タイでも大暴れ! 映画『ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える』(2011)の挿入歌・楽曲、ロケ地やラストを解説【あらすじ、感想、ネタバレあり】

『ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える』(2011)は、二日酔い男達が主役のコメディ作品。

2009年公開の『ハングオーバー! 史上最悪の二日酔い』(2009)の続編で、シリーズ第2作となります。

低予算ながら大成功を収めた前作を受け、パワーアップして戻ってきました。

本作ではついに海外ロケを敢行し、タイを舞台とした物語になっています。

終始大人げないバカ騒ぎが続く中、時折見せる男の友情にも注目すべき作品です。

本記事は、本作の劇中挿入歌や撮影ロケ地、ラストについてネタバレと考察を交えて解説していきます。

『ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える』(2011)の作品情報とキャスト

『ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える』(2011):© Warner Bros. Entertainment Inc. and Legendary Pictures

作品情報

原題:The Hangover Part Ⅱ
製作年:2011年
製作国:アメリカ
上映時間:102分
ジャンル:コメディ

監督とキャスト

監督:トッド・フィリップス
代表作:『ジョーカー』(2019)『ウォー・ドッグス』(2016)

出演者:ブラッドリー・クーパー/吹替:桐本琢也(フィル)
代表作:『運び屋』(2018)『アメリカン・スナイパー』(2014)

出演者:エド・ヘルムズ/吹替:永井誠(ステュ)
代表作:『タグ』(2018)『お!バカんす家族』(2015)

出演者:ザック・ガリフィアナキス/吹替:奈良徹(アラン)
代表作:『Mr.&Mrs.スパイ』(2016)『デューデート ~出産まであと5日!史上最悪のアメリカ横断~』(2010)

『ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える』(2011)のあらすじ

バチェラー・パーティーの相談をするフィル、ダグとステュ:© Warner Bros. Entertainment Inc. and Legendary Pictures

ラスベガスでの大騒動から2年、今度はステュアート(ステュ)が結婚することになった。

それならばとバチェラー・パーティーを持ちかけるフィルに対し、ステュは拒否。

これは、友人ダグの結婚前夜での一件を反省し、二度と過ちを繰り返さないと決めたためだった。

と言いつつも、最終的にステュはフィルとアランを結婚式に招待し、一同は挙式を行うタイへ。

式場ホテルでの晩さん会の最中、ステュは婚約者の父親から大勢の前で悪口を言われ、辱めを受ける。

ステュを不憫に思った友人達は、外で少し飲もうと提案。

過去の反省を踏まえ、飲みすぎないよう瓶ビールを1人1本ずつ渡すフィル。

たき火を囲んで、彼らのささやかなバチェラー・パーティーが始まった。

翌朝、フィルが目が覚ますと、そこは見慣れない部屋。

アランは丸刈りに、ステュは顔にタトゥーが彫られ、一緒にいた義理の弟テディはそこにいなかった。

このとき、彼らの頭に真っ先に浮かんだ言葉は、"またやっちまった”。

【ネタバレあり】『ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える』(2011)の挿入歌や楽曲を解説

エレベーターから流れる歌を口ずさむチャウ:© Warner Bros. Entertainment Inc. and Legendary Pictures

初めに、『ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える』(2011)の劇中にかかる曲を紹介します。

本作で流れる曲について特徴的なのは、新旧のアーティストが採用されている点でしょう。

選曲もロック/ポップスからヒップホップ、エレクトロなど、幅広いジャンルで構成されています。

また、劇中で登場人物が歌うシーンもストーリーのアクセントと共に、本作の見どころの1つです。

ここでは、この歌と劇中曲の観点に基づき、解説していきたいと思います。

『ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える』(2011)の挿入歌について

ステュの弾き語り

謎の男キングズリーに、明日の8時までにチャウと口座番号を持ってくるよう脅迫された3人。

しかし、チャウはホテルで目を覚ましたときにドラッグを使い、そのまま呼吸が止まりました。

3人は口座番号の手がかりを探しに、もといたホテルに戻ります。

その道中、船に乗ってたそがれながら、ステュが弾き語りで歌うのです。

"Allentown”というタイトルの彼の歌はオリジナル曲で、本作のサウンドトラックに収録されています。

エレベーターでチャウとアランが口ずさむ歌

生きていたチャウと共に、キングズリーに再び会いに向かった3人。

ルブア・ホテルのエレベーターで昇っていく最中、突然BGMが流れてきました。

このとき、流れてきた曲をチャウが口ずさみ、つられてアランも歌いだします。

彼らが口ずさんだ歌は、Jim Croceの"Time In A Bottle”という曲です。

アランが読んだサプライズゲストの歌

ラストの場面、披露宴パーティーでは生バンドによる演奏が行われていました。

突然、アランが演奏を遮ってステージに登ります。

2人のお祝いにサプライズゲストを呼んだというアラン。

そこに現れたのは、なんと元ボクシング世界チャンピオンのマイク・タイソンでした。

彼は自身の曲を披露し、会場を盛り上げるのです。

ここで歌った曲は、彼がアーティストとして発表した持ち歌"One Night In Bangkok”。

軽快に歌うマイクですが、歌の方はあまり上手くはありません。

なお、マイク・タイソンは本人役で前作にも登場しています。

『ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える』(2011)の楽曲について

本編で流れる楽曲については、以下主なものを登場順で並べました。

それぞれ、曲名とカッコ書きでアーティスト名、流れるシーンを載せておきます。

Bad man's World(Jenny Lewis)

オープニングの前半で流れます。

Black Hell(Danzig)

オープニングの後半で流れます。

Stronger(Kanye West)

空港のロビーで流れます。

The Downeaster “Alexa”(Billy Joel)

タイ行きの飛行機内のシーンで流れます。

The Beast In Me(Mark Lenegan)

二日酔いから覚めるシーンで流れます。
ここで流れるのはカバーで、オリジナルはJohnny Cash。

imma be(The Black Eyed Peas)

アランの瞑想中に流れます。

Sofie Needs a Ladder(Deadmau5)

"サイアム・サムズ”のフロアで流れています。

Pusher Man(Curtis Mayfield)

ドラッグの売買取引のシーンで流れます。
本曲はボーカル無しのインスト曲です。

Love Train(Wolfmother)

ボートで結婚式に向かうシーンで流れます。

I Ran(Ska Rangers)

結婚式後のパーティーで流れます。

Turn Around Part 2(Flo Rida & Pitbull)

エンディングで流れます。

【ネタバレあり】『ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える』(2011)のロケ地を解説

"チンマイ寺院"で瞑想する3人:© Warner Bros. Entertainment Inc. and Legendary Pictures

『ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える』(2011)で、ついにアメリカを飛び出した3人。

本作は、序盤のシーンはロサンゼルス、それ以降はタイが舞台となっています。

タイの場面は全て、タイ現地をロケ地に撮影された本作。

ここでは、本編中に出てきた場所について紹介していきます。

『ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える』(2011)のロケ地

タイのシーンは、ほとんどがバンコクで撮影されています。

一部異なるところもありますが、バンコクでないだけで、ロケ地はタイ国内です。

以下、作中の各場面で使われた場所をそれぞれ紹介していきます。

”チンマイ寺院”シーンで使われたロケ地

テディの代わりに警察署に留置されていた老僧。

彼を送り届けるべく、情報収集の結果たどり着いたのが”チンマイ寺院”でした。

フィル達はここで瞑想させられますが、この瞑想によってアランが昨夜の記憶を一部思い出します。

この”チンマイ寺院”は実在する寺院ではありません。

当該シーンの撮影に使われたのは、”アンシエント・サイアム”というバンコク郊外のテーマパーク。

タイ国内にある寺院などの歴史的建造物を再現したミニチュアが設置されています。

シーン中の寺院の穏やかな雰囲気も、緑地庭園のようなこのパークによるものです。

”サイアム・サムズ”シーンで使われたロケ地

瞑想によって一部記憶を取り戻したアランの頭に浮かんだのは、”サイアム・サムズ”という店の看板。

テディの足取りを追うため、3人は名前を頼りにこの場所に向かいます。

この”サイアム・サムズ”という店名もまた、架空のもの。

ただし、店の看板と店内は実際の現地のバーがロケ地に使われています。

しかも、”サイアム・サムズ”の店先と店内は、実はそれぞれ別の店なのです。

カラフルなネオン看板の店先は、バンコク市内の”カクタス・クラブ”。

クラブのような派手な店内は、同じくバンコク市内にある”ティーラック”というバーの店です。

サルを奪い返すシーンで使われたロケ地

テディを返してほしければ、口座番号とパスワードを持ってチャウを連れて来いと言われた3人。

口座番号の手がかりを探すべく、今一度朝起きたホテルに向かいます。

チャウの死体を押し込んだ製氷機を開けると、彼はなんと生きていました。

口座番号の在り処を聞くと、部屋にいたサルの服に隠したと答えるチャウ。

サルを奪われてしまったフィル達は、サルを奪い返すため、ドラッグ売買の現場に向かいます。

売買取引が行われていた路上は、バンコク市内の”ソンワット通り”。

チャオプラヤ川沿いのごく普通の道路で、本編のようないわゆる"いわく付き”の場所ではありません。

『ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える』(2011)で使用されたホテル

ホテルを舞台としたシーンが特徴的な本作。

数多く登場するホテルのシーンは、物語上重要な部分を描く際に用いられているのです。

ここでは、そんなホテルでのシーンで使われたロケ場所に注目していきます。

ステュの結婚式場で使われたホテル

飛行機でバンコクに着いたフィル達は、車で挙式会場のホテルに向かいます。

やがて彼らは、ゴージャスなエントランスを構えたリゾートホテルに到着。

本作の物語はここから始まり、最後の最後でこの場所に戻って来るのです。

このホテルでのシーンは、複数のロケ地で撮影されたものを繋ぎ合わせています。

ホテルのエントランス及びロビーと挙式会場やパーティー会場は、別の場所で撮影されているのです。

エントランスとロビーの部分は、タイ南部にあるリゾートホテル”デュシュタニ・クラビ・ビーチリゾート”。

この地は近くにプーケット島もあり、世界でも有数のリゾート地となっています。

そして、式場等の撮影で使われたのは、ホテル”プーレイベイ・ア・リッツ・カールトンリザーブ”。

先ほどの”デュシュタニ・クラビ・ビーチリゾート”の近くに存在します。

こちらも夕焼けのきれいな、海沿いのリゾートホテルらしい最高の立地です。

フィル達が二日酔いで寝ていたシーンで使われたホテル

飲みすぎた彼らが雑魚寝していた、知らないホテルの一室。

辺りは散らかっており、雑然とした部屋でした。

このホテルのロケ地となったホテルですが、実はこの場所は明らかになっていません。

タイ国内にある、街の安いホテルをセットとして撮影されたものと考えられています。

いずれにせよ、星が付くような立派な高級ホテルでないことだけは確かです。

チャウとキングズリーの取引が行われたシーンで使われたホテル

アランの腹には、ペンでとある待ち合わせ場所と時間が書かれていました。

テディに近づけると考えた3人は、急いでそのホテルに向かいます。

そこはホテルのレストランで、見知らぬ男が食事をしていました。

フィルは男に、自分達は今どういう状況にいるのか、そしてテディはどこにいるのか尋ねます。

すると男は急に怒鳴り上げ、明日の8時までにここにチャウを連れてこいと言うのです。

送金の口座番号と共にチャウを連れ、約束の時間にキングズリーというあの男の元に来た3人。

チャウとキングズリーとの取引は無事に終わり、ステュはテディを返せと詰め寄ります。

そのとき突然、周りにいたレストランの客達がチャウを取り押さえ、彼を逮捕。

実はキングズリーはインターポールの刑事で、チャウを捕まえるためのおとり捜査の最中だったのです。

彼はテディの居場所を知らず、警察にまんまと利用された3人は疲れ切った様子でした。

この場所は、バンコクにある最高級ホテル”ルブア・アットステートタワー”がロケ地。

ホテルの最上階にあるスカイバーは、世界で最も高いフロアにある屋上レストランです。

屋根や窓はなく、オープンエアなのが最大の特徴となります。

このスカイバーは、本作の撮影がきっかけで一躍有名となり、今やバンコク屈指の人気スポットです。

【ネタバレあり】『ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える』(2011)のエンディング・ラストは?

結婚式場に向かうフィル達:© Warner Bros. Entertainment Inc. and Legendary Pictures

『ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える』(2011)でも、3バカは無事ハッピーエンドを迎えます。

飲んだらトラブルを引き起こさずにはいられない3人。

見知らぬ土地で義理の弟を見失い、彼らはいよいよ追い込まれます。

しかし、タイに来てからのことを振り返り、そこで大きな見落としに気付いたステュ。

彼のひらめきによって3人は無事にテディを見つけ出し、急いで結婚式場に向かうのでした。

ここからは、そんな3人が迎える最後の結末を、解説していきます。

今回も"結果オーライ”

チャウに振り回され、サルをめぐってドラッグの売人に命を狙われる3人。

サルの服から口座番号を取り戻した彼らは、なんとかキングズリーとの約束の時間に間に合います。

しかし、これはチャウを捕まえるための捜査だったと知らされ、3人は振り出しに戻ってしまいました。

挙式までに残された時間はなく、思いつめたステュは婚約者のためにも彼女と別れると言い出します。

なんとかなるとステュを慰めるフィルでしたが、そこに一本の電話。

婚約者ローレンからの電話に対し、なんとかごまかそうとするフィル。

このとき、タイは頻繁に停電が発生することを思い出したステュは、何やら全てを悟った様子でした。

彼はフィルに代わり、ローレンにテディと一緒に今すぐ向かうと告げます。

急いで最初にいたホテルに向かうステュ達。

事情が飲み込めないフィルとアランに、ステュは事の真相を語りだします。

目が覚めたとき、部屋にはテディの指が落ちていました。

酔って指を切断したテディは、切り落とされた指を氷で冷やそうとしたのです。

氷はじきに溶けて水となったため、彼は氷を補充しようとホテルの15階にある製氷機に向かいました。

エレベーターに乗って向かう途中、停電が起こり、彼はエレベーターの中に閉じ込められてしまうのです。

ホテルのエレベーターを見ると、そこには酔いつぶれたテディの姿。

ここから4人はチャウのボートに乗って結婚式場に向かいます。

ボートで式場に直接乗り込んできた4人。

何もかもぶち壊しにしたステュ達に対し、怒りを抑えきれないローレン達の父親。

そんな彼に対し、ステュは今までのうっ憤と本当の自分を洗いざらいぶちまけます。

今まで見たこともなかったステュの姿を見て、うっすらと微笑んだ義父。

そして式は無事取り行われ、ステュは義父からローレンを託されたのです。

最後のパーティーは大盛り上がり。

そこに、アランが2人のお祝いのサプライズとして呼んだマイク・タイソンが登場。

本人役として登場した彼によって、パーティーのテンションは最高潮に。

ひと騒ぎ終わった後、余韻にふけるステュ達。

そこにテディがやってきて、昨晩のバカ騒ぎが携帯の写真に残っていたと言います。

"黒歴史”として、一度だけ見ようと決めた彼らは、写真を見てあ然。

ここで本編は終わり、エンドロールにはそのときの写真が流れます。

あれだけのことがあっても、笑い話のいい思い出にできるフィル達。

彼らのバカな大人っぷりを見て、微笑ましさを覚えました。

試す義父と、応えるステュ

本作は今回、結婚をきっかけにステュが人間として少し成長する様を見せています。

終始、ステュはローレンの父親から快く思われていませんでした。

物語の冒頭、彼はステュのことをこう評しています。

「奴は男じゃない」

「あれは腰抜けの目だ」

ステュという人物は、メンタルの強い人間ではありませんでした。

何らかのコンプレックスから、職業の歯科医を"医師”と誇張したり、悲観的になりがちだったりします。

義父は、彼のこうした弱い一面を見抜いていたのでしょう。

そんな弱い男に娘は任せられんと、ステュを徹底的に突き放していくのです。

しかし、その評価は最後に覆ります。

散々やらかした後に悪びれもなくやって来たステュ。

彼は今まで目を逸らしてきた義父に対し、真正面からぶつかってきたのです。

確かに、自分の言いたいことばかり言って、ただの子どもじゃないかと思うところも否めません。

けれども、ステュは一通り吐き捨てた後、声を大にしてこう言い切ります。

「できれば僕らのためにあんたも祝福してくれ」

これを聞いた義父は、少し驚いたような表情を見せた後、笑みを浮かべます。

そこにいたステュは、男の顔をしていました。

ようやく肩の荷が下りたかのように、義父は2人の結婚を祝福します。

結婚は、人生における最も大きなハイライトの1つ。

その局面において人は、確かな覚悟が求められるもの。

本作は、ステュの人間的成長を描くことで、結婚に対する覚悟の重要性を伝えようともしているのです。

持つべきは、友

本作は前作同様、友人達の男の友情が引き起こすハチャメチャなトラブルを描いています。

彼らは絶望的に酒グセが悪く、運もないため、いつもとんでもないトラブルばかり。

ただ、彼らは悪友というわけでもありません。

今回のステュの結婚も、心から祝福したいという気持ちで、独身パーティーを持ちかけているのです。

テディを見つけるため、バンコクの街を全力で探し回る3人。

どんなに先が見えなくても、3人が力を合わせれば道は開けると、彼らは信じていました。

彼らの間には、確かな友情が存在しているのです。

誰かが下を向けば、励まし、支え合う精神が根付いています。

そんな3人はもちろん子供ではなく、立派な大人。

大人になっても、仲間とこんなにもはしゃぐことができるというのは、素晴らしいことです。

古い友人同士が集まったとき、学生時代の頃に戻ってはしゃいでしまう感覚に近いものがあるでしょう。

あの楽しさをいつまでも続けられていることを、なんだか羨ましく思います。

彼らは、生涯の友人として、今後も会ってはバカ騒ぎするのでしょう。

本作は、そんな友人と出会うことの大切さもまた、伝えようとしているのです。

『ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える』(2011)のまとめ

ステュとローレン:© Warner Bros. Entertainment Inc. and Legendary Pictures

余談ですが、私が大学生の頃、試験にこんな問題がありました。

それは、"あなたはこの学校で何を得たか”というもの。

この問いに対し、私は"生涯の友”と答案に書いて教室を出ました。

出来は良くないと思っていた科目でしたが、返ってきた標語は最高評価のA。

現在、このときの解答は最も正しい答えの1つだったのだと思います。

今回『ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える』(2011)を観て、それは確信へと変わりました。

当時はラッキー程度に思っていた標語Aは、今なら当然の結果だと言えます。

そして、大学で出会ったその友人は、今も連絡を取り合うかけがえのない親友の1人となりました。

人生何があろうとも、持つべきは、友なのです。

伝説の始まりともいえる前作『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』(2009)の感想や解説はこちら↓

コメディ好き必見!! 映画『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』(2009)【あらすじ、感想、ネタバレあり】

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