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ミュージカル映画『レ・ミゼラブル』(2012)の原作や登場人物、楽曲、挿入歌を解説!!【あらすじ、感想、ネタバレあり】

『レ・ミゼラブル』(2012)は2012年に公開されたアメリカ・イギリスで合作されたミュージカル映画。

1862年に発表されたヴィクトル・ユーゴーの小説『レ・ミゼラブル』をもとにしたミュージカルを映画化したものです。

キャストには主役のヒュー・ジャックマンをはじめ、ラッセル・クロウ、アン・ハサウェイ、エディ・レッドメインなど主役級の豪華俳優陣が集結。

アカデミー賞では助演女優賞、メイクアップ&ヘアスタイリング賞、録音賞の3冠に輝き、ゴールデングローブ賞でも3冠に輝きました。

極太な人間ドラマを描く壮大なミュージカル映画『レ・ミゼラブル』(2012)について、あらすじと感想、作品の魅力をネタバレを交えて紹介していきます!

『レ・ミゼラブル』(2012)の作品情報とキャスト


レ・ミゼラブル (2012) (字幕版)

作品情報

原題:Les Misérables
公開年:2012年
製作国:アメリカ・イギリス
上映時間:158分
ジャンル:ミュージカル

監督とキャスト

監督:トム・フーパー
代表作:『英国王のスピーチ』(2010)『リリーのすべて』(2015)

出演者:ヒュー・ジャックマン/ジャン・バルジャン
代表作:『グレイテスト・ショーマン』(2017)『X-MEN』シリーズ

出演者:ラッセル・クロウ/ジャベール
代表作:『グラディエーター』(2000)『ビューティフル・マインド』(2001)

出演者:アン・ハサウェイ/ファンティーヌ
代表作:『プラダを着た悪魔』(2006)『オーシャンズ8』(2018)

『レ・ミゼラブル』(2012)のあらすじ

ジャン・バルジャン:©︎Universal Studios

パンを盗んだ罪で19年間、監獄の中で生きてきたジャン・バルジャン。

仮釈放されたが、どこにも相手にされず、助けられた司教のもとでも再び盗みをしてしまう。

しかし、窃盗の罪を見逃した司教の優しさに触れ、生まれ変わると決意。

過去を捨て、マドレーヌと名前も変えて市長、そして工場主にもなったバルジャンであったが、ジャベール警部に正体を見破られてしまう。

一方、バルジャンの工場で働いていたファンテーヌから彼女の娘コゼットを託されたバルジャンはコゼットに多大な愛を注いでいく。

『レ・ミゼラブル』の原作や元ネタは?

ジャベール:©︎Universal Studios

『レ・ミゼラブル』(1998)

原作はヴィクトル・ユーゴーの小説『レ・ミゼラブル』。

1998年版ではジャン・バルジャンとジャベールの関係に焦点が絞られている関係で、劇中にジャベールが身投げをするシーンで映画は終わります。

ちなみに2012版ではジャベールが身投げをしてからも続きます。

『レ・ミゼラブル』(2012)

2012年版もヴィクトル・ユーゴーの小説『レ・ミゼラブル』を原作にしていますが、2012年版はミュージカル化されたものをもとにして製作されています。

つまり、ミュージカルの映画化作品。

そのため原作とは多少違った部分があります。

『レ・ミゼラブル』(2012)の登場人物を解説

コゼットとマリウス:©︎Universal Studios

ここでは『レ・ミゼラブル』(2012)の登場人物を解説していきます。

ジャン・バルジャン/ヒュー・ジャックマン

パンを盗んだ罪で逮捕され、19年間監獄で過ごす。

監獄から出た時、すでに46歳となったバルジャンは人間社会に対して憎悪を抱いていたが、司教との出会い、そして慈愛により生まれ変わる。

以来、マドレーヌと名乗り、産業で成功し、人望を集めて市長となった。

ジャベール/ラッセル・クロウ

社会秩序を信奉する厳格な警部。

マドレーヌ市長の正体がジャン・バルジャンであると知り、彼を監獄へ送り込もうと執拗に追い掛け回す。

自分の信念が崩壊してしまったジャベールは投身自殺をする。

ファンティーヌ/アン・ハサウェイ

マドレーヌ市長の工場で働く美女。

コゼットという娘がいるが、テナルディエ夫婦に預けている。

工場を解雇されると貧困にあえぎ、売春に走る。

胸の病気を患い、27歳という若さで死んでしまう。

コゼット/アマンダ・サイフリッド、イザベル・アレン

ファンティーヌの一人娘。

テナルディエ夫婦に預けられていたが、酷い待遇を受けていた。

ファンティーヌから託されたジャン・バルジャンにより引き取られ、美しい女性に成長していく。

マリウス・ポンメルシー/エディ・レッドメイン

コゼットの夫となる青年。

暴動による瀕死状態をジャン・バルジャンにより救われる。

命の危機を脱したあと、コゼットと結婚式をあげた。

【ネタバレあり】『レ・ミゼラブル』(2012)の感想

アンジョルラスとマリウス:©︎Universal Studios

豪華キャストの圧倒的な歌唱力

『レ・ミゼラブル』(2012)はセリフの全てが歌というミュージカル映画になっています。

そのため、日本語吹替はなく、全て英語。

なかにはセリフが歌で吹替がないため、敬遠する人もいるかもしれませんが、それはもったいない!

セリフが歌でも十分楽しめますし、本作ではその歌こそが見どころとなっています。

なんといっても出演者の圧倒的な歌唱力。

感情のこもった抜群の歌唱に惹きこまれます。

なかでもアカデミー賞、ゴールデングローブ賞で助演女優賞を受賞したアン・ハサウェイの演技力と歌唱力はともに圧巻。

ファンティーヌ役として出演したアン・ハサウェイは冒頭部分にしか出ていないのですが、大きな存在感を見せ、自らの境遇を嘆いたシーンが印象に残りました。

助演女優賞を2つも受賞した理由がよく分かりますし、納得します。

『レ・ミゼラブル』(2012)では豪華キャストの圧倒的な歌唱力に注目!

極太な人間ドラマ

『レ・ミゼラブル』(2012)は極太な人間ドラマが描かれています。

過酷な運命をたどり、愛に生きたジャン・バルジャンの生涯をはじめ、貧困にあえぎ、病で死去するという悲しい運命をたどったファンティーヌ。

宿敵だったジャン・バルジャンに助けられ、自分の絶対的信念が崩壊し、投身自殺をしてしまうという最期になったジャベール。

他にも革命で散った青年たちやコゼットとマリウスの愛が描かれ、観終わったあとは深い感慨を得ることができます。

それは映画の制作陣が素晴らしかったこともありますが、やはり無視できないのは原作の素晴らしさ。

原作を読んでいなくても十分楽しめますが、できれば原作を読んでから観るのがおすすめ。

映画では個々のエピソードがほとんどカットされています。

そのため原作を読んでからのほうが登場人物のバックグラウンドがよく分かり、映画をより楽しむことができます。

感慨も一味増すでしょう。

小説でも映画でも『レ・ミゼラブル』は“人間”のあらゆるものが描かれた超大作になっています。

『レ・ミゼラブル』(2012)の楽曲、挿入歌を一覧で紹介!


ここでは『レ・ミゼラブル』(2012)の世界を彩った壮大な楽曲、挿入歌を紹介していきます。

楽曲・挿入歌一覧
・囚人の歌
・司教
・独白
・一日の終わり
・夢やぶれて
・対決
・幼いコゼット
・宿屋の主の歌
・サドゥンリー
・星よ
・ABCカフェ/赤と黒
・プリュメ街-心は愛に溢れて
・オン・マイ・オウン
・ワン・デイ・モア
・共に飲もう
・彼を帰して
・最後の戦い
・自殺
・カフェ・ソング
・エピローグ
アメリカのビルボードで、2012年のサウンドトラックアルバムでは10位となりました。

『レ・ミゼラブル』(2012)の評価は?

コゼットとジャン・バルジャン:©︎Universal Studios

『レ・ミゼラブル』(2012)はどのような評価がなされているのでしょうか。

映画レビューサイトでのレビューをいくつかまとめると、

・「力強く心に響いて、もう感動の嵐」
・「スケールが違いすぎる。素晴らしい時間だった」
・「最高の作品。ラストシーンは涙が止まらない」

など絶賛の嵐。

低評価な声としては「歌が多すぎる」というものがありました。

しかし、「全く抵抗なく観れる」という声も多くあるので、ここは評価が割れるところなのでしょう。

日本のレビューサイトの点数では5点満点中4.0と高評価。

ミュージカル映画として高い評価を得ました。

『レ・ミゼラブル』(2012)のまとめ

コゼットとマリウス:©︎Universal Studios

壮大な楽曲とスケールで感動を与えてくれた『レ・ミゼラブル』(2012)。

出演者の圧倒的な歌唱力も見どころポイントとなっています。

ミュージカル映画が苦手な人でも、壮大なスケールに呑まれ楽しめるはず。

原作を読んでいない方は読んでから観てみると、いかに俳優陣がハマり役であるかが分かります。

小説でも映画でも『レ・ミゼラブル』の世界に感動してみてください。

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