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公開から40年以上も愛される名作『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』(1977)の登場人物・評価・世界観の考察【あらすじ、感想、ネタバレあり】
スター・ウォーズ エピソード4 新たなる希望 リミテッド・エディション [DVD]

ジョージ・ルーカス監督の手により世に送り出されたスペースオペラ『スター・ウォーズ エピソード4 / 新たなる希望』(1977)は、映画の歴史を変えるほどの高評価となり、世界中に多くの熱狂的なファンを生み出しました。

拡張され続ける『スター・ウォーズ』ユニバースの第一弾となった本作の感想や考察を、キャラクターの紹介などを交えつつ、ネタバレありで語っていきます。

『スター・ウォーズ エピソード4 / 新たなる希望』(1977)の作品情報とキャスト


スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望 (吹替版)

作品情報

原題:Star Wars Episode IV A New Hope
製作年:1977年
年製作国:アメリカ
上映時間:121分(特別篇 125分)
ジャンル:SF

監督とキャスト

監督:ジョージ・ルーカス
代表作:『アメリカン・グラフィティ 』(1973) 『スター・ウォーズ エピソード1 / ファントム・メナス』(1999)

出演者:マーク・ハミル / 吹替:島田敏(ルーク・スカイウォーカー)
代表作:『強殖装甲ガイバー』(1991)『キングスマン』(2015)

出演者:ハリソン・フォード / 吹替:磯部勉(ハン・ソロ)
代表作:『ブレードランナー』(1982) 『インディ・ジョーンズ / 魔宮の伝説』(1984)

『スター・ウォーズ エピソード4 / 新たなる希望』(1977)のあらすじ

タトゥイーンのルーク・スカイウォーカー© Lucasfilm Ltd.

遠い昔、はるか彼方の銀河系で……。

銀河帝国の圧政に反旗を翻した旧共和国の人々は反乱同盟軍を組織し、強大な帝国を相手に、銀河の各地で決死の抵抗を繰り広げていた。

同盟軍の若きリーダー、レイア・オーガナ姫は、かつて銀河の秩序を守るジェダイの騎士であったオビ=ワン・ケノービに救いを求め、2体のドロイドを送り出す。

レイア姫は帝国軍に捕らえられたが、メッセージを託されたドロイドは追撃を逃れ、砂漠の惑星タトゥイーンにたどり着く。

ドロイドに出会ったタトゥイーンの青年ルーク・スカイウォーカーは、銀河の命運を賭けた戦争へと巻き込まれるのだった……。

【ネタバレあり】『スター・ウォーズ エピソード4 / 新たなる希望』(1977)の評価は?

タンティヴ4に乗り込む帝国軍© Lucasfilm Ltd.

『スター・ウォーズ エピソード4 / 新たなる希望』(1977)の評価を紹介していきます。

大ヒットは予想外だった?

本作は9部作のエピソード(製作時の構想)からなる大河的なストーリーの中間に当たりますが、公開当時は『スター・ウォーズ』が正式なタイトルでした。

ジョージ・ルーカス監督は本作に自信を持っておらず、試写会の段階では批評家たちからも好意的な評価を得てはいませんでしたが、公開されるや否や大ヒットを記録

ポップ・カルチャーに多大な影響を与えた本作は晴れてシリーズ化が決定し、のちに副題として『エピソード4 / 新たなる希望』が付け足されました。

スター・ウォーズ関連の作品は映画だけでなく、小説やコミック、ゲームなど様々なメディアで、数十年にわたって展開され続けています。

本作の成功で、ジョージ・ルーカスは2018年、『フォーブス』誌上で、「アメリカで最も裕福なセレブリティランキング」の第1位に選ばれました。

【ネタバレあり】『スター・ウォーズ エピソード4 / 新たなる希望』(1977)の登場人物を紹介

暗黒卿ダース・ヴェイダー© Lucasfilm Ltd.

『スター・ウォーズ エピソード4 / 新たなる希望』(1977)の登場人物を紹介していきます。

ルーク・スカイウォーカー

砂漠の惑星タトゥイーンの農場に叔父、叔母夫婦とともに住む青年。

次々に宇宙へと旅立っていく友人たちを羨ましく思っており、農場の仕事があるために、友人たちのあとに続けない自分の環境に不満を持っています。

実は銀河帝国皇帝の右腕であるダース・ヴェイダーの息子であり、父と同様、強大なフォースを秘めています。

2体のドロイド、C3POとR2D2に出会ったことで運命は大きく変わり、銀河戦争の趨勢を左右する重要な存在に。

老いたジェダイ・マスター、オビ=ワン・ケノービに師事し、ジェダイとしての道を歩み、同盟軍の「新たなる希望」として成長していきます。

本作の30数年後を描いた『スター・ウォーズ / フォースの覚醒』(2015)では、ジェダイ・マスターとして成長した姿で登場し、ファンを喜ばせました。

レイア・オーガナ

反乱同盟軍のリーダーの1人であり、惑星オルデランのプリンセス。

同盟軍に参加した密輸業者ハン・ソロとの間に愛を育み、のちにベンという息子をもうけます。

ダース・ヴェイダーの娘であり、ルークは双子の兄ですが、2人はお互いにそのことを知りませんでした。

本作の序盤でダース・ヴェイダーから反乱軍の情報を引き出すための拷問を受けており、のちにヴェイダーが父であったという事実を受け入れることに苦悩する姿が小説版では描かれています。

オビ=ワン・ケノービ

クローン大戦で活躍したかつてのジェダイ・マスターで、ベン・ケノービを名乗り、タトゥイーンに隠遁していました。

隠遁中もジェダイとしての修行を怠らず、師であったクワイ=ガン・ジンが提唱した「生けるフォース」を体得しています。

弟子であり、親友であったアナキン・スカイウォーカー=ダース・ヴェイダーの息子ルークを陰ながら見守っており、ルークが自分のもとに訪ねてきた際には、大切に保管していたアナキンのライトセイバーを授けました。

デス・スター内部でのダース・ヴェイダーと因縁の戦いの末に命を落としますが、「生けるフォース」により霊体となり、死後もルークに助言を与え続けます。

ダース・ヴェイダー

銀河帝国皇帝の右腕にして、ジェダイの宿敵であるシスの暗黒卿

本名はアナキン・スカイウォーカーであり、クローン大戦では幾多の戦功を上げたジェダイの英雄でした。

潜在的なフォースの強さは最強のジェダイとされるヨーダを上回っていましたが、本作以前のオビ=ワン・ケノービとの戦いにおいて生身の肉体のほとんどを失っており、機械の身体となったあとは以前ほどのフォースを有していません。

しかし依然として強大な力を有しており、帝国軍の恐怖の象徴として長年にわたり君臨し続けました。

ルークとレイアが自分の子どもであることを知り、徐々に人間らしい感情を取り戻していきます。

C3PO&R2D2

レイア姫に密命を託されたドロイド。

C3POは数万の言語を操ることができるプロトコル・ドロイドで、少年時代のアナキン・スカイウォーカーに製作されました。

金色に輝くボディを持っていますが、なぜか右足が銀色となっています。

R2D2は宇宙戦闘機の補助的な操作をすることができるアストロメク・ドロイドで、かつてアナキン・スカイウォーカーと行動を共にしました。

小さいボディに似合わず、飛行機能や火炎放射機能など、数々の驚きの機能を搭載しています。

2体ともアナキン=ダース・ヴェイダーとは面識がありますが、次作『スター・ウォーズ エピソード5/ 帝国の逆襲』(1980)において、C3POはクラウド・シティでヴェイダーと会っています。

C3POは過去の記憶を消去されているため、かつての主人を覚えていませんが、ヴェイダーは自分が製作したドロイドを忘れてしまったのでしょうか?

実はそうではなく、この時のC3POはバラバラだったので、ヴェイダーはC3POの特徴的な銀色の右足がなかったため、同型のプロトコル・ドロイドに過ぎないと認識した可能性があります(あるスピンオフ小説ではちゃんと気づき、懐かしんでいます)。

【ネタバレあり】『スター・ウォーズ エピソード4/ 新たなる希望』(1977)の感想と考察

ジョージ・ルーカス© Lucasfilm Ltd.

『スター・ウォーズ エピソード4 / 新たなる希望』(1977)の感想と考察を語っていきます。

知れば知るほど面白くなる世界観

本作の魅力は、なんといっても広大で緻密な世界観です。

数十年ものあいだ、様々なメディアで展開され続けた『スター・ウォーズ』ユニバースは、原案者であるジョージ・ルーカスでさえ把握し切れていないほどの広がりを見せており、ひとつの作品としては類を見ないほどの設定の細かさを誇っています。

映画にほんの何秒か登場したキャラクターにも細かな物語や設定が存在しており、こうした知識を得れば得るだけ、より映画を楽しむことができるはずです。

考察が楽しい!スター・ウォーズの楽しみ方

また、ファンによる作品の考察もさかんに行われています。

たとえば、「存在をヴェイダーから隠さなくてはならないはずのルークは、なぜアナキンの故郷であるタトゥイーンで、スカイウォーカーの名を隠さずに名乗っていたのか」という疑問。

答えは映画の中では明かされていませんが、考察の一例として「アナキンにとってタトゥイーンは近寄りがたい思い出の地であり、オビ=ワンはかえって安全だと思った」「スカイウォーカー姓は作品世界ではありふれたものであるため、隠す必要がなかった」などが挙げられます。

テーマパークのように、自分だけの楽しみ方をすることができる懐の深さが、本作が大ヒットに繋がった理由なのです。

『スター・ウォーズ エピソード4/ 新たなる希望』(1977)のまとめ

ジェダイマスター・オビ=ワン© Lucasfilm Ltd.

公開以降、SF映画のあり方を変えてしまった歴史的な名作『スター・ウォーズエピソード4 / 新たなる希望』。

今後も映画やテレビドラマなど、さまざまなメディアでの展開が予定されており、シリーズの人気は衰えることを知りません。

観れば観るほど面白くなる『スター・ウォーズ』シリーズを、ぜひイッキ観してみて下さい!

本サイト内でも『スター・ウォーズ』シリーズの時系列をまとめて紹介しています。

【STAR WARS】『スター・ウォーズ』シリーズはどれから観ればいい? スピンオフシリーズも含めて時系列を徹底解説!【最新版】

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