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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーリミックス_感想・考察

大ヒットした『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(2014)の続編、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー2:リミックス』(2017)(ガーギャラ2)。

前作同様、往年のヒット曲が満載。

そしてついにスター・ロードの謎の父親“エゴ”の正体が判明!

小さくなったベビー・グルートや、まさかのシルヴェスター・スタローンも登場!

そんな盛りだくさんな『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー2:リミックス』(2017)の、感想と考察や、新登場のキャスト、続編への伏線や繋がりを解説します!

【『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー2:リミックス』(2017)の評価】

項目 評価 点数
ストーリー ★★★★☆ 80点
配役/キャスト ★★★★★ 85点
アクションシーン ★★★☆☆ 65点
イケメン度 ★★★☆☆ 65点
可愛いキャラクター ★★★★★ 90点
泣ける映画!度 ★★★★★ 95点

目次

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー2:リミックス』(2017)の作品情報


ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス (吹替版)

製作年 2017年
原題 Guardians of the Galaxy Vol. 2
製作国 アメリカ
上映時間 136分
ジャンル アクション
監督 ジェームズ・ガン
脚本 ジェームズ・ガン
主要キャスト クリス・プラット(ピーター・ジェイソン・クイル/スター・ロード)/日本語吹替:山寺宏一

ゾーイ・サルダナ(ガモーラ)/日本語吹替:朴璐美

デイヴ・バウティスタ(ドラックス)/日本語吹替:楠見尚己

ヴィン・ディーゼル(ベビー・グルートの声)/日本語吹替:遠藤憲一

ブラッドリー・クーパー(ロケットの声)/日本語吹替:加藤浩次

カレン・ギラン(ネビュラ)/日本語吹替:森夏姫

カート・ラッセル(エゴ)/日本語吹替:金尾哲夫

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー2:リミックス』(2017)の概要

ピーター・クイル:© 2017 - Disney/Marvel

アイーシャたちソヴリン人(金色の宇宙人)から依頼を受けたガーディアンズ・オブ・ギャラクシー。

惑星ソヴリンで、宇宙怪獣 アビリスクからアニュラックス・バッテリーを守るために戦闘していた。

その後ロケットがアニュラックス・バッテリーを少し盗んだせいで、ソヴリンから追われるはめに。

謎の白い宇宙船に助けられ、森の惑星 ベアハートに不時着したガーディアンズ・オブ・ギャラクシー。

白い宇宙船に乗っていたのは、スター・ロード(ピーター・クイル)の父親と名乗る男エゴだった……。

【ネタバレ】『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー2:リミックス』(2017)の感想と考察

ヨンドゥと幼いクイル :© 2017 - Disney/Marvel

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー2:リミックス』(2017)の感想と、本作のテーマについての考察を紹介します。

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー2:リミックス』(2017)の感想

まずは、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー2:リミックス』(2017)の感想をご紹介します。

ここで紹介するのは下記の2つのポイント。

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー2:リミックス』(2017)の感想
①ヨンドゥの大活躍
②ガーディアンズシリーズの定番!70年代サントラ

それでは見ていきましょう。

ヨンドゥの大活躍

メリー・ポピンズのシーン :© 2017 - Disney/Marvel

本作『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー2:リミックス』(2017)の1番いいところを持っていった、スター・ロードの育ての親 ヨンドゥ。

鑑賞後、ヨンドゥの生きざまに思いを馳せずにはいられません!

前作時からの人気を上回る超人気キャラになりました。

傘で空を飛ぶメリー・ポピンズをパロディしたシーンも話題に。

「メリー・ポピンズみたいだ」
――クイル

「いい男か?」
――ヨンドゥ

「あぁ、いい男だ」
――クイル

ガーディアンズシリーズの定番!70年代サントラ

クイルの母とエゴ :© 2017 - Disney/Marvel

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズといえば懐メロ歌謡曲のサントラ。

前作ではクイルの個人的な趣味でしたが、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー2:リミックス』(2017)ではロケットもクイルの趣味に染まっている様子。

森で単独任務中のロケットが「サザン・ナイツ(Southern Nights)」を口ずさむシーンもありました。

本作では主に、1970年代の楽曲を使用。

冒頭のエイリアンとの戦いでベビー・グルートが踊っていた「ミスター・ブルー・スカイ(Mr. Blue Sky)」。

オープニングの地球のシーンでクイルの母が歌っていた最初の曲「ブランディー(Brandy (You're a Fine Girl))」。

ヨンドゥから贈られたZune(ズーン)に入っていた曲「父と子(Father and Son)」。

などなど話題曲が多数!

以上『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー2:リミックス』(2017)の感想でした。

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー2:リミックス』(2017)の考察

クイルとガモーラ :© 2017 - Disney/Marvel

「家族」がメインテーマだった『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー2:リミックス』(2017)。

ここでは、とりわけ本作のメインプロットとなったスター・ロード(ピーター・クイル)の生い立ちと、その意義を考察します。

ここで紹介するのは下記の3つのポイント。

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー2:リミックス』(2017)の考察
①スター・ロードの過酷すぎる生い立ち
②「父親殺し」の元ネタを考察
③ヨンドゥとロケット、クイル、グルートが織りなす父子関係

それでは見ていきましょう。

スター・ロードの過酷すぎる生い立ち

スター・ロード(ピーター・クイル)の生い立ちは、おそらくMCU映画シリーズ史上もっとも精神的に辛い設定。

本作『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー2:リミックス』(2017)で、ピーター・クイルは実の父親(エゴ)を殺しました

クイルの母親は、父に殺されてクイルの目の前で死亡済み。

そして、ただでさえ母が目の前で死んだトラウマを抱えているのに、育ての父親(ヨンドゥ)も自分をかばって目の前で死亡するという事態に。

この状況でも精神を病まずにいられるクイルは尋常じゃなく心がつよいので、天界人(セレスティアル)とのハーフだからかもしれません……。

またアベンジャーズのメンバーで、これに匹敵するレベルの辛い経歴の持ち主になるのが『マイティ・ソー』シリーズのソー

そしてなんとクイルとソーの不幸ネタは、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)でフィーチャーされることに……!

「父親殺し」の元ネタを考察

「父親殺し」というモチーフは、フィクションによく引用される「エディプス・コンプレックス」

「エディプス・コンプレックス」とは精神分析学者 フロイトが提唱した概念であり、「母親への欲求が前提にある父親への憎悪」のこと。

そしてこれはもともとは、ギリシア悲劇の「オイディプス王(もしくはエディプス王)」の物語が由来です。

オイディプス王(エディプス王)は、実の父を殺し、母親と関係を持ちます。

この「父親殺し」が、あらゆるフィクションにオマージュされていて、本作もその一つ。

フィクションに多く存在する「敵が実は自分の父親だった」や「自分の創造主を倒す」といったストーリーの元ネタはすべて「オイディプス王」にあるといっても過言ではありません。

映画『スター・ウォーズ』シリーズから作家 村上春樹の小説まで、エンターテイメント作品においてテッパンのモチーフです。

ヨンドゥとロケット、クイル、グルートが織りなす父子関係

エゴのコアの殻に入っているグルート :© 2017 - Disney/Marvel

この4人の関係についてまとめると、クイルの父親枠にヨンドゥが存在し、そしてヨンドゥとロケットは似た人格。

グルートの父親にあたるのは、クイルやロケット、そしてヨンドゥ。

この4人は父子の関係性を引き継いでいっているようです。

クイルは夢だったキャッチボールをきっかけに血縁上の父親 エゴに感情移入。

しかし、自分の求めていた理想の父親“デビッド・ハッセルホフ”とはヨンドゥだったのか、とラストで気づくことに。

ヨンドゥはロケットに、同じ生き方をしてる、と指摘。

「条件はただ1つ、掟を守ること。でも俺は若くて、欲深くて、馬鹿だった。バッテリーを盗んだお前と同じ

――ヨンドゥ

「クイルを助けて、俺のほうがすげえって証明する。そうすりゃあいつに一生分の貸しを作れるだろ」

――ロケット

「そんなんで他のやつらをだませても俺には通用しない。お前のことは分かる」

「そうやっていきがってても、ほんとは誰よりも臆病な野郎だってな。

欲しくもないのにバッテリーを盗んで、お前に優しくしてくれる仲間をわざと突き放すようなまねをするのは、心の奥にぽっかり空いた穴を必死に隠そうとしているからだ」

「だから全部わかるんだ。お前は俺だからな

――ヨンドゥ

このように、本作のロケットの行動がめちゃくちゃだったのは、欲しくもないバッテリーをわざわざ盗み、喧嘩を売るためにわざと左目でウインクしてしまっている、ということでした。

ヨンドゥは、クイルをさらった理由を、

「やせっぽちで、どんな場所にも入りこめた。泥棒に向いてた」

――ヨンドゥ

と言い聞かせていました。

そして本作でのグルートの役目はまさに「どんな場所にも入り込む」こと。

ヨンドゥのフィンの奪還や、ラストの時限爆弾の設置がそうです。

そしてこれらを指揮した父親役が、ヨンドゥ、ロケット、クイル。

ラストでは、ヨンドゥを象徴する曲「父と子(Father and Son)」をクイルがグルートに聞かせていました。

このように、ヨンドゥ、ロケット、クイル、そしてグルートの4人は、血縁関係のない父子関係を受け継ぐ存在となっていました。

以上『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー2:リミックス』(2017)の考察でした。

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー2:リミックス』(2017)の登場人物(キャラクター)一覧まとめ

ガーディアンズのメンバー :© 2017 - Disney/Marvel

ここでは、本作『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー2:リミックス』(2017)から初登場した下記のキャラクターをご紹介します。

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー2:リミックス』(2017)の登場人物(キャラクター)一覧まとめ
①エゴ(演:カート・ラッセル)日本語吹替:金尾哲夫
②マンティス(演:ポム・クレメンティエフ)日本語吹替:秋元才加
③ベビー・グルート(声:ヴィン・ディーゼル)日本語吹替:遠藤憲一
④アイーシャ(演:エリザベス・デビッキ)日本語吹替:魏涼子
⑤アビリスク
⑥スタカー・オゴルド(演:シルヴェスター・スタローン)日本語吹替:ささきいさお

前作『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー1』(2014)から登場しているキャラクターは前作の記事をご参照ください。

それでは本作で初登場したキャラクターを見ていきましょう。

エゴ(演:カート・ラッセル)日本語吹替:金尾哲夫

エゴ :© 2017 - Disney/Marvel

デビッド・ハッセルホフに変身したエゴ :© 2017 - Disney/Marvel

クイルの本当の父親天界人(セレスティアル)。

神のような種族であり、不死。

本拠地であるエゴの惑星自体が、エゴの本体です。

ヒトの姿は、エゴが人間の体を作り上げたもので、エゴの“分身”。

エゴは、オープニングの地球(1980年のミズーリ州)のシーンで登場。

宇宙では、白い楕円形の宇宙船の上に立っている姿で初登場。

エゴはクイルを探しており、ソヴリン(アイーシャたち)に攻撃されていたガーディアンズ・オブ・ギャラクシーを救いました。

しかしエゴの惑星で「拡張」計画を暴露、邪悪な本性を現しヴィランと判明

本作ラストで、惑星の中心にある脳を破壊されて死亡。

途中で一瞬、クイルの理想の父親“デビッド・ハッセルホフ”の姿にも変身。

マンティス(演:ポム・クレメンティエフ)日本語吹替:秋元才加

マンティス :© 2017 - Disney/Marvel

エゴの召使い

エゴにひろわれ、エゴの惑星で育てられました。

手で触れると相手の感情が分かる「エンパシー」という超能力を持つ宇宙人。

また、触れている間は相手の感情を操作できます。

この超能力を使って、エゴを眠らせるのを助けていました。

森の惑星ベアハートに、エゴの宇宙船から降り立ったシーンで初登場。

エゴの悪業をみすごせず、ガーディアンズに協力

最終決戦では、ドラックスに励まされ、怒ったエゴを眠らせることに成功。

ドラックスからはずっと容姿を馬鹿にされています。

ベビー・グルート(声:ヴィン・ディーゼル)日本語吹替:遠藤憲一

ベビー・グルート :© 2017 - Disney/Marvel

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのメンバーによって子供のように育てられている新しいグルート。

前作のグルートとは別人。

最終決戦ではエゴのコアに爆弾を設置。

アイーシャ(演:エリザベス・デビッキ)日本語吹替:魏涼子

アイーシャ :© 2017 - Disney/Marvel

全身が金色をしている、ソヴリン人の女性指導者。

冒頭で、アニュラックス・バッテリーの警備をガーディアンズ・オブ・ギャラクシーに依頼。

しかし、ロケットにバッテリーを少し盗まれたため、報復としてガーディアンズを殺そうとします

ヨンドゥを雇ってガーディアンズの捕獲を依頼。

ラストではエゴの惑星までソヴリンの艦隊が追ってきて、ロケットの開発したレーザービームで、ヨンドゥとネビュラが攻撃し艦隊は全滅。

アイーシャは、部下のソヴリン人たちを多数従えている指導者です。

ソヴリン人の宇宙船は、遠隔操作の無人戦闘機であることが特徴。

ただし惑星コントラクシアにヨンドゥに会いに来た際には、生身で移動していました。

アビリスク

怪獣アビリスクに飛び込むドラックス :© 2017 - Disney/Marvel

魚やタコのような見た目の巨大エイリアン

冒頭で登場、ガーディアンズと戦い倒されます。

アニュラックス・バッテリーが好物という設定です。

アビリスクからアニュラックス・バッテリーを守るために、ソヴリンはガーディアンズに警備を依頼。

スタカー・オゴルド(演:シルヴェスター・スタローン)日本語吹替:ささきいさお

スタカー :© 2017 - Disney/Marvel

北国の惑星コントラクシアの風俗街のシーンで初登場。

ラヴェジャーズの伝説的なメンバー/リーダー。

奴隷戦士だったヨンドゥを救い出したヨンドゥの恩人

ヨンドゥが「エゴの子供を取引していた」ことがラヴェジャーズの掟を破っていたため、仕方なくヨンドゥを追放した過去が。

「お前はを破った。ラヴェジャーズは子供を取引しない
――スタカー

「俺はなにも知らなかったんだ」
――ヨンドゥ

「金に目がくらんだくせに」
「喜んで追放したと思ってるなら大間違いだ」
――スタカー

「俺はクリーの奴隷戦士だったがスタカーに救われた」

「ラヴェジャーズに迎え入れてくれた」

――ヨンドゥ

以上『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー2:リミックス』(2017)で初登場したキャラクター一覧まとめでした。

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー2:リミックス』(2017)の疑問、伏線やアベンジャーズとの繋がりを解説

ロケットとグルート :© 2017 - Disney/Marvel

ここからは、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー2:リミックス』(2017)の疑問やアベンジャーズとのつながりや伏線を解説します。

ここで紹介するのは下記の項目です。

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー2:リミックス』(2017)の疑問、伏線やアベンジャーズとの繋がりを解説
前作『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー1』はどんな内容だったのか解説
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー2:リミックス』(2017)の目的、なにが描かれている作品なのかを解説
伏線①:前作との繋がり、ピーター・クイルの父・エゴの正体を解説
伏線②:前作との繋がり、クイルの母親は死んだ?理由を解説
伏線③:前作との繋がり、ピーターはなぜヨンドゥによってテラから誘拐されたのか解説
伏線④:アベンジャーズシリーズとのつながり、ネビュラの正体、改造された理由を解説
伏線⑤:ラヴェジャーズはなぜ分裂した?理由を解説
伏線⑥:ヨンドゥとロケットが手を組む理由を解説
伏線⑦:ヨンドゥは死んだ?死の理由を解説
伏線⑧:ネビュラとガモーラはなぜ仲が悪かった?和解の理由を解説
伏線⑨:アベンジャーズシリーズとの繋がり、スタン・リーのカメオ出演を解説
伏線⑩:グルートは死んだ?生まれ変わったベビー・グルートの正体を解説
伏線⑪:マイティ・ソー3バトルロイヤルとのつながり、グランドマスターの登場

それでは見ていきましょう。

前作『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー1』はどんな内容だったのか解説

前作では、銀河のお尋ね者だったクイルたちがガーディアンズ・オブ・ギャラクシーを結成。

サノスと手を組んでいたメインヴィラン ロナンの攻撃から、宇宙人の惑星 ザンダー星を守りました。

インフィニティ・ストーンの1つ パワー・ストーンを内包したオーブがキーアイテムとして登場。

ガーディアンズはラストでパワー・ストーンを取り返し、ノバ軍に保管を依頼しています。

ガモーラの義妹 ネビュラは、ロナンの部下として登場しており、ガモーラとの戦いに敗れて逃亡していました。

この際に左手を失っており、本作で登場時に左手がないのはそのためです。

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー2:リミックス』(2017)の目的、なにが描かれている作品なのかを解説

口論になったスタカーとヨンドゥ:© 2017 - Disney/Marvel

本作のメインテーマであるキャラクター間の関係と、ストーリーラインについて、下記の2ポイントをご紹介します。

①「家族」であるガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの人間関係からストーリーを構築
②懸賞金を軸にしたストーリー展開

それぞれ見ていきましょう。

「家族」であるガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの人間関係からストーリーを構築

「あんたたちはいつも怒鳴り合ってばっかり。仲間じゃない」
――ネビュラ

「そうだな。家族だ」
――ドラックス

というドラックスの台詞に象徴されるように「ガーディアンズこそが家族」というテーマが提示された『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー2:リミックス』(2017)。

そして本作では、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのメンバーの人間関係を軸にストーリーが並行して描写されました。

ここでは下記の順に6項目をご紹介しています。

①クイル、エゴ、ヨンドゥの父子関係
②ヨンドゥとロケットは似た者同士
③クイル、ロケットがおもに関わったグルートとの父子関係
④ガモーラとネビュラの姉妹の対立
⑤過去の汚名を返上したヨンドゥ
⑥ラストのまとめ方を解説

それでは見ていきましょう。

①クイル、エゴ、ヨンドゥの父子関係

1番メインとなったのは、クイルの父親の問題。

血縁上の父親 エゴよりも、育ての親 ヨンドゥこそが真の父親に値すると受け入れられるように。

②ヨンドゥとロケットは似た者同士

素直になれないで、わざと周りから嫌われるように振る舞ってしまう2人の間に、心の繋がりが芽生えました。

③クイル、ロケットがおもに関わったグルートとの父子関係

クイルをはじめとするガーディアンズのメンバーは、小さいグルートを子供としてみんなで育てています

④ガモーラとネビュラの姉妹の対立

ガモーラとネビュラはずっと対立してきましたが、本作でも戦い、その結果ひとまず和解に

ただしラストでネビュラは逃亡。

⑤過去の汚名を返上したヨンドゥ

児童の取引をしてしまいラヴェジャーズの掟を破って、追放されていたヨンドゥ。

命を犠牲にしてクイルを助けたことで、ラヴェジャーズに仲間と認められ、ラヴェジャーズの伝統葬儀が行われました。

⑥ラストのまとめ方を解説

本作のラストでは、

クイルが、ヨンドゥは理想の父親だったと認める。(上記①)

過ちに気づきクイルに許されたロケット。(上記②)

ガモーラがネビュラに謝罪し一時休戦。(上記④)

ヨンドゥの葬儀。(上記⑤)

と重要なテーマを一気に解決して本作の結末としてまとめています。

懸賞金を軸にしたストーリー展開

アニュラクス・バッテリーの警護 :© 2017 - Disney/Marvel

本作は、主に懸賞金のかかった人物の取引で話が進むように設計されています。

キーアイテムを追って移動する”という定番のストーリー形式ではないことがポイント。

具体的に説明すると、以下のようになります。

冒頭では、ネビュラがソヴリン(アイーシャたち)に捕らえられていました。

報酬としてネビュラの身柄を受け取ったガーディアンズ。

そもそも序盤のガーディアンズは、懸賞金のためネビュラをザンダー星に届けようとしていました。

ラヴェジャーズがロケットたちを捕獲したのも、ソヴリン(アイーシャたち)の依頼によるもの。

ちなみに本作の1番のキーアイテムは、アニュラックス・バッテリー

しかしこれは初めから終わりまでずっとロケットが持っています。

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー2:リミックス』(2017)の伏線①:前作との繋がり、ピーター・クイルの父・エゴの正体を解説

ここでは、クイルの実の父親 エゴについて、正体や目的を下記の7つのポイントから解説します。

ピーター・クイルの父・エゴの正体を解説
①エゴの正体は、天界人(セレスティアル)であり、惑星
②エゴのコアとは?
③不死であり、神のような存在 天界人(セレスティアル)
④エゴの能力とは?
⑤エゴの目的「拡張」とは?
⑥エゴを倒した方法
⑦クイルはエゴの超能力が使えるのか?

それでは見ていきましょう。

エゴの正体は、天界人(セレスティアル)であり、惑星

宇宙から見たエゴの惑星 :© 2017 - Disney/Marvel

エゴの惑星 :© 2017 - Disney/Marvel

エゴは、クイルの実の父親で、天界人(セレスティアル)と呼ばれる種族。

本作の舞台となった「エゴの惑星」が、エゴの本体です。

エゴのヒト型の体は、エゴが人間の体を作り上げたもので、“分身”と呼ばれていました。

「そんなことない。さっきのはエゴの“分身”で本体は別にある。またすぐ襲ってくる」

――マンティス

また、エゴが地球やほかの惑星に植えていた植物のようなものもエゴの“分身”です。

「宇宙を漂ってたのが最初の記憶だ」

「数百万年かけて、周囲の分子を操る方法を身につけ」

「徐々に層を重ねていき今立っている惑星そのものになった」

――エゴ

こう語っているように、惑星自体もエゴが分子を操作して作り上げたもの。

エゴのコアとは?

エゴのコア :© 2017 - Disney/Marvel

本作ラストで破壊されたエゴのコア。

球状のコアの外側は、分厚い金属の殻で守られていて、内部にのようなものが入っています。

脳のようなものを破壊するとエゴは死亡するという設定でした。

「天界人に急所はあるか?」
――ドラックス

「星の真ん中だ。脳みそか魂か知らないけど、殻で守られてる」
――クイル

「あれがエゴのコア

――マンティス

不死であり、神のような存在 天界人(セレスティアル)

天界人(セレスティアル)は、宇宙ではのような扱いの種族だそう。

エゴの能力とは?

本作でエゴは、自分の使っている超能力のようなパワーをずっと「光」と表現しています。

そして触手のようなものや、惑星の岩石を遠隔で操作したりしています。

「お前には、この惑星をもっともっと知ってほしい。“光”について」

――エゴ

「死はお前にとっても遠い存在だ。星の中に“光”がある限り」

――エゴ

「俺もその“光”を使って、こんな星を作ったりできるの?」

――クイル

エゴの目的「拡張」とは?

エゴの目的は、「拡張」を遂行すること。

「拡張」とは、銀河じゅうの惑星をエゴ自体で覆いつくす計画。

本作終盤には、複数の惑星に植えられていたエゴの“分身”が急激に膨張し、人々が飲み込まれるシーンが。

あのシーンが「拡張」作業の実態です。

「この世に存在するすべてのものを飲み込んで覆いつくす。そう、この私で

――エゴ

「エゴは宇宙を丸のみにして滅ぼそうとしてる。あいつを殺す」

――クイル

ここからは「拡張」計画について下記の4ポイントを解説します。

①「拡張」のために“分身”を植える必要があった
②クイルを利用してコアを活性化したエゴ
③「拡張」にはもう1人天界人が必要だったので、子供を欲した
④「拡張」のきっかけ

それぞれ見ていきましょう。

①「拡張」のために“分身”を植える必要があった

エゴの分身 :© 2017 - Disney/Marvel

エゴが多数の惑星に植えていた植物のような見た目の“分身”。

惑星全体を覆いつくし飲み込む性質があります。

「私は何千年もの間宇宙を旅して、何千もの世界を訪れては、自分の“分身”を植え付けてきた」

――エゴ

②クイルを利用してコアを活性化したエゴ

本作終盤で、惑星に植えたエゴの“分身”が膨張し始めるシーンでは、クイルの体を突き刺してエネルギーとして使用していました。

クイルの体を突き刺すと、エゴのコアが活性化し、“分身”が膨張を開始。

「むこう1000年間バッテリーに使ってやるから、その間によく反省しろ」

――エゴ

③「拡張」にはもう1人天界人が必要だったので、子供を欲した

エゴが葬った子供たちの骨 :© 2017 - Disney/Marvel

エゴは、「拡張」計画を実現するために天界人が必要と考え、そのために多数の子供を作りヨンドゥに回収させていました

子供はエゴに取り込まれて死亡してしまったようで、洞窟に骨が大量に積まれていました。

「天界人(セレスティアル)ひとりでは、この壮大な計画を実行できない。だが、天界人2人なら、おそらく実現できるはずだ」

「計画を進める中で1番の楽しみは、私のDNAを異種族に結合させる試みだった。DNAを掛けあわせれば、『拡張』に必要なパワーを得られると考えたのだ。

子供たちの回収はヨンドゥに頼んだ。ラヴェジャーズの掟に反したが、子供たちを苦しめず十分な報酬を払うと言って奴を納得させた」

「どの子も失敗作だった。天界人の遺伝子を引き継いでいたのはお前が初めてだ。多くの子供たちのなかで、お前だけが“光”との繋がりを持っていた」

――エゴ

「空洞にあった骨はだれなの!」
――ガモーラ

「あの骨は、エゴの子供たち」
――マンティス

エゴはこれらの事実を、途中までクイルに隠していました

「母親を亡くしたお前を、ヨンドゥを雇って迎えにいかせた。だがヨンドゥはお前を渡さなかった」

――エゴ

このように、初めのころエゴがしていた説明では、悪業は伏せられています。

クイル以外にもたくさんの子供を作り、全員をヨンドゥに回収させていた事実は言わず、ヨンドゥを悪人扱い

またエゴは、前作『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー1』(2014)での出来事を聞いて、クイルが天界人のDNAを引き継いでいると気づいたようです。

「地球人が、インフィニティ・ストーンを掴んでも死ななかったという噂を聞いて、それが、私が愛した女性の子供だと確信した」

――エゴ

④「拡張」のきっかけ

エゴは、本能に従った結果「拡張」計画に至ったと説明していました。

つまり、人間の種の保存欲求に類する本能が、エゴを「拡張」計画に駆り立てているという設定の様子。

「生命を探す旅に出た」

「私が命を求めたのは、本能だったんだ。単純に、ほかの生あるものと共存したかったんじゃない

――エゴ

エゴを倒した方法

アニュラクス・バッテリーで作った小型時限爆弾 :© 2017 - Disney/Marvel

ロケットが、アニュラクス・バッテリーを利用して小型爆弾を作り、エゴの脳のような部分を爆破。

この時限爆弾の設置はグルートが担当しました。

これによってエゴは死亡。

もともとは宇宙船に搭載したレーザーで破壊しようとしていましたが、ソヴリン(アイーシャたち)に邪魔されて失敗しています。

「なんでレーザーを発射しないんだ」
――クイル

「(ソヴリンの無人艦隊に)発電機をぶっ壊された。起爆装置を持ってきたからそれを使う」
――ロケット

「上手くいきゃやつの神経を通して全体に連鎖反応を起こせる。惑星が丸ごと吹っ飛ぶ。仕掛けたらすぐ脱出する。時限爆弾だ」

――ロケット

「こりゃ分厚い金属製だ。エゴのコアの真上に爆弾をセットしなきゃ上手くいかねえな。あのちっぽけな穴からじゃはいれねえし

――ロケット

クイルはエゴの超能力が使えるのか?

本作では使えていました

しかしラストでエゴの惑星は破壊され“光”がなくなったので、クイルの超能力や不死の力もなくなりました

ただ、天界人(セレスティアル)とのハーフであるという事実に変わりはありません。

本作でクイルが使っていた能力について4つのポイントをご紹介します。

①キャッチボールのシーン
②不死の能力も受け継がれるはずだった
③クイルも練習すれば惑星を作れるようになる
④エゴとの最後の戦いで“光”のパワーを使って戦ったクイル

それぞれ見ていきましょう。

①キャッチボールのシーン

キャッチ―ボールのシーン :© 2017 - Disney/Marvel

クイルはエゴの惑星で、手のひらから青い光を出すことに成功。

エゴと、憧れだったキャッチボールをしていました。

「他の子たちはみんな父親と楽しくキャッチボールしてるのに」

――クイル

「やつの遺伝子を引き継いでるから、宇宙を滅ぼすの手伝えって言ってパワーの使い方を教えようとした」
――クイル

「使えたか?」
――ヨンドゥ

「少しね。ボール作った」
――クイル

②不死の能力も受け継がれるはずだった

「死はお前にとっても遠い存在だ。星の中に“光”がある限り」
――エゴ

「俺も不死なのか? ほんと?」
――クイル

「ああ、“光”が消えなければ
――エゴ

「私が死ねば、お前も普通のやつらと同じになる」

――エゴ

③クイルも練習すれば惑星を作れるようになる

エゴがやったような惑星を作る作業に関して、

「俺もその“光”を使って、こんな星を作ったりできるの?」
――クイル

「何百万年か練習すれば」
――エゴ

「200メートくらいのパックマンとかも?」
――クイル

この会話は伏線にもなっており、ラストの戦いでパックマンが出現。

④エゴとの最後の戦いで“光”のパワーを使って戦ったクイル

エゴと戦うクイル :© 2017 - Disney/Marvel

ラストの戦いで、クイルはエゴと同じ超能力を使って戦っていました。

これはヨンドゥのアドバイスを聞いて、使えるようになったため。

「俺が矢を飛ばすとき、頭は使っちゃいない。俺が使うのは心

――ヨンドゥ

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー2:リミックス』(2017)の伏線②:前作との繋がり、クイルの母親は死んだ?理由を解説

クイルの母メレディス・クイル :© 2017 - Disney/Marvel

エゴが、クイルの母親 メレディスに脳腫瘍を植え付けて殺害していたことが発覚。

クイルの母親が死去するシーンは、前作『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー1』(2014)の冒頭シーンです。

「彼女に腫瘍を植えたのは心が痛んだ」
――エゴ

「あんたが母さんを殺したのか」
――クイル

この、母親殺害の発覚がきっかけでクイルの洗脳が解け、クイルはエゴに攻撃を開始。

またクイルは最初から、母親の件が気になってエゴを不審に思っていました。

「愛した女性をなぜ置き去りに?」

「できればあんたの話を信じたいけど、だったらなんで、愛する女性の前から消えて見殺しにしたんだ」

――クイル

さらにクイルが地球にいたころ、母親は精神異常者扱いされていたことも判明。

「母さんが俺の父親は宇宙人だって言っても、みんなは脳腫瘍による妄想だって」

――クイル

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー2:リミックス』(2017)の伏線③:前作との繋がり、ピーターはなぜヨンドゥによってテラから誘拐されたのか解説

ここでは、クイルを誘拐した理由と、エゴに引き渡さなかった理由を下記の項目で解説。

①クイルはなぜヨンドゥによってテラ(地球)から誘拐されたのか?
②なぜヨンドゥは雇い主であるエゴにクイルを引き渡さなかったのか?

それでは見ていきましょう。

クイルはなぜヨンドゥによってテラ(地球)から誘拐されたのか?

ヨンドゥがクイルを誘拐したのは、大量の子供たちの回収役としてエゴに雇われていたため。

「拡張」計画のために自分以外に天界人が必要だったエゴは、多くの惑星で子供を作り、その子供たちをヨンドゥに回収させていました。

クイルもそのうちの1人。

他の子供たちはエゴに引き渡されエゴの星で死亡。

洞窟に骨が大量に積まれていました。

「子供たちの回収はヨンドゥに頼んだ。」

――エゴ

子供の取引は、ラヴェジャーズの掟に反しているとのこと。

このせいでヨンドゥは、スタカーたちによってラヴェジャーズから追放されました。

なぜヨンドゥは雇い主であるエゴにクイルを引き渡さなかったのか?

エゴに引き渡した子供たちが恐ろしい計画(「拡張」)の犠牲になっていると気づいたため

クイルを引き渡さず助け、自分で育てていました。

そしてクイルには嘘の理由を伝え、

「やせっぽちで、どんな場所にも入りこめた。泥棒に向いてた」

――ヨンドゥ

と言い聞かせていました。

「やせっぽちだったおかげであんたにさらわれた。じゃなきゃエゴに引き渡されてた。俺ってラッキーだったな」

――クイル

「そんな話ほんとに信じてるなんてアホか?」

「エゴが他の子供たちにしたことを知って引き渡すのはやめたんだ」

――ヨンドゥ

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー2:リミックス』(2017)の伏線④:アベンジャーズシリーズとのつながり、ネビュラの正体、改造された理由を解説

ネビュラは、ガモーラと同じくサノス(※)の養子

(※サノスは銀河じゅうで有名な虐殺者のヴィランで、このあとアベンジャーズにとって最大の脅威に。)

ガモーラの義妹です。

ネビュラはサノスよって改造されたサイボーグ。

「子供の頃訓練で、父は私とガモーラを戦わせた。

姉さんが勝つたび父は私の体の一部を機械に変えたの

姉と同じくらい強くなれって。姉さんはずっと勝ち続けて勝利をゆずることは1度もなかった」

――ネビュラ

と、本作で改造の経緯が語られました。

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー2:リミックス』(2017)の伏線⑤:ラヴェジャーズはなぜ分裂した?理由を解説

惑星コントラクシアまでヨンドゥを雇いに来たアイーシャ :© 2017 - Disney/Marvel

ここでは、ラヴェジャーズが分裂した理由と、キーパーソンであるクラグリンについて解説します。

ラヴェジャーズはなぜ分裂した?理由を解説
①分裂した理由を解説
②クラグリンはその後ヨンドゥのもとに戻ってくる

それぞれ見ていきましょう。

分裂した理由を解説

テイザーフェイス :© 2017 - Disney/Marvel

ラヴェジャーズにはもともと、ヨンドゥがいつもクイルに甘いことに不満を感じている反ヨンドゥ派のメンバーがいました。

ヨンドゥが、「100万ユニット儲かるソヴリン(アイーシャたち)との取引(※)を捨てる」と言い出し、権力上位者であるクラグリンが異議を唱えたことをきっかけに、反乱が勃発。

(※アイーシャは、アニュラクス・バッテリーを盗んだガーディアンズに報復するため、ガーディアンズを捕らえるようラヴェジャーズを雇っていました。)

そして、クラグリンを含む反ヨンドゥ派と、ヨンドゥを慕っているメンバーに分裂

ヨンドゥを慕っているメンバーは、見せしめのため宇宙に生身で放り出され、ほぼ皆殺しに。

「バッテリーを奪って売りさばけば、25万ユニットにはなる」
――ヨンドゥ

「ソヴリンは100万くれるって言ってた」
――テイザーフェイス

「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーを殺す手助けをすればどうなる? ノバ軍のお尋ね者になるぞ」
――ヨンドゥ

「それはおかしい! 今日は言わせてもらいます船長。

船長は何度クイルに裏切られてもやつを許す。ラヴェジャーズより大事ですか? あんたにずっとついてきたのに

――クラグリン

クラグリンはその後ヨンドゥのもとに戻ってくる

クラグリンは、のちに反乱・分裂のきっかけを作ってしまったことを後悔し、反ヨンドゥ派メンバーを裏切ってヨンドゥの協力者に

そもそもクラグリンがヨンドゥに異議を唱えたのも、ヨンドゥをとても慕っている自分よりも、クイルにばかり入れ込んでいるヨンドゥに不満があったから。

自分よりもクイルを何度も優先されることに嫉妬していたクラグリンが、ヨンドゥのために考え直すのは順当な結果。

ほかの反ヨンドゥ派のメンバーが単にヨンドゥに怒っていたのとは、クラグリンの思いは少し違います。

「反乱を起こす気はなかった。仲間をみんな殺された」

――クラグリン

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー2:リミックス』(2017)の伏線⑥:ヨンドゥとロケットが手を組む理由を解説

ロケット、グルート、ヨンドゥ :© 2017 - Disney/Marvel

ここでは、下記の4ポイントから、ヨンドゥとロケットの協力について解説します。

ヨンドゥとロケットが手を組む理由
①ヨンドゥとロケットが手を組んだきっかけ
②なぜヨンドゥとロケットは一緒に捕まっている?
③なぜヨンドゥとロケットは一緒にエゴの惑星に向かった?
④ヨンドゥとロケットが上手く協力関係に至った理由

では見ていきましょう。

ヨンドゥとロケットが手を組んだきっかけ

ヨンドゥとロケットは、テイザーフェイスが仕切り始めたラヴェジャーズに捕らえられてしまい、協力して脱出する必要があったため。

賞金首としているクリー帝国やソヴリンに引き渡されそうになっていました。

なぜヨンドゥとロケットは一緒に捕まっている?

ヨンドゥとロケット、グルートがまとめて捕らえられたのは、ロケットたちを捕獲しようとした場面でラヴェジャーズが揉め分裂騒動になったため。

なぜヨンドゥとロケットは一緒にエゴの惑星に向かった?

エゴの惑星に行ってしまったクイルを助けたかったロケットが、勝手にエゴの惑星を目指してジャンプを決行したため。

「船長、目的地は?」
――クラグリン

エゴだ
――ロケット

「ダメだ、やめろ」
――ヨンドゥ

ヨンドゥが「やめろ」と言っているのは、“哺乳類がジャンプに耐えられるのは50回まで”なのに、ロケットが、700回ジャンプしなければならないエゴの惑星まで行こうとしているため。

助けに行くこと自体には賛成しているはずです。

(到着後)

「なんてことしやがる!」
――ヨンドゥ

「あんたの口ぶりからするとエゴって相当ヤバそうだろ。クイルを助けてやらねえと
――ロケット

ヨンドゥとロケットが上手く協力関係に至った理由

ヨンドゥは、ロケットの心の不器用さが自分に似ていると感じており、共感もあり仲間として上手くいきました。

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー2:リミックス』(2017)の伏線⑦:ヨンドゥは死んだ?死の理由を解説

ラヴェジャーズの葬儀 :© 2017 - Disney/Marvel

エゴの惑星が崩壊し、クイルを救い出すために、1セットしかない宇宙服と飛行装置をクイルに装着させたヨンドゥ。

自らは犠牲になり宇宙空間に生身で出て死亡。

命を犠牲にしながらも、クイルを仲間の乗っている宇宙船に送り届けました。

ロケットが、ラヴェジャーズの仲間(スタカーたち)に貢献を説明。

それによって“ラヴェジャーズの葬儀”が行われることに。

またこのヨンドゥの葬儀のシーンは、ラヴェジャーズの伝統のやり方で葬られることはないとスタカーに言われていたシーンが伏線です。

「お前が死んでも自由のホルンは鳴らない。オゴルドの光がお前の亡骸を照らすことはない」

――スタカー・オゴルド

スタカーが言っていた光が、ラストの花火のような演出と思われます。

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー2:リミックス』(2017)の伏線⑧:ネビュラとガモーラはなぜ仲が悪かった?和解の理由を解説

ここでは、喧嘩と和解の理由を下記の2項目から解説します。

①ネビュラとガモーラが喧嘩していた理由
②ネビュラとガモーラが和解した理由

それでは見ていきましょう。

ネビュラとガモーラが喧嘩していた理由

ネビュラが、サノスに拷問のような改造をされ続けたのは義姉ガモーラのせいだと思っているため。

ガモーラが、対決で負けるたびに改造されていくネビュラのことを気にかけず、毎回勝負に勝ったことを、ネビュラが恨んでいるためです。

「子供の頃訓練で、父は私とガモーラを戦わせた。

姉さんが勝つたび父は私の体の一部を機械に変えたの。

姉と同じくらい強くなれって。姉さんはずっと勝ち続けて勝利をゆずることは1度もなかった」

――ネビュラ

「戦いに勝ちたがったのはガモーラ。私が欲しかったのは姉さんよ

「(ガモーラは)妹の心配より、いつも勝つことしか頭になかった」

「(サノスに改造されたのは)あんたのせいよ

――ネビュラ

ネビュラとガモーラが和解した理由

ネビュラは、ガモーラと対決しナイフで殺せる寸前にまで持ち込んだことで少し納得していました。

「ガモーラを殺したい」と言っていましたが、本心では殺せないのかもしれません。

そして、ラストでガモーラはネビュラに謝罪し、一時休戦となりました。

「戦いであんたに勝った」

――ネビュラ(ガモーラとの対決シーンで)

このあとネビュラは最終決戦で、転落したガモーラを救っています。

「私も子供だった。次の日まで生き延びるのに、毎日毎日必死で、サノスがあんたに何をしてるか知らなかった。今は後悔してる」

「あんたはずっと私の妹」

――ガモーラ

ここでネビュラとガモーラは一時休戦。

ネビュラはまだ父サノスのことは恨んでおり、復讐したいと考えています。

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー2:リミックス』(2017)の伏線⑨:アベンジャーズシリーズとの繋がり、スタン・リーのカメオ出演を解説

スタン・リーのカメオ出演 :© 2017 - Disney/Marvel

ウォッチャー :© 2017 - Disney/Marvel

ロケットとヨンドゥたちが、エゴの惑星まで700回ジャンプしているときに通過した宇宙領域に登場。

宇宙飛行士の格好で、ウォッチャーたちに話を聞かせていました。

ウォッチャーとは、コミックに登場しているマーベル世界の監視役。

「人の話を邪魔する無礼なやからがいるもんだ」

「あの時はFedEx(フェデックス)の配達員で」

――スタン・リーのカメオ出演

「FedEx(フェデックス)の配達員をしていた」というのは、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)でのスタン・リーのカメオ出演のこと。

つまり今までのカメオ出演の記憶があることを示唆しており、スタン・リーのカメオ出演はすべてウォッチャーの手下としての働きだった?と思わせる演出がされています。

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー2:リミックス』(2017)の伏線⑩:グルートは死んだ?生まれ変わったベビー・グルートの正体を解説

ベビー・グルート :© 2017 - Disney/Marvel

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー2:リミックス』(2017)のグルート(通称 ベビー・グルート)は、前作のグルートとは別の個体。

このベビー・グルートは、前作『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(2014)のラストで、ロケットが、バラバラになったグルート破片を拾って植木鉢にさし、成長させた個体です。

1番違っているポイントは、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのメンバーに、家族として育てられていること

前作のグルートは、ロケットの親友として過ごしてきた個体でした。

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー2:リミックス』(2017)の伏線⑪:マイティ・ソー3バトルロイヤルとのつながり、グランドマスターの登場

エンドロールとともに流れていた画面端のキャラクター映像の1つとして、グランドマスターが初登場

グランドマスターは、『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017)の主要キャラの1人である宇宙人。

『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017)に先駆けての顔見せとなりました。

前作『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(2014)には、グランドマスターの弟 コレクターが登場していたため、そのつながりでグランドマスターが本作エンドロールに顔を出していると思われます。

以上『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー2:リミックス』(2017)の疑問、伏線の解説でした。

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー2:リミックス』(2017)の小ネタ・トリビア・裏話を解説

ガーディアンズとエゴ :© 2017 - Disney/Marvel

ここからは、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー2:リミックス』(2017)の原作にまつわるトリビアや、製作の裏話をご紹介します。

小ネタ・トリビア・裏話を解説
①『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー2:リミックス』(2017)の小ネタ・トリビア・原作との違いを解説
②『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー2:リミックス』(2017)の裏話の解説

それでは見ていきましょう。

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー2:リミックス』(2017)の小ネタ・トリビア・原作との違いを解説

ここでは本作のトリビア6つを下記の順にご紹介します。

①『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー2:リミックス』(2017)のOP、最初の曲とは?
②原作コミックとの違いの解説:「アイーシャ」
③原作コミックとの違いの解説:クイルの父はエゴではなかった?
④スタカー・オゴルドは原作ではスターホークという名前だった?
⑤ラストのアヒル(ハワード・ザ・ダック)は何者なのか解説
⑥ラストの宇宙犬(コスモ・ザ・スペースドッグ)は何者なのか解説

それでは見ていきましょう。

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー2:リミックス』(2017)のOP、最初の曲とは?

母と音楽を聴いていたクイル :© 2017 - Disney/Marvel

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー2:リミックス』(2017)の1番初めにかかった曲は、「ブランディーBrandy (You're a Fine Girl))」。

地球のシーンでクイルの母とエゴがドライブデートをしていたシーンの曲です。

エゴの惑星でウォークマンで聴くシーンもあり、父親 エゴも歌詞を引用していました。

共に生きれない男女のことを歌った曲で、メレディスとエゴの関係を思わせる内容。

「お前がその曲を聞いてるとは驚いた。メレディスのお気に入りだ」
――エゴ

「ああ、そうだった」
――クイル

「ピーター、私たちは、その曲の船乗りだ。『ブランディー、お前はいい子だ。きっといいお嫁さんになる。俺の恋人は海なんだ』」
――エゴ

本作でその次にかかったのが「ミスター・ブルー・スカイ(Mr. Blue Sky)」。

ベビー・グルートが踊っていた、巨大エイリアンとの戦いのシーンの曲です。

ヨンドゥの青い肌を連想させるため、“ブルー”にちなんだ選曲。

またこのシーンのベビー・グルートのダンスは、ジェームズ・ガン監督のモーションキャプチャー。

原作コミックとの違いの解説:「アイーシャ」

コミックのアイーシャは、科学者集団エンクレイブが作った人造人間

そしてアイーシャの以前に、同じように作られていた人造人間がアダム・ウォーロック

アダム・ウォーロックは、コミックでの有名キャラクター。

そして、本編終了後の映像でのアイーシャの「アダムを作った」という発言によって、MCU映画シリーズへの登場が示唆されることに。

つまり、MCUではアイーシャがアダム・ウォーロックを作った、という設定に変更されているようです。

原作コミックとの違いの解説:クイルの父はエゴではなかった?

コミックでのクイルの実の父親はエゴではありません

クイルの父親は、スパルタクス帝国の皇子 ジェイソン。

エゴは、コミックでは「エゴ・ザ・リビングプラネット」として知られるヴィランで、クイルとは特に関係のないキャラクターです。

スタカー・オゴルドは原作ではスターホークという名前だった?

コミックでのスタカーは、通称「スターホーク」。

スターホークはヨンドゥとともにコミックの“ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー”のメンバーでした。

本作にはその他のコミックの“ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー”のメンバーもカメオ出演。

登場していたメンバーを以下に画像でご紹介します。

(マルティネックス、チャーリー27、アリータ・オゴルド、メインフレーム、クルーガーが登場。)

マルティネックスとスタカー :© 2017 - Disney/Marvel

チャーリー27 :© 2017 - Disney/Marvel

アリータ・オゴルド :© 2017 - Disney/Marvel

メインフレーム(マイリー・サイラスが声優としてカメオ出演) :© 2017 - Disney/Marvel

クルーガー :© 2017 - Disney/Marvel

コミックのガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの有名メンバーのなかでも、ヴァンス・アストロやニッキーなど本作に登場していないキャラクターもいます。

ラストのアヒル(ハワード・ザ・ダック)は何者なのか解説

惑星コントラクシアにいたハワード・ザ・ダック :© 2017 - Disney/Marvel

惑星コントラクシアの風俗街のシーンで登場した「ハワード・ザ・ダック」。

エンドロールとともに流れてくる画像でも登場。

「ハワード・ザ・ダック」は、映画化が不評だったことがよく話題になる、コミックに登場するキャラクター。

『ハワード・ザ・ダック/暗黒魔王の陰謀』(1986)という作品で、ジョージ・ルーカス製作総指揮で映画化されています。

前作『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(2014)でも、コレクターの収集品として本編終了後の映像に登場していました。

ラストの宇宙犬(コスモ・ザ・スペースドッグ)は何者なのか解説

エンドロールとともに流れる小さい画像で登場した犬のコスモ。

「宇宙犬コスモ」というコミックのキャラクターです。

コミックでは、テレパシーなどの超能力を持っています。

前作『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(2014)では、コレクターの収集品として登場していました。

元ネタは、かつてソ連が宇宙開発で実際に宇宙に送った実験犬。

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー2:リミックス』(2017)の裏話の解説

ここからは製作にまつわるトリビアを3つご紹介します。

①原題「Vol.2」から邦題「リミックス」になぜ変更されたのかを解説
②カットされた幻のポストクレジット・シーンを解説
③スター・ロードのTシャツの意味は?

それぞれ見ていきましょう。

原題「Vol.2」から邦題「リミックス」になぜ変更されたのかを解説

近年の日本では、シリーズものの続編のタイトルに数字が入っている場合(いわゆるナンバリング)、数字部分を適当なフレーズに変更することが多いです。

これは「前作を見てないから見なくていい」と観客に避けられるのを防ぐためというのが定説

そのため『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』も、原題は『Guardians of the Galaxy Vol. 2』ですが、「Vol. 2」の部分を「リミックス」に変更。

「リミックス」は「再編集」という意味になるので、もともとの「Vol. 2」の意味からはズレているということでMCUのファンからは反発をくらうことに。

原題の『Guardians of the Galaxy Vol. 2』は、前作でクイルが開封した亡き母からのプレゼントのカセットテープ「最強ミックス Vol. 2」にちなんだ命名だったため余計にファンの反感を買っていました。

カットされた幻のポストクレジット・シーンを解説

本作には、本編終了後に5つの映像が存在します。

さらに幻の6番目の映像として、「実はラヴェジャーズのジェフ(ヨンドゥがヤカの矢で殺害)が生きていた」という映像も候補にあったそう。

しかし、分かりくいのでナシに。

スター・ロードのTシャツの意味は?

クイルのTシャツ :© 2017 - Disney/Marvel

スター・ロードが着ていたTシャツのロゴは、架空の宇宙言語とのこと。

また意味はいまのところ不明です。

以上『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー2:リミックス』(2017)の小ネタ・トリビア・裏話の解説でした。

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー2:リミックス』(2017)の順番や時系列は?

クイルとロケット :© 2017 - Disney/Marvel

ここでは、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー2:リミックス』(2017)の順番と時系列を下記の2つに分けて解説します。

①MCUシリーズでの順番を解説
②時系列を解説

それぞれ見ていきましょう。

MCUシリーズでの順番を解説

本作は、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)シリーズでは15作目。

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズでは2作目の作品です。

前作は、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー1』(2014)。

また、続編『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー3』も製作予定

ガーディアンズのメンバーが本作の次に登場するのは『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)、そして『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)。

アベンジャーズと合流しサノスと戦うことになります。

時系列を解説

本作のオープニングの地球のシーンは、1980年。

その「34年後」とテロップが表示されるため、本作のほとんどの舞台は2014年。

これは前作『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー1』(2014)の数か月後という設定です。

時系列的には、本作の次に来るのはMCU過去作品である『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)。

以上「『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー2:リミックス』(2017)の順番と時系列の解説でした。

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー2:リミックス』(2017)の最後は? ラストシーンや結末を解説

時限爆弾とグルート :© 2017 - Disney/Marvel

ここからは、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー2:リミックス』(2017)の結末を解説します。

また、本編終了後にも5つのシーンがありますので、後述の“『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー2:リミックス』(2017)はエンドロール後に本編はある?”もあわせてご覧ください。

それでは本編の結末を見ていきましょう。

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー2:リミックス』(2017)のラストシーン

ヨンドゥの言葉、

「俺が矢を飛ばすとき、頭は使っちゃいない。俺が使うのは

家族の思い出(母親、ガーディアンズのメンバー、ヨンドゥとの思い出)を思い浮かべたことで、“光”のパワーを使えるようになったスター・ロード(ピーター・クイル)。

クイルは“光”の超能力を使いエゴと戦闘。

エゴの力は弱まり、ガーディアンズのメンバーの拘束は解除。

銀河じゅうの惑星を飲みこもうとしていたエゴの分身もただの岩石に。

時限爆弾の設置を任されていたグルートは、正しいボタンを押して爆弾をエゴの脳の直近にセット。

クイルはエゴに「神ではなく、普通のやつらと同じ存在になる」と脅されますが全く動じず

そのまま爆弾でエゴは爆死

それによってクイルの“光”のパワーも失われます

クイルをエゴの星から救い出してヨンドゥは死亡。

クイルを救ったことでラヴェジャーズのメンバーとして認められたヨンドゥのために“ラヴェジャーズの葬儀”が行われました。

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー2:リミックス』(2017)のその後・続編は?

クラグリンとクイル :© 2017 - Disney/Marvel

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーは、新たにマンティスがメンバーに加わり、旅を続けることに。

ロケットにとって、ヨンドゥの死は忘れられない出来事になったようでした。

ガーディアンズのメンバーはこのあと、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)、そして『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)でアベンジャーズと合流しサノスと戦うことに。

また、続編『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー3』も製作予定。

ヴィランとして、アダム・ウォーロックアイーシャが登場すると予想されています。

クラグリンはヨンドゥのあとを継ぐことに。

詳しくは後述の“『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー2:リミックス』(2017)はエンドロール後に本編はある?”をご覧ください。

【レビュー】『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー2:リミックス』(2017)の評価・評判

ラヴェジャーズを倒すヨンドゥたち :© 2017 - Disney/Marvel

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー2:リミックス』(2017)の低評価、高評価のレビューをそれぞれ紹介します。

【つまらない?】低評価のレビュー

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー2:リミックス』(2017)の低評価レビュー
Filmarks:★★★☆☆ 3.0
「冒頭は面白いけど……。」
映画.com:★★★★☆ 3.5
「1作目のほうが面白い」
Rotten Tomatoes(海外の評価):★★☆☆☆ 2.0
「ヴィランが微妙」

家族愛というテーマや、世界観にノレない場合、苦手に感じるとのこと。

また、『アベンジャーズ』シリーズに直接関係のない話なので飛ばしてもいいという意見も。

【面白い?】高評価のレビュー

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー2:リミックス』(2017)の高評価レビュー
Filmarks:★★★★★ 4.5
「MCUで1番泣ける」
映画.com:★★★★★ 5.0
「ヨンドゥがかっこいい」
Rotten Tomatoes(海外の評価):★★★★★ 4.5
「1作目より感動的だし笑える」

ラストの展開に感動したという声多数!

超人気の1作目の雰囲気を壊さず保っているところが、かなり高評価な様子。

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー2:リミックス』(2017)の総合評価:血のつながった父親よりも、ガーディアンズが家族でした

ロケット :© 2017 - Disney/Marvel

ヨンドゥの栄光に涙するロケットの表情で締められた『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー2:リミックス』(2017)。

ガーディアンズのメンバーは、お互いこそが真の家族であるとようやく認める結果に。

銀河じゅうを自身で覆いつくそうとするエゴの計画から、またしてもガーディアンズが銀河を救ったのです!

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー2:リミックス』(2017)はエンドロール後に本編はある?

ベビー・グルート :© 2017 - Disney/Marvel

本編終了後には5つの映像が存在。

ここでは順番にその5つを紹介します。

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー2:リミックス』(2017)本編終了後の映像
1番目のミッドクレジットシーン:クラグリンが登場
2番目のミッドクレジットシーン:スタカーとラヴェジャーズが登場
3番目のミッドクレジットシーン:アイーシャがアダム・ウォーロックを誕生させる
4番目のミッドクレジットシーン:成長したグルートとクイルが登場
5番目:ポストクレジットシーン:ウォッチャーとスタン・リー(カメオ出演)が再登場

それでは見ていきましょう。

1番目のミッドクレジットシーン:クラグリンが登場

ヨンドゥのヤカの矢を受け継いだクラグリンが、口笛でヤカの矢の操作を練習していました。

2番目のミッドクレジットシーン:スタカーとラヴェジャーズが登場

ラヴェジャーズ再結成 :© 2017 - Disney/Marvel

スタカーがラヴェジャーズを再結成。

マルティネックス、チャーリー27、アリータ・オゴルド、メインフレーム、クルーガーがラヴェジャーズのメンバーとして登場。

3番目のミッドクレジットシーン:アイーシャがアダム・ウォーロックを誕生させる

アダム :© 2017 - Disney/Marvel

惑星ソヴリンにいるアイーシャが登場。

ガーディアンズを抹殺するために「アダム」を作っていたアイーシャ。

アダム・ウォーロックを作っており、続編「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー3」で登場するのではと予想されています。

また、この3番目と4番目の映像の間にグランドマスターが初登場

エンドロール中に画面右端でダンスをしているグランドマスターの姿が。

4番目のミッドクレジットシーン:成長したグルートとクイルが登場

成長したグルート :© 2017 - Disney/Marvel

大きく成長したグルートとクイルが口喧嘩するシーンが。

この4番目の映像のあと、エンドロールの最後で喋っている台詞はデビッド・ハッセルホフのもの。

5番目:ポストクレジットシーン:ウォッチャーとスタン・リー(カメオ出演)が再登場

スタン・リーのカメオ出演 :© 2017 - Disney/Marvel

カメオ出演しているスタン・リーが再登場

去っていくウォッチャーたちに、

「うちまで送ってくれるんじゃないのか? どうやって帰ればいい? まだ話したいことが山ほどあるんだよ

と発言。

本編での登場時に言っていた「FedEx(フェデックス)の配達員」の話以外にも話したいことがあるとのこと。

やはり今までのカメオ出演の記憶があることを示唆しており、スタン・リーのカメオ出演はすべてウォッチャーの手下としての働きだった?と思わせる演出がされています。

ウォッチャーとは、コミックに登場しているマーベル世界の監視役

マーベル映画・MCUの時系列、順番について知りたい方はこちら。

マーベル映画・MCUの第17弾である『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017)の考察と解説はこちら。

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