちがメインとなるストーリー。

劇場公開順では、『X-MEN アポカリプス』(2016)の次に公開されたのは、ウルヴァリンのスピンオフ3作目『LOGAN/ローガン』(2017)。

こちらは新4部作の2作目『X-MEN:フューチャー&パスト』(2014)の未来シーンの続編です。

『X-MEN アポカリプス』(2016)を観る前に観るべき作品は?

『X-MEN アポカリプス』(2016)は、伏線回収要素はあまりないので、本作単体で鑑賞しても楽しめる作品になっています。

「シリーズからどれか選んで予習しておきたい」という方に向けて、下記の2作をおすすめしておきます。

『X-MEN:ファイナル ディシジョン』(2006)

本作で若かりし姿で待望の再登場を果たしたX-MEN主要メンバーの、もともとの姿をチェックしておきたい方には『X-MEN:ファイナル ディシジョン』(2006)がおすすめ。

『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』(2011)

本作のキーポイントの1つ、プロフェッサーXとモイラの恋の始まりをチェックしておきたい方は『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』(2011)がおすすめ。

以上『X-MEN アポカリプス』(2016)の順番や時系列の解説でした。

『X-MEN アポカリプス』(2016)が意味不明・矛盾していると言われる理由、疑問や伏線を解説

ミスティーク(レイヴン) :© 2016 - Twentieth Century Fox

『X-MEN アポカリプス』(2016)の疑問、伏線を下記の順にご紹介します。

『X-MEN アポカリプス』(2016)の疑問や伏線を解説
解説①:「エン・サバ・ヌール(アポカリプス)」が復活した理由や目的とは?
解説②:アポカリプスの配下「黙示録の四騎士」として選ばれるのは誰?
解説③:ジーンが悪夢にうなされる理由とは?
解説④:平和に暮らすマグニートーがアポカリプスの仲間になるのはなぜ?
解説⑤:世界中の核兵器が宇宙に放出されるのはなぜ?
解説⑥:ウェポンXとは何者?
解説⑦:アポカリプスと戦うことを決めるのはなぜ?
解説⑧:どのようにしてアポカリプスを倒すのか?倒し方や方法は?
解説⑨:ラストのマグニートーの台詞の意味は?

それでは見ていきましょう。

『X-MEN アポカリプス』(2016)の解説①:「エン・サバ・ヌール(アポカリプス)」が復活した理由や目的とは?

アポカリプス :© 2016 - Twentieth Century Fox

本作でのアポカリプスについて、下記の2つのポイントを解説します。

①アポカリプスはなぜ長い眠りにつき、どのようにして復活するのか?
②アポカリプスの目的は?「黙示録の四騎士」とはなにかを解説

アポカリプスはなぜ長い眠りにつき、どのようにして復活するのか?

アポカリプスが数千年間地下深くで眠っていたのは、クーデターを起こされたことが原因。

紀元前3600年に、ヒーリングファクターをもつあるミュータントへの転移の儀式(魂を移す儀式)を行っていたアポカリプスは、その途中にクーデターを起こされ崩壊したピラミッドに埋もれることに。

ホースメンの1人(デス)がシールドを作ってアポカリプスを守り、がれきに埋もれながらも何とか転移は完了させていました。

本作でアポカリプスが復活したのは、エジプトに調査に行っていたモイラの行動がきっかけ

エジプトでカルト教団を追っていたモイラは、捜査中に偶然、アポカリプスのピラミッド頂上の構造物に日光を当ててしまい、アポカリプスが復活しました。

またアポカリプスを信仰するカルト教団が現れたのは、前作『X-MEN:フューチャー&パスト』(2014)でマグニートーたちが関わった事件がきっかけとのこと。

「1973年にミュータントの存在が知られ、彼らを神の再来とみなすカルト教団ができた。

私はその1つを追ってた。」

――モイラ

アポカリプスの目的は?「黙示録の四騎士」とはなにかを解説

アポカリプスの目的は、世界の破滅を招くこと。

アポカリプスにとっては、それが“正しい支配”と考えているようです。

「彼が支配する世界は必ず災害や戦争で滅んできた。それはまさに黙示録よ」

――モイラ

「四騎士」は、アポカリプスが連れている4人の従者

本作では、「アポカリプスと四騎士が聖書の元ネタになった」という設定でした。

新約聖書における黙示録が、『ヨハネの黙示録』

破滅的な災害が起こって世界が終わり、新たな世界がもたらされる、という内容です。

天使のラッパや蝗害、ハルマゲドン、最後の審判などが有名。

なかでもそこに登場する「黙示録の四騎士」はよく知られています。

それぞれ白い馬、赤い馬、黒い馬、青白い馬に乗っており、疫病、戦争、飢饉、死を象徴する存在。

「彼は必ず4人の従者を連れていて自分の能力を与えています」

――モイラ

「まるで黙示録〈アポカリプス〉の四騎士だな。聖書のパクリだ」

――アレックス

「聖書が盗用したのかも」

――モイラ

『X-MEN アポカリプス』(2016)の解説②:アポカリプスの配下「黙示録の四騎士」として選ばれるのは誰?

本作『X-MEN アポカリプス』(2016)で、四騎士がどのようにアポカリプスと出会ったのかをご紹介します。

「黙示録の四騎士」として選ばれるミュータント一覧
1.オロロ・マンロー/ストーム(天気を操る能力)
2.エリザベス・ブラドック/サイロック(サイキックエネルギーを操る能力)
3.ウォーレン・ワージントン三世/エンジェル(飛行能力)
4.エリック・レーンシャー/マグニートー(磁力を操る能力)

それぞれ見ていきましょう。

1.オロロ・マンロー/ストーム(天気を操る能力)

エジプトの露店で能力を使って窃盗を行っているストームを見つけたアポカリプス。

男たちに捕まりそうになっていたストームを、アポカリプスが助け、その後能力を与えられて手下に。

2.エリザベス・ブラドック/サイロック(サイキックエネルギーを操る能力)

アポカリプスとストームが2人でサイロックを探しに来て、能力を強化され手下に。

3.ウォーレン・ワージントン三世/エンジェル(飛行能力)

翼を傷つけられ酒浸りになっていたところを、アポカリプスに金属の翼に改造され、手下に。

エンジェルのことを紹介したのは、エンジェルの知り合いだったサイロック。

4.エリック・レーンシャー/マグニートー(磁力を操る能力)

製鉄所で復讐しようとしていたところを、アポカリプスに代わりに全職員を殺され、アウシュビッツに連れて行かれて能力を強化され、手下に。

その際にアウシュビッツを完全に破壊。

ちなみに、冒頭の古代エジプトのシーンの、ピラミッド内の儀式のシーンでは、当時の四騎士が登場しています。

『X-MEN アポカリプス』(2016)の解説③:ジーンが悪夢にうなされる理由とは?

ジーンは普段から悪夢に悩まされているようですが、本作『X-MEN アポカリプス』(2016)で見ていた予知夢は、能力によってアポカリプス復活を感知して見た予知夢。

今回はいつもと違う

――プロフェッサーX

「ラボで感知した現象と関係あるかも」

「(今回は)彼女は反応しただけなのかも」

――ハンク

『X-MEN アポカリプス』(2016)の解説④:平和に暮らすマグニートーがアポカリプスの仲間になるのはなぜ?

マグニートーの娘(ニーナ) :© 2016 - Twentieth Century Fox

マグニートーは、穏便に暮らそうと努力していたようですが、アポカリプス復活の際に起きた地震がきっかけで人命救助のために能力を使い指名手配中のミュータントだとバレて、混乱のなかで家族を殺されます

それによってまたヴィラン化し、アポカリプスに同行

「お前が言うように、普通に生きようとした。人間のように。

だが結果は同じだった。奴らはすべてを奪った」

――マグニートー

こうなるまでは、「ヘンリク・グルスキー」という偽名で真面目に暮らしていたようです。

「お前はよき市民だった」

「よき労働者でもあった」

――ポーランドの警官隊員

マグニートーは警官隊の連行に応じようとさえしていましたが実はミュータントだった娘(ニーナ、動物とコミュニケーションがとれる能力)の能力が暴走し、その混乱によって妻と娘を警官隊に殺されてしまいます。

『X-MEN アポカリプス』(2016)の解説⑤:世界中の核兵器が宇宙に放出されるのはなぜ?

プロフェッサーX :© 2016 - Twentieth Century Fox

アポカリプスは、人類から力を取り上げようとした様子。

アポカリプスが、セレブロを使用中だったプロフェッサーXを洗脳して世界中の兵士を精神操作し、核兵器を宇宙に投棄させました。

『X-MEN アポカリプス』(2016)の解説⑥:ウェポンXとは何者?

ウェポンXとは、ウルヴァリン(ローガン)のこと。

ストライカーによる強化実験(アダマンチウム骨格への改造)での名称。

詳しくは、『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』(2009)で説明されています。

『X-MEN アポカリプス』(2016)の解説⑦:アポカリプスと戦うことを決めるのはなぜ?

プロフェッサーXがアポカリプスたちに誘拐され、その後一連の事件に完全に巻き込まれてしまった学園メンバーたちは、アポカリプスと戦うことに。

もともとは、家族を殺されたマグニートーが荒れているかも、と心配して学園に連れ戻そうとしていたことが発端。

その際に、マグニートーを引き入れていたアポカリプスと遭遇してしまいました。

『X-MEN アポカリプス』(2016)の解説⑧:どのようにしてアポカリプスを倒すのか?倒し方や方法は?

アポカリプスは、能力を解放したジーンによって倒されました。

その際、ほかのX-MENメンバーやマグニートー、ストームも攻撃に加勢。

したがって、プロフェッサーXに助けを求められたジーンが、自身の能力を恐れずに解放したことが、最大の勝因。

マグニートーとストームが途中でアポカリプスを裏切ってX-MEN側についたことも大きかったと思われます。

『X-MEN アポカリプス』(2016)の解説⑨:ラストのマグニートーの台詞の意味は?

本作『X-MEN アポカリプス』(2016)ラストのプロフェッサーXとマグニートーのやりとりは、『X-メン』(2000)での、プロフェッサーXとマグニートーの会話とほぼ同じ会話です。

「外の世界をどう思う? 夜中に目覚めることはないか?

いつの日か自分や仲間が襲われる不安を感じて

――マグニートー

「そんな夜もある」

――プロフェッサーX

「目覚めた時はどうする?」

――マグニートー

ここを襲いに来る者の貧しい魂を憐れむよ

――プロフェッサーX

以上『X-MEN アポカリプス』(2016)の疑問、伏線の解説でした。

『X-MEN アポカリプス』(2016)の小ネタ・裏話・トリビア

スコット(サイクロップス)とアレックス :© 2016 - Twentieth Century Fox

『X-MEN アポカリプス』(2016)の小ネタ原作コミックの情報を解説します。

『X-MEN アポカリプス』(2016)の小ネタ・裏話・トリビア
①X-MENシリーズにヒュー・ジャックマンが登場するのは本作が最後?
②X-MENシリーズにジェニファー・ローレンスが登場するのは本作が最後?
③スタン・リーが妻とともにカメオ出演
④本作の元ネタは「ヨハネの黙示録」?
⑤原作との比較!どの部分が描かれている?
⑥スターウォーズの小ネタが登場

それでは見ていきましょう。

X-MENシリーズにヒュー・ジャックマンが登場するのは本作が最後?

スピンオフを除くX-MENシリーズ最終作は『X-MEN:ダーク・フェニックス』(2019)ですがそこにはウルヴァリンは登場しません

なので学園メンバーたちとウルヴァリンが共演するのは本作がラストということになります。

ウルヴァリンの正式な引退作は、本作の次に公開された『LOGAN/ローガン』(2017)。

X-MENシリーズにジェニファー・ローレンスが登場するのは本作が最後?

ジェニファー・ローレンスが演じるミスティークは、続編『X-MEN:ダーク・フェニックス』(2019)にも登場します。

なので本作で最後ではありません

ただし本作『X-MEN アポカリプス』(2016)の公開時には、「この出演が最後になる」という報道がされていました。

スタン・リーが妻とともにカメオ出演

スタンリーのカメオ出演 :© 2016 - Twentieth Century Fox

アポカリプスが世界中の核兵器を打ち上げさせたシーンで、住宅街で空を見上げる夫婦役でカメオ出演。

本作の元ネタは「ヨハネの黙示録」?

本作のヴィラン アポカリプスは、新約聖書「ヨハネの黙示録」が元ネタ。

「ヨハネの黙示録」は最も有名な黙示録で、その内容には災いによる世界の破滅が含まれています。

本作『X-MEN アポカリプス』(2016)の設定では、「ミュータント アポカリプスの存在が、黙示録として記述された」ということになっています。

つまり、本作冒頭の古代エジプトのシーンで映っていた当時のアポカリプスの四騎士が、「ヨハネの黙示録」の四騎士、ということになります。

原作との比較!どの部分が描かれている?

本作の元になったのは、コミック『X-Factor』の1988年のクロスオーバー「The Fall of the Mutants(ザ・フォール・オブ・ザ・ミュータンツ)」。

アポカリプスが仲間を集めていく展開が共通しています。

また、アポカリプスのオリジン部分は、『Rise of Apocalypse(ライズ・オブ・アポカリプス)』(1996年のコミック)が元ネタ。

このコミックによると、アポカリプスは5000年前のエジプトで生まれた、という設定です。

スターウォーズの小ネタが登場

本作『X-MEN アポカリプス』(2016)の舞台が1983年だったこともあり、ジーンたちが『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』(1983)を見に行っているシーンが登場。

「“帝国の逆襲”の方が複雑で洗練されてて終わり方もダークで最高」

――ジュビリー

「1作目が傑作だから続編ができた」

――サイクロップス

「どの映画も3作目は最低」

――ジーン

ジーンの台詞の「3作目は最低」は、本作(新4部作の3作目)への自虐ネタでもあり、ブライアン・シンガーが監督しなかった『X-MEN:ファイナル ディシジョン』(2006)(旧3部作の3作目)への牽制ともとれます。

以上『X-MEN アポカリプス』(2016)の小ネタ、トリビアの紹介でした。

『X-MEN アポカリプス』(2016)の最後は? ラストシーンや結末を解説

覚醒したジーン :© 2016 - Twentieth Century Fox

『X-MEN アポカリプス』(2016)の結末をご紹介します。

『X-MEN アポカリプス』(2016)の結末・ラストシーン

アポカリプス側についていたマグニートーは、地球全体に磁気異常を引き起こし、地表のすべてを破壊し始めました。

そのころアポカリプスプロフェッサーXへの転移作業を開始。

しかし途中でナイトクローラーたちがプロフェッサーXを救出。

X-MENは戦闘機で逃げようとしますが撃墜され、再度地上に戻ることに。

アポカリプスは依然、転移先としてプロフェッサーXを求めており、X-MENは抗戦、プロフェッサーXも精神世界でアポカリプスと戦うことに。

その後ジーンが自身の能力を恐れず解放しアポカリプスを攻撃、マグニートーもX-MEN側に寝がえり、アポカリプスは倒され消滅。

『X-MEN アポカリプス』(2016)の最後の解釈と考察

本作の事件によって、「アポカリプスから世界を救った」という部分が注目され意外にもミュータントの立場は向上したとのこと。

ただし本作の事件により、少なくともアウシュビッツとエジプト カイロの街は粉々に破壊されました。

本作ラストではX-MENがデンジャールームでの戦闘訓練を開始。

ミスティークとハンクは指導役に。

訓練を受けるメンバーは、サイクロップス、ジーン、ストーム、クイックシルバー、ナイトクローラーでした。

戦闘訓練の相手としてセンチネル(ロボット、対ミュータント兵器)も登場。

サイクロップスはこのラストシーンで、名前の由来となるバイザーを初めて装着。

『X-MEN アポカリプス』(2016)のその後は?

本作ラストで戦闘訓練を開始したX-MENは、順調に活動し、続編『X-MEN:ダーク・フェニックス』(2019)で任務の様子を見られます。

本作『X-MEN アポカリプス』(2016)でもレイヴン(ミスティーク)とハンクX-MENや学園の方針に言及していたように、新シリーズでは、組織の運営方針に対してプロフェッサーXの近い友人たちも意見を持ったり、疑問を感じていることがうかがえるという点が新しいです。

「ワシントンの一件の後、X-MENを結成するかと」

――ハンク

「でもチャールズは生徒を育成してる」

――レイヴン

「人々への希望を捨ててない」

――ハンク

「あなたは?」

――レイヴン

「希望は抱くべきだが、最悪に備え、X-MENは必要だと思う」

――ハンク

「人々は私たちへの憎悪を隠すようになっただけ」

――レイヴン

「世界はよくなってる」

――プロフェッサーX

「それはこの中(学園)だけ。外ではミュータントが怯えて生きてる。

戦争はなくても平和とは言えない。

子供に戦い方を教えないと一生ここでしか生きられない」

――レイヴン

【レビュー】『X-MEN アポカリプス』(2016)の評価・評判

マグニートー :© 2016 - Twentieth Century Fox

『X-MEN アポカリプス』(2016)の低評価、高評価のレビューをそれぞれ紹介します。

【つまらない?】低評価のレビュー

『X-MEN アポカリプス』(2016)の低評価レビュー
Filmarks:★★★★☆ 3.6
「時系列が少し混乱する」
映画.com:★★★☆☆ 2.5
「ヴィランのアポカリプスが微妙」
Rotten Tomatoes(海外の評価):★★☆☆☆ 1.5
「前作までが良かったのにがっかり」

「歴史改変によって生まれた新タイムラインでの出来事」かつ「旧3部作よりも過去の時代の話」ということで、少しどのポイントのストーリーなのか混乱するとのこと。

【面白い?】高評価のレビュー

『X-MEN アポカリプス』(2016)の高評価レビュー
Filmarks:★★★★☆ 4.0
「クイックシルバーがいい。いつものメンバーが揃ってきて豪華」
映画.com:★★★★☆ 4.0
「旧シリーズのキャラが多数出ていて嬉しい」
Rotten Tomatoes(海外の評価):★★★★☆ 3.5
「楽しい作品。ラストのジーンは感動的」

旧3部作の世界観、キャラクター構成に近づいてきたところが好評でした。

『X-MEN アポカリプス』(2016)の総合評価:X-MENついに始動!

サイクロップス :© 2016 - Twentieth Century Fox

旧3部作の雰囲気かなり近づいてきた『X-MEN アポカリプス』(2016)。

旧タイムラインのX-MENを見ていた方も、シリーズ初見の方でも楽しめる一作です。

『X-MEN アポカリプス』(2016)はエンドロール後に本編はある?

精神世界でのプロフェッサーXとアポカリプス :© 2016 - Twentieth Century Fox

『X-MEN アポカリプス』(2016)のエンドロール後の映像は、本作でのウルヴァリン脱走後のアルカリ湖の基地の光景。

そしてここで、「エセックス社」というキーワードが登場しました。

職員が多数殺された凄惨な現場が片付けられていき、「ウェポンX(※ウルヴァリンのこと)」のラベルが貼られた試料入り試験管が基地から回収され、エセックス社のスーツケースに保管。

「ウルヴァリンの血液サンプルが採取されていた」というのは、『LOGAN/ローガン』(2017)への伏線

「エセックス社」の社名は、X-MENのヴィラン ミスター・シニスター(ナサニエル・エセックス)登場への伏線と思われますが、ミスター・シニスターは結局X-MEN映画シリーズには登場せず

また本作『X-MEN アポカリプス』(2016)でも、オープニングの20世紀フォックス ロゴで「X」の文字が残ります。

X-MENシリーズの順番や時系列が知りたい方はこちら。

続編『X-MEN:ダーク・フェニックス』(2019)の考察や解説が知りたい方はこちら。

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