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アベンジャーズ_感想・考察

2000年代を代表する伝説の作品となった『アベンジャーズ』シリーズの1作目であるマーベル映画(MCU)の『アベンジャーズ』(2012)は、初期メンバーが集計する超大作

全世界での興行収入15億ドル歴代興行収入でも最高で3位に達するなど商業的にも大成功しました。

バラバラだった彼らがいったいどうしてヒーローチームを結成することになったのか・・・。

すべてはここから始まり、その後の『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)、そして『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)へと受け継がれていきます

ここからは、『アベンジャーズ』(2012)の感想や考察、登場するヒーロー、キャストの紹介、続編への伏線や繋がり、評価について見ていきましょう!

【『アベンジャーズ』(2012)の評価】

項目 評価 点数
ストーリー ★★★★☆ 70点
配役/キャスト ★★★★★ 100点
アクションシーン ★★★★☆ 75点
イケメン度 ★★★★★ 100点
もっと続きが見たい!度 ★★★★☆ 80点
大注目のヴィラン度 ★★★★★ 100点

目次

『アベンジャーズ』(2012)の作品情報


アベンジャーズ (吹替版)

製作年 2012年
原題 Marvel's The Avengers
製作国 アメリカ
上映時間 143分
ジャンル アクション
監督 ジョス・ウェドン
脚本 ジョス・ウェドン
主要キャスト ロバート・ダウニー・Jr(トニー・スターク / アイアンマン)/日本語吹替:藤原啓治

クリス・エヴァンス(スティーブ・ロジャース / キャプテン・アメリカ)/日本語吹替:中村悠一

マーク・ラファロ(ブルース・バナー / ハルク)/ハルクの声:ルー・フェリグノ/日本語吹替:宮内敦士

クリス・ヘムズワース(ソー)/日本語吹替:三宅健太

スカーレット・ヨハンソン(ナターシャ・ロマノフ / ブラック・ウィドウ)/日本語吹替:米倉涼子

ジェレミー・レナー(クリント・バートン / ホークアイ)/日本語吹替:宮迫博之

トム・ヒドルストン(ロキ)/日本語吹替:平川大輔

『アベンジャーズ』(2012)の概要

ニューヨークの戦い:© 2012 Marvel

地球で解析されていた4次元キューブが、突如として動き出した

そのころ、宇宙には暗躍するものたちの影が・・・。

4次元キューブは宇宙空間との通路を開き、地球征服をたくらむロキが地球にやってきた

S.H.I.E.L.D.(シールド/国際平和維持組織)は戦争状態を宣言する。

きたる最終決戦に向けて、アベンジャーズ計画を進めたいS.H.I.E.L.D.長官のニック・フューリー。

彼は、アイアンマン、ハルク、ソー、キャプテン・アメリカ、ブラック・ウィドウ、ホークアイを招集する

上手くいかなければ地球はロキに乗っ取られてしまう。

アベンジャーズは世界の危機を救えるのか

【ネタバレあり】『アベンジャーズ』(2012)の感想と見どころ

アイアンマンとキャプテン:© 2012 Marvel

『アベンジャーズ』(2012)は、何度見ても会話劇を楽しめ、さらに憧れのヒーローたちのバトルも観られるという素敵な作品!

まずは本作の感想や見どころをご紹介します。

『アベンジャーズ』(2012)の感想と見どころ
①とにかく仲の悪いヒーローたち
②ヴィランなのに一躍大人気キャラクターになったロキ
③トニー・スタークの印象的なシーン
④圧巻の連係バトル
⑤繰り返し見たくなる張り巡らされた伏線
⑥ナターシャとバートンの暗殺者コンビ

とにかく仲の悪いヒーローたち

ヒーローが、人間性までヒロイックで素晴らしいなんていうのは単なる幻想かも・・・。

それを思い知らせてくれるのがこの『アベンジャーズ』(2012)なのです。

本作の彼らは初めて同じチームとして協力することになり、最初から“どうやったら感じ良く振舞えるか分からない”感満載。

そして空気はどんどん悪いほうに進み・・・

本作で彼らが喧嘩になるのにはいろいろな事情があるのですが、それにしても有名ヒーローたちの本気の言い争いが見られるとは!

のちに深い関係性を築いていくアベンジャーズのメンバーたち。

「最初はこんな空気だったのか」と、ある意味新鮮に感じます。

ちなみにこの気まずい雰囲気は、本作の最終決戦が終結したあとの、エンドロール後のシーンでもまだ続いています。

ヴィランなのに一躍大人気キャラクターになったロキ

そんな自由なヒーローたちに対抗し、ほぼ1人で戦況を引っかき回したのが、『アベンジャーズ』(2012)のメインヴィランであるロキ。

突っ込みどころ満載の憎めないヴィランです。

義兄ソーへのコンプレックスと復讐心を抱えたロキですが、地球にやってくるなり「ソーの弟か?」と有名人の弟扱いされたり、悪の協力者ジ・アザーに「お前の野望は子供のおねだり」と言われたり。

「私は神だぞ!」と言い放ったあとにハルクにビタビタと床にたたきつけられるシーンは超有名で、ホークアイの放った矢が爆破機能付きだと気づかず吹っ飛ばされたりします。

たぶん彼はこの作品で1番吹っ飛ばされてるキャラクターじゃないでしょうか。

いじられキャラにされそうなシーンではノーリアクションでやり過ごし、体を張って笑いを取り、「アリとゾウでは、争いにもならんからな」などと言う尊大なキャラ設定で大人気になりました。

トニー・スタークの印象的なシーン

不思議な面白さを醸し出したアスガルド人たちとは対照的に、トニー・スタークは『アベンジャーズ』(2012)のジョークを一気に担当しました。

もともと喋らせたら面白いトニーですが、本作では、揶揄する相手の人数が増えたぶん、単独作のときよりも毒舌がさえています

全方向に攻撃的な軽口をたたき、笑える台詞を連発。

そうして全員に喧嘩を売り、最終的にスティーブ(キャプテン・アメリカ)に怒られています。

その後、本作終盤のトニーが生み出したのが、あの超有名な台詞です。

「We have a Hulk.」
(こっちにはハルクがいる)

これは、ロキがトニーに言った「俺には軍隊がある」への上手い返しでした。

のちほど、トニーのキャラクター紹介のところでももう少しジョークをご紹介しますね!

圧巻の連係バトル

ニューヨークの高層ビル街の空をぬるぬると動くカメラの視点が、戦うヒーローたちを次々に映し、同時に全員が戦闘している臨場感が演出されています。

そしてそれぞれのパワーを組み合わせた戦い方を見ることができるのです。

例えば、アイアンマンのビームをキャプテン・アメリカの盾で反射させて攻撃したり、ハルクが敵を突き刺した金属片をソーがハンマーで叩いて巨大な敵を破壊したりと、まさに夢の共演なのです!

繰り返し見たくなる張り巡らされた伏線

初めて『アベンジャーズ』シリーズに触れた方は、最終バトルの凄すぎる映像表現が1番印象に残るでしょう。

では、“『アベンジャーズ』シリーズはファンサービスがすごい”という話を聞いたことがありませんか?

説明しましょう・・・『アベンジャーズ』(2012)では、ラストのニューヨークでの戦いよりも手前のほぼすべてのシーンが、いわゆる“ファンサービス”のために存在しているのです。

このシリーズが推している“ファンサービス”とは、“=伏線”のこと。

しかも分かりにくくほのめかす伏線ではなく、会話内容としてはっきり出てくる、ファンが楽しむための伏線です。

すべての会話の背景となる出来事が1本の大作映画として存在している、という感動を分かち合えるようになっています。

作中のキャラクターが語る出来事は、その光景を鑑賞した自分も、画面を通してキャラと一緒に体験したもの・・・。

この歴史を感じさせてファンを引っ張る手法は、映画『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズに通づるところがあります。

ナターシャとバートンの暗殺者コンビ

ナターシャとバートンは、超人設定のないS.H.I.E.L.D.のエージェントで、『アベンジャーズ』(2012)以前に単独作がなかった2人でもあります。

しかし、スーパーパワーがないはずなのに、異様に強いのです。

バートン(ホークアイ)は弓矢アクションを華麗にこなし、接続端子を物理的に矢で狙ってシステムを停止させるなど、ありえない精度の命中率。

上空の風の流れで急カーブする矢の軌道を予測したり、完全ノールックで背後の敵を射抜いたり、訓練でできることなのでしょうか?!

一方のナターシャは、通話中のまま余裕で敵を倒したり、敵エイリアンの武器を奪ってそれを使って攻撃したり、イリアンが乗っている空飛ぶ小型ボートのような乗り物に生身で乗ったり、怖いもの知らずで凄すぎます!

ナターシャとバートンは昔からの付き合いのようで、2人の仲の良さにも注目です!

『アベンジャーズ』(2012)の考察、本作の意義とは

ロキを取り押さえるアベンジャーズ:© 2012 Marvel

『アベンジャーズ』(2012)は、メンバーの招集シーン、メンバー間の対立シーン、最後のチタウリ戦、の3つのパートから構成されています。

伏線シーンが多いため複雑な印象を与える本作ですが。実際はかなりシンプルな構成なのです。

それでは本作の考察について見ていきましょう。

『アベンジャーズ』(2012)の考察、本作の意義とは
①マーベル神話の誕生
②フューリーのアベンジャーズへの思い
③アベンジャーズが誕生する歴史的シーン

マーベル神話の誕生

すべての始まりは2005年でした。

マーベル・スタジオが、自社製作でアメコミ映画を作る構想がスタートしたのです。

現マーベル・スタジオ社長のケヴィン・ファイギは、コミックに登場するヒーローチーム“アベンジャーズ”の中心となるキャラクターたちの権利をマーベルが保有している、と思いつきます。

そして、原作者スタン・リーとジャック・カービーがマーベル・コミックで提唱したような、“ユニバース”の概念を映画界に持ち込むことを考え出したのです。

そうして、個別のキャラクターの単独作品を順次公開したあと、クロスオーバー作品で集結させるという計画が誕生しました。

原案を書いたザック・ペンは、2007年には映画『アベンジャーズ』の初期バージョンのシナリオが存在していたと話しています。

“アベンジャーズ”を実現するためにマーベル・スタジオは5本もの劇場公開作(『アイアンマン』(2008)、『インクレディブル・ハルク』(2008)、『アイアンマン2』(2010)、『マイティ・ソー』(2011)、『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』(2011))を用意しました。

『アイアンマン』(2008)の成功のあと、マーベルはついに、『アベンジャーズ』(2012)の公開を発表したのです。

フューリーのアベンジャーズへの思い

『アベンジャーズ』(2012)の劇中の、フューリーのアベンジャーズ計画に対する発言は、映画『アベンジャーズ』シリーズへのメタ発言であり、フューリーはまた、スーパーヒーローを信じる人たちの代弁者でもあります。

本作のフューリーは、安全保障理事会がアベンジャーズ計画に反対しているにもかかわらず、ヒーローたちの結束に期待しています

これは、アメコミ映画が大ヒットを連発する時代ではなかった当時に、ストーリーが連続した大作をつくるというハイリスクな賭けに出た製作者たちそのもの

『アベンジャーズ』シリーズの製作経緯は、まさに本作で描かれたアベンジャーズ結成なのです。

劇中でも、フューリーはアベンジャーズ計画について、4次元キューブを利用した大量破壊兵器よりも“もっと危険な計画”と表現しています。

それを踏まえた上で、フューリーの台詞をご紹介しましょう。

「(コールソンは)ヒーローたちを信じていた。まぁ、ヒーローなんてもう古いが」

「ヒーローたちは戻ってくる。我々が必要とするからだ」

「彼ら一人ひとりはいびつな存在ですが、正しく導いてやれば、上手く機能するはず」

3つ目の台詞は特に、まさにアベンジャーズを的確に言い表した言葉で、愛にあふれた台詞なのです。

マーベル映画『アイアンマン2』(2010)の感想と考察、登場人物や伏線やつながりについて知りたい方はこちら。

アベンジャーズが誕生する歴史的シーン

チーム誕生の瞬間:© 2012 Marvel

『アベンジャーズ』(2012)のなかでもかなり有名な、6人のヒーローが背中合わせに並び立つ伝説的なシーン

ですが、ここではキャプテン・アメリカは決め台詞「アベンジャーズ・アッセンブル」を言いません

これは製作者があとで公開するさらなる大作まで引っ張りたかったからです。

『アベンジャーズ』(2012)ではまだまだ出来あいのチームだったので、言わなくてもそんなに違和感はありませんでした。

『アベンジャーズ』(2012)に登場するヒーローやヴィランの正体を解説

アイアンマン:© 2012 Marvel

『アベンジャーズ』(2012)に登場するたくさんのキャラクター、ヒーローや悪役たちを画像や特徴とともに紹介

『アベンジャーズ』(2012)に登場するヒーローやヴィランの正体を解説
①『アベンジャーズ』(2012)に登場するヒーローを解説
②アベンジャーズを支えるS.H.I.E.L.D.やその他のキャラクター
③『アベンジャーズ』(2012)に登場するヴィランの正体を解説

『アベンジャーズ』(2012)に登場するヒーローを解説

まずは、アベンジャーズのメンバーとなるヒーローたちを見ていきましょう。

『アベンジャーズ』(2012)に登場するヒーローを解説
①アイアンマン/トニー・スターク:鋼鉄の兵器を身にまとう発明家にしてアベンジャーズの頭脳
②ハルク/ブルース・バナー:制御不能の巨人!アベンジャーズきっての力自慢
③キャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャース:正義感の強いアベンジャーズのリーダー
④ソー:オーディンの息子にして雷を操る雷神
⑤ブラック・ウィドウ/ナターシャ・ロマノフ:美しすぎる女スパイ
⑥ホークアイ/クリント・バートン:知力と体力を兼ね備えた弓の名手

アイアンマン/トニー・スターク:鋼鉄の兵器を身にまとう発明家にしてアベンジャーズの頭脳

トニー・スターク:© 2012 Marvel

赤い金属製パワードスーツでおなじみのアイアンマン。

トニー・スタークは天才科学者兼社長で、『アベンジャーズ』(2012)では、4次元キューブ実験を調査するために、1晩でセルヴィグ博士のメモや論文を読みきり博士の研究内容を習得するという天才的な頭脳を発揮しました。

「いつから熱核反応物理学のプロになったの?」
――マリア・ヒル

「ゆうべから」
――トニー・スターク

ブルースの4次元キューブ探査システムを改良したり、S.H.I.E.L.D.の機密情報を入手するなどさまざまな貢献をしています。

トニーは『アイアンマン』(2008)以来、心臓に爆弾の破片がささっており、胸部に埋めたアーク・リアクターが彼の心臓を保護しているのです。

また、性格について指摘されることを愚痴っています。

「アベンジャーズ計画はなくなったんだろ? それに僕は失格だと言われた」

「気まぐれだし、自意識過剰で、協調性がない」

このトニーがされた指摘は『アイアンマン2』(2010)のラストの話で、S.H.I.E.L.D.から派遣されてトニーを調査していたナターシャの調査結果に書かれていた内容です。

コールソンによると、今回は「性格うんぬんの問題ではなくなった」ため召集されたようです。

本作でも協調性のなさがかなり表現されていて、なかでもロキとソーに関しては結構いろいろと言っています。

ではいくつかご紹介しましょう!

「Reindeer games」
(トナカイくん)

『Reindeer games』(2000)(邦題:レインディア・ゲーム)という映画があるのです。

Reindeerはトナカイのこと。

ロキの角のあるかぶり物が気になるようです。

「Rock of Ages」
(コスプレ野郎)

『ロック・オブ・エイジズ』は有名なブロードウェイミュージカルです。

ロキの衣装がミュージカルチックだと言いたい様子

また、聖書では神を指す言葉なのだとか。

「Point Break」
(サーファーくん)

「Point Break」は、金髪のサーファーが登場する映画『Point Break』(1991)(邦題:ハートブルー)のこと。

ソーとは見た目が似てます

ちなみにこのジョークは『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017)の伏線になってます。

「シェイクスピア」

義理の兄弟の喧嘩をシェイクスピアの舞台劇のようだと揶揄。

ちなみに『マイティ・ソー』(2011)もシェイクスピア的、と評されることが多く、多数のシェイクスピア劇に出演しているケネス・ブラナーが監督をしています。

ハルク/ブルース・バナー:制御不能の巨人!アベンジャーズきっての力自慢

ブルース・バナー:© 2012 Marvel

怒ると超人ハルクに変身してしまう天才科学者、ブルース・バナー。

『アベンジャーズ』(2012)におけるキーアイテム 4次元キューブはガンマ線を発しており、過去にガンマ線の研究をしていたブルースは、その知識を使って4次元キューブ探査システムを構築します。

本作では、「英語を話せる」(まともに話の通じる、の意)とトニーが最初から認めていた唯一の人物です。

「バナー博士は、僕に使われた血清の研究をしてたのか」
――スティーブ・ロジャース

「この前ニューヨークに行ったときはハーレム地区を壊してしまった」
――ブルース・バナー

これらは『インクレディブル・ハルク』(2008)の話です。

キャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャース:正義感の強いアベンジャーズのリーダー

フューリーとスティーブ:© 2012 Marvel

星条旗をモチーフにした衣装を着ている、まさに理想のヒーローのあるべき姿、キャプテン・アメリカ。

スティーブは、誕生したばかりのヒーローチームを、そのリーダーシップで正しい方向へ引っ張りました。

最初の登場シーンでは、北極海に墜落していく場面など『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』(2011)のフラッシュバックが入ります。

『アベンジャーズ』(2012)のスティーブは、70年間の氷漬けから引き上げられてまだ間もないのです。

「もう何を聞いても驚きませんよ」
――スティーブ・ロジャース

「10ドル賭けてもいいけど間違いだ」
(Ten bucks says you're wrong.)
――ニック・フューリー

あとでS.H.I.E.L.D.の本部のメインエリアに初めて入ったスティーブが、すごい設備に驚いて10ドルをフューリーに手渡すのはこの台詞を回収したギャグです。

「この前ドイツに来たときも、人を支配しようとした男がいた」

これは『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』(2011)のときの話です。

スティーブは過去に悪の秘密結社ヒドラと戦っており、ヒドラは4次元キューブで兵器を開発していました。

ソー:オーディンの息子にして雷を操る雷神

ソー:© 2012 Marvel

アスガルドの神で、メインヴィラン ロキの義兄である雷神、ソー。

父オーディンの移動能力を借り、ロキを探しに地球にやってきます

ソーは戦闘機に突然乗り込んできて、無言でロキを連れ去りましたが、兄弟の話し合いはそんなに上手くはいきませんでした。

「死んだと思ってた」
――ソー

「悲しんだか?」
――ロキ

このソーとロキの会話は『マイティ・ソー』(2011)の結末についての話です。

ソーは本作中で、「ロキと俺の確執で地球の人々が犠牲になった(『マイティ・ソー』(2011)のこと)」、「(友人である)セルヴィグ博士をさらったのは自分への当てつけだ」、「ロキはアスガルドで裁きを受けさせる」と説明しています。

また、ソーは神なので、ズレたことを言ったりします。

「アスガルドの民は自分たちが偉いつもりでいるんだ。だが所詮はビルジスナイプと変わらない」

「デカくて、うろこがあって、角がある。地球にいないか?」

迫真の角ポーズでビルジスナイプについて説明するシーンでは、後のコメディ担当キャラの予兆を感じさせています

ソーの恋人は、『マイティ・ソー』シリーズに登場する地球人のジェーンで、途中写真が映り、「保護されてノルウェーにいる」と説明されます。

セルヴィグ博士とも、『マイティ・ソー』(2011)以来の知り合いです。

『マイティ・ソー』(2011)の詳しい感想や考察、マーベル(MCU)シリーズの伏線やつながりを知りたい方はこちら。

ブラック・ウィドウ/ナターシャ・ロマノフ:美しすぎる女スパイ

登場シーンのナターシャ:© 2012 Marvel

アベンジャーズの紅一点でありロシア人スパイのナターシャ。

S.H.I.E.L.D.のエージェントとしてアベンジャーズ計画に関わってきたナターシャは、自身もメンバーとして参加、天才的な尋問スキルも見せます。

ナターシャは、ロキがS.H.I.E.L.D.にのこのこ捕まった目的が、ハルクを目覚めさせるためだったと突き止めました

初登場シーンの、拘束されたままでロシア要人の情報を引き出すシーンは、中盤のロキとの対話シーンの伏線になっていました

初めのシーンでナターシャと話しているゲオルギー・ルチコフ(Georgi Luchkov)と、会話内容に出てくるサラグープ(Solohob)という人物は、ともにロシア陸軍の幹部であり違法兵器売買に関わっていたため、ナターシャは調査任務中でした。

ホークアイ/クリント・バートン:知力と体力を兼ね備えた弓の名手

バートンとナターシャ:© 2012 Marvel

S.H.I.E.L.D.のエージェントであり超人的な弓の腕前を持つクリント・バートン。

四次元キューブ実験の監視をしていたところ、ワームホールを開いて現れたロキに洗脳され、終盤までロキに協力し悪事をやらされています。

そのため洗脳が解けたあとはかなりロキを恨むことに。

アベンジャーズを支えるS.H.I.E.L.D.やその他のキャラクター

S.H.I.E.L.D.(シールド)本部:© 2012 Marvel

S.H.I.E.L.D.関係者や、トニー、ソーと交流のあるキャラクターたちを紹介します。

アベンジャーズを支えるS.H.I.E.L.D.やその他のキャラクター
①ニック・フューリー:S.H.I.E.L.D.のリーダー
②フィル・コールソン:長官フューリーの右腕
③マリア・ヒル:S.H.I.E.L.D.を仕切る女性幹部
④セルヴィグ博士:ロキに洗脳された物理学者
⑤ペッパー・ポッツ:スターク・インダストリーズの秘書にしてアイアンマンの恋人
⑥J.A.R.V.I.S.(ジャービス):トニー・スタークの忠実な電脳執事

ニック・フューリー:S.H.I.E.L.D.のリーダー

フューリー:© 2012 Marvel

「長官」と呼ばれる、眼帯がトレードマークのフューリー。

チーム“アベンジャーズ”を始動させるために、試行錯誤しています。

揉めてばかりのヒーローたちを団結させるため、“コールソンがいつもキャプテン・アメリカのカードを持ち歩いていた”とだまして感情移入させるなど、手段を選ばない一面も。

フィル・コールソン:長官フューリーの右腕

マリア・ヒルとコールソン:© 2012 Marvel

S.H.I.E.L.D.のエージェント。

アベンジャーズのメンバーを招集します

ロキに刺され絶命したかのように見えますが・・・。

マリア・ヒル:S.H.I.E.L.D.を仕切る女性幹部

S.H.I.E.L.D.の副長官

冒頭ではロキを追ってカーチェイスを繰り広げ、本部に戻ってからは現場を指揮しています。

セルヴィグ博士:ロキに洗脳された物理学者

セルヴィグ博士:© 2012 Marvel

『マイティ・ソー』(2011)にも登場した宇宙物理学者で、S.H.I.E.L.D.の管理下で4次元キューブの研究を行っています。

突然キューブが暴走をはじめる、という『アベンジャーズ』(2012)の事件の始まりに大きく関わる人物

ロキに洗脳された後は、チタウリが通る通路を作りたいロキに協力します

ペッパー・ポッツ:スターク・インダストリーズの秘書にしてアイアンマンの恋人

ペッパーは、序盤とラストに登場。

プレイボーイだったトニーですが、『アベンジャーズ』(2012)ではペッパーと真剣に付き合っています

「手渡しは好きじゃない」
――トニー・スターク

「いいのよ! 手渡し大好き」
――ペッパー・ポッツ

序盤で、突然のコールソンの訪問を嫌がるトニーを、上手くいなすペッパーを見ることができます。

また、最終決戦で窮地に立たされたトニーが、最後かも・・・と思って電話した相手はペッパーでした

しかしペッパーはトニーを心配するあまりテレビのニュースに釘づけで、電話に気づきません。

J.A.R.V.I.S.(ジャービス):トニー・スタークの忠実な電脳執事

トニーが開発したプログラムで、トニーが喋るだけでだいたいなんでもやってくれるコンピューター上の執事です。

『アベンジャーズ』(2012)で、「ジャービスがS.H.I.E.L.D.の機密情報を探っている」と言っているのは彼のことで、アイアンマンのスーツを着ているときに会話している音声の相手もJ.A.R.V.I.S.(ジャービス)です

本作では音声のみのキャラクターですが、『アベンジャーズ』シリーズ続編では超重要キャラに

『アベンジャーズ』(2012)に登場するヴィランの正体を解説

ではヴィランたちを見ていきましょう。

『アベンジャーズ』(2012)に登場するヴィランの正体を解説
①ロキ:アスガルドのオーディンの息子にしてソーの義弟
②チタウリ:宇宙から襲来した異星人
③リヴァイアサン:ニューヨークを破壊した巨大な魚型エイリアン
④ジ・アザー:チタウリのボス

ロキ:アスガルドのオーディンの息子にしてソーの義弟

ドイツでのロキ:© 2012 Marvel

『アベンジャーズ』(2012)のメインヴィラン ロキは、角のついたヘルメットが特徴の、いたずらの神

本作では、杖(セプター)を使ってマインドコントロールを行い、バートン(ホークアイ)やセルヴィグ博士をチタウリ軍の侵攻に協力させました。

ロキは偉大な義兄ソーへのコンプレックスを抱えており、ソーが近くにきたと分かるため、雷が鳴ることが怖いようです。

また自分が養子であることを気にしています。

終盤、チタウリに襲撃されたニューヨークの惨状を見たソーに問いかけられ、こう返しています。

「お前はこの地獄を治められるのか!」
――ソー

「もう遅い。もう止められない」
――ロキ

ソーは最後までロキを改心させようとしましたが、上手くいきませんでした。

悪事を働きながらも逡巡し、よく裏切るのがロキの特徴です。

本作では、攻撃はおもに杖からの衝撃波で行い、幻影を出して自身を複製したり、あたかもそこにいるように見せかける魔法をよく使っています。

見た目の姿を自在に操ることができ、美術館のパーティーに行った際にはなぜかスーツ姿で正装して現れました。

チタウリ:宇宙から襲来した異星人

チタウリ:© 2012 Marvel

『アベンジャーズ』(2012)で、ロキの裏で暗躍するヴィランのジ・アザーが保有している軍隊です。

チタウリの地球への侵攻をロキが率いることになります

チタウリはサイボーグのようなヒト型エイリアンで、有機生物と機械が合わさった体の構造をしています。

生まれたときは有機生物ですが、兵士にするために改造されているのです。

トニーが破壊した母船(通称チタウリ・コマンド・センター)は、すべてのチタウリとリヴァイアサンをコントロールしていたため、破壊により全員機能停止しました

リヴァイアサン:ニューヨークを破壊した巨大な魚型エイリアン

リヴァイアサン:© 2012 Marvel

リヴァイアサンは、巨大な古代魚のようなエイリアンです。

チタウリとは別の種族ですが、チタウリに戦艦として利用されていて、特徴も似ています。

体表が装甲で覆われた巨大な有機生物で、チタウリ・コマンド・センターのコントロール下にあります

ロキが宇宙にいるジ・アザーと対話するシーンでも、ジ・アザーの背後に映りこんでいます。

ジ・アザー:チタウリのボス

ジ・アザー:© 2012 Marvel

ジ・アザーはチタウリとは別の種族のヒト型宇宙人で、マーベル最恐のヴィラン サノスの部下です。

『アベンジャーズ』(2012)でも、サノスの命令に従って動いています

ジ・アザーはロキを懐柔し、チタウリをニューヨークに侵攻させることに成功。(敗北しますが。)

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(2014)にも登場します。

『アベンジャーズ』(2012)の疑問、伏線や繋がりを解説

キャプテンとトニー:© 2012 Marvel

『アベンジャーズ』(2012)に登場する重要な伏線シーン、疑問について解説します。

『アベンジャーズ』(2012)の疑問、伏線や繋がりを解説
①なぜ手を組んだ?ロキ・チタウリの目的を解説
②アベンジャーズが招集された理由、きっかけはS.H.I.E.L.D.
③アベンジャーズが決裂してしまう原因とは……?
④なぜアベンジャーズが世間からの賛否にさらされるのか?
⑤黒幕はサノス? サノスが笑っているのはなぜ?
⑥4次元キューブとは?
⑦ロキの杖(セプター)は何?
⑧“試作モデル”、“2号機”とは?
⑨スティーブが見つけてきた銃器はなに?
⑩ブルースが画面を見て「これはまずい」と言ったのはなぜ?
⑪墜落したソーはなぜハンマーを動かせない?
⑫ロキの杖(セプター)の洗脳はなぜトニーに効かない?
⑬トニーが言う“聖書のヨナ”って?
⑭フューリーとモニター画面で話している人たちは誰?
⑮スタン・リーはどこに出ている?
⑯ロキは初めどうやって通路を開け地球に来たのか?、4次元キューブが目覚めたのはなぜ?
⑰ナターシャとバートンに用意された大量の伏線
⑱美術館で殺された博士やイリジウムは?

なぜ手を組んだ?ロキ・チタウリの目的を解説

『アベンジャーズ』(2012)に登場するヴィランたちの目的を解説

なぜ手を組んだ?ロキ・チタウリの目的を解説
①ロキの目的・計画は?
②ジ・アザー、サノスの目的・計画は?

ロキの目的・計画は?

ロキの目的は、ソーへの復讐のためソーにとって大切な地球を支配することです。

ロキがこうなった経緯は『マイティ・ソー』(2011)で語られています

「王になりたいんじゃない。お前と対等になりたかっただけだ」

「地球の何がお前を変えたんだ。まさか女のせいか」

「ここが片付いたら、その女を拝みに行くとしよう」

これらは『マイティ・ソー』(2011)終盤のロキの台詞で、ロキは地球にかなり関心を持っています

そしてその後サノスとジ・アザーに出会ったロキは、サノスの計画に加担することになります。

渡された杖(セプター)から自身もマインドコントロールされてソーへの憎悪と、復讐のための地球征服願望が増幅され、あのような状況になっています。

本作『アベンジャーズ』(2012)でも、ロキは経緯をちらちら喋っています

「私はアスガルドの王だったが、裏切られた」

と、ジ・アザーに対して発言

また、ソーとの会話で

「お前の大事な地球」

「お前の栄光の陰に隠れていた」

「お前は奈落に突き落とした、王となるべきこの私を」

と言っています。

「俺の愛する星を攻撃することで俺に復讐する気か」
――ソー

ソーもこのように発言しています

また、

「私はお前が知らない世界を見た。追放されてから成長したのだ。あのキューブの真のパワーも見た」

と、やや4次元キューブの幻覚に惑わされているような発言もありました

それに対してソーは、「誰がそれを見せた? 誰に操られている?」と誰が糸を引いているのか思案しています

その後スティーブにロキの計画を聞かれたソーが、計画を端的に説明しています

「ロキは軍隊を持ってるんだ。そいつらを率いて戦争を起こし、地球を手に入れる。4次元キューブと引き換えに」

ジ・アザー、サノスの目的・計画は?

サノスにひざまずくジ・アザー:© 2012 Marvel

一方、ジ・アザーはサノスの部下であり、『アベンジャーズ』(2012)でのジ・アザーの行動はすべてサノスの目的を果たすためです。

サノスの目的は、地球にある4次元キューブを手に入れることでした。

「地球は彼の手に、宇宙はあなたさまの手に」

「我々の狙いは地球ではなくキューブがもたらすよりよい世界だ」

つまりサノスとジ・アザーの計画はこうです。

サノスとジ・アザーの計画
・ロキを地球に送り込む
・セルヴィグ博士を洗脳させる
・4次元キューブでチタウリ軍の通路を作らせ侵攻
・ロキは地球を支配、代わりに4次元キューブを貰う

『アベンジャーズ』(2012)の1番初めのシーンはジ・アザーの報告シーンから始まり、この報告を聞いているのがサノスです

アベンジャーズが招集された理由、きっかけはS.H.I.E.L.D.

ナターシャとバートンはもともとS.H.I.E.L.D.のエージェントです。

バートンは最初から4次元キューブ実験の監視任務についていました。

フューリーをはじめとするS.H.I.E.L.D.上層部はアベンジャーズ計画を実現させたがっていましたが、安全保障理事会は反対しました。

そんななかロキが現れ、間に合わせでも最強の兵器が必要という、絶好のチャンスが訪れます。

そこで、S.H.I.E.L.D.はアベンジャーズ計画の候補者を呼び集めます

ナターシャは、ロシアでのS.H.I.E.L.D.の任務中に、コールソンから電話でアベンジャーズ計画への参加を命令されます。

トニーは、アーク・リアクターからの電力供給成功を祝っているときに、コールソンから電話が。

ブルースは、インドで診療所を開き穏便に暮らしていたところを、S.H.I.E.L.D.から指示されたナターシャが探しに来ます。

ガンマ線を研究していたため、4次元キューブの調査に役立つと思われたからです。

スティーブは、フューリーに直接依頼され、参加を決めました。

また、スティーブは4次元キューブを兵器利用したヒドラと戦った経験もあります

ソーは一貫して、「ロキはアスガルドで裁く」と主張していますが、ロキがS.H.I.E.L.D.に捕まったのをきっかけにチームに合流し、チタウリの軍が攻めてきたので、チームの一員として戦うことになります

アベンジャーズが決裂してしまう原因とは……?

ロキの仲間割れを狙った策略と、もともとの不和と、ロキの杖(セプター)からのマインドコントロールが原因です。

ロキは、チタウリ侵攻を成功させるために、ヒーローたちに仲間割れをさせ、わざとS.H.I.E.L.D.本部に連行されてハルクを引き出そうとしています

ロキは4次元キューブをセルヴィグ博士に任せ、自分はこの計画を遂行しており、ある程度は成功と言えます。

「(アベンジャーズのメンバー全員を)よくもまぁ1人残らず怒らせたな」
――トニー・スターク

「それが狙いだ」
――ロキ

と言っていることからもロキの策略が分かると思います。

では、決裂の過程と、チームとして一体となるきっかけを見ていきましょう。

アベンジャーズが決裂してしまう原因とは……?
①第一印象の悪さ
②ロキの杖の解析が始まり、マインドコントロールへ S.H.I.E.L.D.が隠していた計画も発覚
③バートンがS.H.I.E.L.D.本部を攻撃 和解へ

第一印象の悪さ

まず彼らは、そもそもお互いを快く思っていない状況でS.H.I.E.L.D.によって呼び集められたグループでした。

キャラクター間の関係を説明します。

トニーとナターシャは『アイアンマン2』(2010)で潜入調査されていた間柄のため初めから気まずい関係です。

「私がスタークに信用ないのは知ってるでしょ」
――ナターシャ・ロマノフ

トニーは、ナターシャと合流する際に、ナターシャの戦闘機のシステムに突然オーバーライドして登場「会いたかった?」と皮肉を言っています

スティーブは、トニーの父ハワード・スタークが4次元キューブを引き揚げたと聞いて「海に沈めておくべきだった」と言います。

合流後も、トニーとスティーブは全く性格が合っていません

トニーはロキを連れ去ったソーを攻撃し交戦に。

スティーブがソーに「ハンマーを置け」と言ったことはソーの逆鱗に触れました

ブルースはロキを「クレイジーだ」と言い、ソーに注意されます。

また、ブルースはS.H.I.E.L.D.ともともと因縁があり関わりたくないうえ、精神を乱されハルクに変身するかもしれない現場に連れてこられています

早く解決して帰りたがっているのはそのためです。

ロキの杖の解析が始まり、マインドコントロールへ S.H.I.E.L.D.が隠していた計画も発覚

ロキの杖(セプター)ブルースとトニーが解析しはじめます

マインドコントロールの影響は、まだ定かではありませんが、不安なすべり出しです。

「(ロキが言った)『全人類を照らしあたためるか?』ってキューブの使い方を馬鹿にしてた。あれはトニーのことだろ」

「(エネルギー開発事業のことを知っているのに)S.H.I.E.L.D.はトニーをキューブのプロジェクトに入れなかった」

――ブルース・バナー

その流れで、話題がS.H.I.E.L.D.の不審なエネルギー開発に移ったことはいいことでした。

トニーとブルースはS.H.I.E.L.D.を疑っていたようです。

機密データをハッキングしたり、自分勝手に振る舞うトニーの行動にスティーブは苛立ちます

「ロキは我々を煽ってる。戦争を前にこちらが仲間割れをすれば思うつぼだぞ」
――スティーブ・ロジャース

実はスティーブは最初からかなり核心を突いています

かなり揉めたものの、トニーとブルースの意見を聞いたスティーブもS.H.I.E.L.D.本部を調べはじめます。

そして、“試作モデル”“2号機”と呼ばれる兵器開発の事実が発覚さらなる言い争いに発展します。

ここからは明らかに杖によるマインドコントロールの影響を受けています

「キューブを研究したことでロキとその仲間を呼び寄せたんだ」
――ソー

「核と同じだな。それを抑止力にするのか?」
――トニー・スターク

「武器商人だった君がよく言うな」
――ニック・フューリー

その後トニーとスティーブは完全に喧嘩になってしまいます。

「鎧を脱いだら何が残る?」

「君が本気で戦うのは自分のためだけだ。自分を犠牲にできる人間じゃない」

「君のようなやつがヒーローの振りをするのはやめたほうがいい」

――スティーブ・ロジャース

 

「君の能力は実験室で他人が作ったものだ」
――トニー・スターク

また、ブルースは杖に影響されていつの間にか杖をつかんでいました。

この口論はバートンが本部を攻撃したことで終わります

バートンがS.H.I.E.L.D.本部を攻撃 和解へ

バートンに攻撃されたことでブルースはハルクに変身します。

ハルクを出現させS.H.I.E.L.D.本部を破壊、義兄ソーをアベンジャーズから切り離す、という目的を果たしたロキは脱走

トニーとスティーブは船のエンジンを修理するために否応なく協力せざるをえない状況になり、ナターシャとバートンの戦闘でバートンの洗脳が解除されます

コールソンの死去の影響で4人は結束、トニーとスティーブは再度話し合います

「フューリーに従う気はないからな」
――トニー・スターク

「僕もだ、確かにフューリーの手はロキと同様に血まみれだ」
――スティーブ・ロジャース

こうして、S.H.I.E.L.D.の指示ではなく自分たちの意志でヒーローチームとして立ち上がることになるのです

トニーは、ロキの作戦はヒーローたちを分断し、孤立させて倒すことだと指摘します。

これは初めのころにスティーブが言っていたのとだいたい同じことです。

なぜアベンジャーズが世間からの賛否にさらされるのか?

アベンジャーズこそ、最終決戦で街を破壊しつくした張本人だ、と認識している人々がいるからです。

実際にアベンジャーズに救出された民間人はヒーローに感謝しているようです。

もちろん地球を守るために戦ってくれたヒーローを応援するようになった人も大勢います

黒幕はサノス? サノスが笑っているのはなぜ?

ジ・アザーからの報告で「人類にうかつに手を出せば死を招くことになる」と聞いて、ほほえんでいます。

原語では“court death”(死を招く)と言っています。

サノスは大量虐殺が好きなのでこの報告に喜んでいるのです。

また、コミックファンへのサービスの意味もあります

デス(Death)は原作コミックに登場する、死を具現化した、死神のような女性キャラクターで、コミックのサノスはデスに心を惹かれています

4次元キューブとは?

4次元キューブ:© 2012 Marvel

『アベンジャーズ』(2012)で超重要アイテムとなる4次元キューブ。

登場キャラクターたちが、“4次元キューブ”と言ったり、“キューブ”と言ったりしている水色の立方体の物質で、微弱なガンマ線を発しています。

原語でも“Tesseract”(テッセラクト)と言ったり“Cube”(キューブ)と言ったりしています。

『アベンジャーズ』(2012)では、ワームホールを開く物質であり、また幻覚を見せる作用もあるようです。

4次元キューブ単体ではチタウリ軍が通れる安定したワームホールを作れないため、セルヴィグ博士がイリジウムなどを使った4次元キューブ装置を製作し、最終決戦でスタークタワーで使用されます

「アーク・リアクターを停止しました。しかし既に装置は起動しています」
――J.A.R.V.I.S.(ジャービス)

と言っているように、セルヴィグ博士はスタークタワーの電力アーク・リアクターを使って4次元キューブ装置を動かしています

洗脳が解けたセルヴィグ博士は、

「ロキの杖・・・エネルギー・・・」

「安全装置も組み込んでおいた」

「ロキの杖で通路を閉じれると思う」

と発言します。

ロキの杖(セプター)で、安全装置を作動させ、通路を閉じれる、と言っているようです。

本作の映像から考えると、ロキの杖(セプター)はエネルギーを持っていて、4次元キューブのエネルギーバリアを貫通でき、さらに安全装置を作動させられるので、4次元キューブ装置を停止ワームホールを閉じれるということなのでしょう。

4次元キューブ自体に干渉するかは不明です。)

幻覚については、セルヴィグ博士は「キューブに色々見せてもらったよ、あれは知識というより真実だ」と言い、バートンは「次のターゲットを見た(ドイツでのイリジウム略奪のこと)」と言っています。

ロキが見た幻覚については、上述の“ロキの目的・計画は?”に記載。

4次元キューブは、『アベンジャーズ』(2012)より以前の公開作では『マイティ・ソー』(2011)『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』(2011)に登場、以降のシリーズでも何度も登場するキーアイテムです。

今では誰もが知っているように、4次元キューブの中身は、スペース・ストーンです。

ロキの杖(セプター)は何?

セプターを持つロキ:© 2012 Marvel

『アベンジャーズ』(2012)では、おもにマインドコントロールに使われるロキが使用するチタウリ製の武器です。

こちらも、ガンマ線の数値は4次元キューブの値と一致しています。

ロキは杖(セプター)からビームを出して攻撃したり、宇宙にいるジ・アザーとの交信にも杖が使われています

洗脳されている間は目が明るい青色になり、バートンは洗脳中の行動を詳しく覚えていないようでしたが、セルヴィグ博士は自覚があったそうで、個人差があるのかもしれません。

こちらも、中身はマインド・ストーンです

ちなみにロキの杖は4次元キューブ(スペース・ストーン)と似た水色ですが、中に入っているマインド・ストーンは黄色です

“試作モデル”、“2号機”とは?

“試作モデル”や“2号機”は、『マイティ・ソー』(2011)での事件によって始まった、未知の敵に対抗するための4次元キューブの力を利用した大量破壊兵器開発プロジェクトのことです。

原語では“Phase 2 prototypes”、もしくは“Phase 2”(フェーズ2)と言っています。

では“Phase 1”(フェーズ1)は何だったのかというと、『キャプテン・マーベル』 (2019)でP.E.G.A.S.U.S.計画(プロジェクト・ペガサス)と呼ばれている4次元キューブを利用したライトスピード・エンジンの開発実験が該当すると考えられます。

つまり、『アベンジャーズ』(2012)の“2号機”は、P.E.G.A.S.U.S.計画の“Phase 2”(フェーズ2)という意味です。バートンは冒頭で4次元キューブ実験の監視をしていたので、S.H.I.E.L.D.のエージェントであるナターシャも“試作モデル”について知っていて、トニー、ブルース、スティーブに隠していた可能性が高いでしょう。

スティーブが見つけてきた銃器はなに?

スティーブがS.H.I.E.L.D.本部の倉庫で見つけてきた武器には、ヒドラ(HYDRA)のロゴマークであるタコの紋章が

S.H.I.E.L.D.が押収したヒドラの4次元キューブ兵器と考えられます。

ブルースが画面を見て「これはまずい」と言ったのはなぜ?

ブルースは4次元キューブの位置の特定に成功し、4次元キューブがスタークタワーにあると気づきました

トニーがロキの狙いがスタークタワーだと気づくシーンの以前に、ブルースはすでに気づいていたということです。

これを裏付ける1つの証拠として、ブルースはバイクに乗ってちゃんと戦闘場所にやってきます。

墜落したソーはなぜハンマーを動かせない?

ロキに本気で殺されかけて動揺していることを示すシーンのようです。

動かせなくなっているというよりはむしろ、パワーを使うのをためらっているシーン。

ロキの杖(セプター)の洗脳はなぜトニーに効かない?

トニーの胸部に埋め込まれたアーク・リアクターが杖(セプター)の効力を妨げたから

ロキはバートンに次いでトニーを洗脳し、戦場でアベンジャーズを崩壊させるという策略を用意していましたが失敗でした。

トニーが言う“聖書のヨナ”って?

旧約聖書で、ヨナはクジラに飲み込まれます

敵エイリアン リヴァイアサンをクジラに例えた発言です。

フューリーとモニター画面で話している人たちは誰?

シールドより上位組織である、安全保障理事会のメンバーたちです。

「理事」、「委員会」と呼ばれているのも同じ人たちです。

安全保障理事会はヒーローたちを戦争に使うことに反対していましたが、フューリーは対策チームという名目でアベンジャーズ計画を勝手に進めています

スタン・リーはどこに出ている?

最終決戦後のニュース映像に出演

「ニューヨークにスーパーヒーローだって? 冗談だろ」とコメントしています。

ロキは初めどうやって通路を開け地球に来たのか? 4次元キューブが目覚めたのはなぜ?

ワームホール:© 2012 Marvel

ロキは初めどうやって通路を開け地球に来たのか? 4次元キューブが目覚めたのはなぜ?
①どうやって地球に来たのか
②4次元キューブが目覚めた原因は?
③4次元キューブと杖(セプター)についてのいろいろな説

どうやって地球に来たのか

今のところ明確な結論は出ていませんが、最も考えられるのは、ロキが杖(セプター)のパワーを使って、宇宙側から4次元キューブに働きかけ通路を開けた、という説です。

監視役だったバートンも「原因はこちら側じゃない、通路の両側にドアがあるんだ」と発言しています。

ロキはジ・アザーに(自分が)通路を開くまでお前には何もできない」という趣旨の発言をしています。

ロキが杖(セプター)とともに地球に来て以降は、向こうからは手を出せないだろ、と言っているのです。

最終決戦ではセルヴィグ博士が、4次元キューブ装置を停止するアイテムとして杖(セプター)を利用しており、『アベンジャーズ』(2012)において4次元キューブと杖(セプター)は互いに影響できうるアイテムのようです。

つまり杖(セプター)がワームホールを開けるキーであると考えると辻褄が合います

4次元キューブが目覚めた原因は?

4次元キューブ装置を停止させるナターシャ:© 2012 Marvel

ジ・アザーはサノスに「4次元キューブが目覚めました」と報告しているので、下で働かされているロキの策略が成功した結果4次元キューブが目覚めたという風に聞こえます

さて、おそらくロキの策略とは『マイティ・ソー』(2011)のエンドロール後のシーンで示されている、

“S.H.I.E.L.D.の施設で、セルヴィグ博士の隣から話しかけて洗脳し、4次元キューブの実験を進めさせているロキ”

このシーンのことでしょう

アスガルドを追われたロキは、地球に自己の姿を投影して(?)セルヴィグ博士に話しかけています。

つまり、ロキは地球に行かずしてたびたびセルヴィグ博士を操作し、4次元キューブ実験を好きなように進められた可能性が高いのです。

これが上手く運び、『アベンジャーズ』(2012)のオープニングで、“4次元キューブを目覚めさせる”ことができたと考えられます。

そして、目覚めた4次元キューブに宇宙から杖(セプター)で働きかけ、ワームホールを開いたというわけです。

また、監視役だったバートンが「セルヴィグ博士は無関係」と発言していますが、4次元キューブが活性化した瞬間にセルヴィグ博士が必ずしも実験中である必要はなさそうなので、考慮の必要はないのではないでしょうか・・・。

4次元キューブと杖(セプター)についてのいろいろな説

別の考え方も紹介します。

ジ・アザーとロキが杖(セプター)で4次元キューブを一気に活性化しそれをサノスに報告、そのままワームホールを開いた、という説も考えられます。

この場合、バートンの言う通りセルヴィグ博士は直接関与していないことになります。

さらに、スティーブが「ロキの杖は魔法のようだがヒドラの武器(=4次元キューブ)と似てる」と発言していることから、『アベンジャーズ』(2012)製作時にはどのアイテムがインフィニティ・ストーンであるか決めていなかった、ロキの杖は4次元キューブと同じパワーのアイテムとして登場していた、という説も

「杖(セプター)は4次元キューブから動力を得ている」
――ニック・フューリー

本作のフューリーもこのように現在の設定と違う発言をしています

ナターシャとバートンに用意された大量の伏線

ナターシャとバートンの過去について、伏線となるであろう発言が多数ありました。

ナターシャは、「シールドで働く前、金で誰にでも雇われていた。S.H.I.E.L.D.に目をつけられ、エージェントのバートンが殺しに来たが、殺さなかった。彼には借りがあるの」と発言します。

ロキは洗脳したバートンからナターシャの過去を聞いており、「ドレイコフの娘」、「サンパウロ」、「病院の火事」と言ってナターシャを脅しています。

またロキは「自分の同類を1人救ったくらいで何か変わるとでも?」と言いナターシャとバートンは同類と表現しています。

また、最終決戦でのバートンとの会話で、「なんだかブダペストを思い出すわね」「君と俺じゃ違う思い出だけどな」という発言も。

洗脳が解けたバートンに「誰かに脳味噌を乗っ取られたことあるか?」と言われたナターシャは、「私もそうだった」と答えます。

これは『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)でも示される、KGBのスパイ養成施設“レッドルーム”での経験のことです。

美術館で殺された博士やイリジウムは?

ドイツの美術館でのパーティと、その前の広場での戦いのシーンがありました。

ロキがイリジウムを手に入れる作戦のシーンでしたが、イリジウムや狙われたハインリヒ・シェーファー博士はいわゆるマクガフィン的で、プロット上大事なのはロキがS.H.I.E.L.D.本部に連れていかれることです。

イリジウムは、『アベンジャーズ』シリーズでは重要アイテムとは言えず、続編でも言及されることはありません。ハインリヒ・シェーファー博士は『アベンジャーズ』(2012)だけのキャラクターで特に背景設定はないようです。

『アベンジャーズ』(2012)の最後は? ラストシーンや結末を解説

ソーとキャプテン:© 2012 Marvel

『アベンジャーズ』(2012)の結末はどうなったか、見ていきましょう!

『アベンジャーズ』(2012)の結末・ラストシーン

S.H.I.E.L.D.とアベンジャーズを見限った安全保障理事は、チタウリが襲来したニューヨークに核ミサイルを打ち込みます

爆発までは2分30秒(※)

トニーは核ミサイルから街を守り、チタウリ軍を一掃するアイデアを思いつきます。

それは、4次元キューブが開けたワームホールの向こうに核ミサイルを捨てるという危険なアイデア

アイアンマン(トニー)は飛来中の核ミサイルをつかみ、ワームホールを通過、宇宙空間に核ミサイルを放ちます

こうしてニューヨークは救われ、ロキは降伏します。

(※爆発する瞬間のシーンまで、映像的にも2分30秒と一致してます。)

ソーとロキは4次元キューブを使ってアスガルドに帰り、4次元キューブはアスガルドに保管されることになります

こうして地球にアベンジャーズありということを、あらゆる世界が知ったのです

『アベンジャーズ』(2012)のその後は?

『アベンジャーズ』(2012)はマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)フェーズ1を締めるラストの作品です。

MCUとしての続編は、『アイアンマン3』(2013)で、本作の最終決戦のチタウリ侵攻から7か月後が舞台になっています。

『アベンジャーズ』シリーズの続編は、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)で、アベンジャーズは再度共闘することになります

本作で登場したアイテム、4次元キューブロキの杖(セプター)インフィニティ・ストーンを内包する超重要アイテム

本作以降の『アベンジャーズ』シリーズのメインテーマになっていきます

『アイアンマン』シリーズの完結作である『アイアンマン3』(2013)の感想や考察・伏線やつながりの解説が知りたい方はこちら。

『アベンジャーズ』(2012)の裏話

ニューヨークでのロキ:© 2012 Marvel

登場したキャラクターにまつわる裏話をご紹介します。

ロキは予定外? 別の悪役が考えられていた

監督・脚本のジョス・ウェドンの話によれば、「世界最強のアベンジャーズの敵がロキ1人で、しかも演じるのが性格俳優のトム・ヒドルストンでは弱すぎると思ってた。できればもう1人くらいヴィランを配置したいなぁ、と。でも結局トムは最高だった。」とのこと。

また彼は、「『アイアンマン』(2008)でメインヴィランだったアイアンモンガー(オバディア・ステイン)の息子を、メインヴィランにしようかと考えたけど、それもボツになった」とも発言。

さらに原案を書いたザック・ペンは、「(『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』(2011)に登場した)レッドスカルがメインヴィランになるという案もあった」、また「一般受けを考えて、ソーの出番を減らそうとしていたが、クリス・ヘムズワースがキャスティングされたことで考えを変えた」と語っています。

ブラックウィドウではなく、ワスプがアベンジャーズのメンバーの可能性があった?

監督・脚本のジョス・ウェドンによると、「最初ナターシャの登場は考えてなかった。アベンジャーズのメンバーとして(『アントマン』シリーズに登場する)ワスプを考えていたがボツになった」そうです。

あまりにワスプをフィーチャーしすぎた草案だったこともありボツになったのだとか。

【レビュー】『アベンジャーズ』(2012)の評価・評判

キャプテン・アメリカ:© 2012 Marvel

『アベンジャーズ』(2012)の低評価、高評価のレビューをそれぞれ見ていきましょう。

【つまらない?】低評価のレビュー

『アベンジャーズ』(2012)の低評価レビュー
Filmarks:★★★☆☆ 2.5
「久しぶりに見たら普通」
映画.com:★☆☆☆☆ 1.0
「アメコミは苦手」
Rotten Tomatoes(海外の評価):★★☆☆☆ 1.5
「最終決戦までが退屈、最後は良かったけど」

『アベンジャーズ』(2012)は、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)作品をたくさん観てから見直すと、意外とシンプルなプロットに感じるでしょう。

ファンの方が見た場合、前半のメンバー招集パートはかなり分かりやすいストーリーです。

これはキャラクターに関する事前知識があるからです。

『アベンジャーズ』(2012)は、1本の映画作品として成立させる上で、ギリギリのキャラクタープロフィールの提示量かなと思います。

またコミックの実写化を受け付けない人には厳しいかもしれません・・・。

MCUや『アベンジャーズ』シリーズは、現実感のある映像表現が売りですが、少なくとも『ダークナイト』(2008)よりはファンタジー寄りの世界観です。

映画『ハリー・ポッター』シリーズの1,2作目や、『スター・ウォーズ』シリーズに比べると現実味のある世界観と言えるでしょう。

ちなみに著名監督マーティン・スコセッシも「マーベル作品は映画ではなくテーマパーク」というコメントを出して話題になりました。

【面白い?】高評価のレビュー

『アベンジャーズ』(2012)の高評価レビュー
Filmarks:★★★★★ 5.0
「アイアンマン以外知らずに見ても面白かった」
映画.com:★★★★★ 4.5
「エンターテイメントとはこのこと! 娯楽大作」
Rotten Tomatoes(海外の評価):★★★★★ 5.0
「複数の単独映画をまとめた続編として完璧」

娯楽大作としてのアメコミ映画の興隆に大きく貢献した『アベンジャーズ』(2012)

細かいことは置いておいてキャラクターたちの姿を楽しむのも全然OK

ファンの方は伏線の数々にテンションが上がること間違いなし

まずは本作を見てみて気に入ったキャラの単独映画を見ていくという見方もアリです。

『アベンジャーズ』(2012)の総合評価:アベンジャーズ伝説誕生の瞬間

ソー、アイアンマン、キャプテン:© 2012 Marvel

大作オリジンムービーを積み重ね、ついに完成した『アベンジャーズ』(2012)。

本作で生まれたばかりのチームは、続編でさらに成長し、世界を救うため活動を続けます

実写版アメコミ映画の王道となった『アベンジャーズ』シリーズの誕生の瞬間、そしてヒーローチーム“アベンジャーズ”誕生の瞬間を、まずは見届けましょう

『アベンジャーズ』(2012)はエンドロール後に本編はある?

エンドロール後:© 2012 Marvel

『アベンジャーズ』(2012)のエンドロールで流れる映像についてご紹介します!

エンドロールの途中のシーン(ミッドクレジットシーン)

サノスの姿がマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)で初めて登場しました。

部下のジ・アザーから、チタウリ侵攻・4次元キューブ回収失敗の報告を聞き、にやりと笑うサノスの顔が映ります

エンドロール後のシーン(ポストクレジットシーン)

アベンジャーズの6人がテーブルを囲み、無言でシャワルマを食べています。

トニーが、

「シャワルマって知ってる? 1度食べてみたくてね」

と言っていたあのシャワルマです。

店内はボロボロで、全員戦闘中の衣装を着ているため、ニューヨークでの戦い直後に食べに行ったようです。

降伏したロキを取り押さえたよりもあとの出来事で、ソーとロキがアスガルドに帰っていくシーンよりは以前の出来事です。

マーベル映画・MCUの時系列、順番について知りたい方はこちら。

マーベル映画・MCUの第2弾である『インクレディブル・ハルク』(2008)の考察と解説はこちら。

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