
今回はバイクシーンが見所の作品をご紹介します。
「バイク」が登場する作品といっても、そのジャンルは様々。
近未来を舞台にしたSF映画から、人気シリーズの一作、はたまた、実話を基にしたロードムービーまで。
今回は、そんな「バイク」映画の中から、厳選した15作品をご紹介。
ぜひ、今後の鑑賞の参考に役立ててみてください。
【編集部おすすめのバイク映画】
作品名 | おすすめ度 | |
1位 | 『ターミネーター2』(1991) | ★★★★★ |
2位 | 『ダークナイト』(2008) | ★★★★★ |
3位 | 『大脱走』(1963) | ★★★★★ |
バイク映画とは? 特徴や歴史も解説
「バイク映画」とは、迫力のバイクアクションを繰り広げる作品や、登場人物がバイクで旅をする作品を指します。
「バイク」という言葉は「自転車」を指す場合もありますが、今回はガソリンや電気の原動力で走行する二輪車(別名:オートバイ)に限定して紹介。
とりわけ有名な作品や、ヒットした作品を中心に取り上げていきます。
バイク映画の特徴
「バイク映画」では、手に汗握る逃亡劇や登場人物のロードムービーが描かれるのが特徴です。
風景と人物の表情を共に映しやすく、過激なアクションシーンが撮影しやすいことなどからも、車とは異なる魅力を演出した作品が多いです。
バイク映画の歴史
バイク映画の歴史は、明確に断言することはできません。
なぜなら、「バイク映画」というジャンルは存在せず、様々な作品の中で登場人物がバイクに乗るシーンが描かれてきたからです。
しかし、それらの中でも、最古期に撮られた作品として、バスター・キートンによる『キートンの探偵学入門』(1924)が挙げられるのではないでしょうか。
『キートンの探偵学入門』(1924)では、探偵である主人公・キートンがバイクに乗るシーンが登場。
オートバイが一般に普及したタイミングは20世紀初頭と言われており、当時の技術をいち早く取り入れた作品といえるのです。
また、バイクの名シーンが登場する名作として、『ローマの休日』の存在を欠かすことは出来ないでしょう。
劇中、主人公・アン王女と新聞記者・ジョーが小型バイク"Vespa"に2人乗りするシーンは、あまりにも有名。
そのため、公開から数十年が経った現在でも、様々な作品でこのシーンのオマージュが登場しています。
バイク映画のおすすめな選び方
知名度で選ぶ
バイク映画の選び方として、1番おすすめしたいのは、知名度で選ぶことです。
知人との会話でよく聞く作品や、多くのまとめサイトで挙げられている作品は、とりわけ、人気の高い作品ばかり。
そのため、すでに名前を聞いたことのあるものや、ネット検索で頻繁に出てくるものは観ておいて損のない作品といえるでしょう。
車種で選ぶ
バイク映画の選び方として、次におすすめしたいのが、車種で選ぶことです。
バイク映画の多くは、劇中の一場面としてバイクが登場するので、パッケージ画像やタイトルなどからは予想のつかない作品も多数。
そのため、「映画 バイクの車種」で検索してみると、お気に入りのバイクが登場する作品を見つけ出すことが出来ます。
作品によっては、架空のバイクが登場することもあるため、全ての作品が当てはまるわけではないですが、参考程度にはいいでしょう。
場面写真を確認する
バイク映画の選び方として、最後におすすめしたいのは場面写真を確認すること。
バイクシーンを売りにした作品の中には、ポスターデザインやパッケージ画像でバイクが写っているものもありますが、それは、あくまで少数。
そのため、作品の場面写真を確認してみるのもおすすめです。
特にアクション映画やロードムービーではバイクの登場する作品が多く、場面写真を確認すると該当シーンを発見することが出来ます。
とりわけ、バイクシーンは、どんな映画でも見どころになっているため、この方法から探すことで思わぬ作品に出会うこともあるでしょう。
バイク映画のおすすめ比較一覧

作品名 | 監督 | 作品時間 | おすすめ度 |
『大脱走』(1963) | ジョン・スタージェス | 168分 | ★★★★★ |
『イージー★ライダー』(1969) | デニス・ホッパー | 95分 | ★★★☆☆ |
『さらば青春の光』(1979) | フランク・ロッダム | 117分 | ★★★☆☆ |
『狂い咲きサンダーロード』(1980) | 石井岳龍(石井聰亙) | 98分 | ★★★★☆ |
『アキラ AKIRA』(1988) | 大友克洋 | 124分 | ★★★★☆ |
『ターミネーター2』(1991) | ジェームズ・キャメロン | 137分 | ★★★★★ |
『ミッション:インポッシブル2』(2000) | ジョン・ウー | 124分 | ★★★★☆ |
『リターナー』(2002) | 山崎貴 | 118分 | ★★★☆☆ |
『モーターサイクル・ダイアリーズ』(2004) | ウォルター・サレス | 127分 | ★★★★☆ |
『ゴーストライダー』(2007) | マーク・スティーヴン・ジョンソン | 110分 | ★★★☆☆ |
『ダークナイト』(2008) | クリストファー・ノーラン | 152分 | ★★★★★ |
『ナイト&デイ』(2010) | ジェームズ・マンゴールド | 109分 | ★★★★☆ |
『トロン:レガシー』(2010) | ジョセフ・コシンスキー | 125分 | ★★★★☆ |
『ホットロード』(2014) | 三木孝浩 | 119分 | ★★★☆☆ |
『ヴェノム』(2018) | ルーベン・フライシャー | 112分 | ★★★☆ |
『大脱走』(1963) 収容所からの脱獄を図る男たちの熱きドラマ
【作品情報】
製作年 | 1963年 |
製作国 | アメリカ |
作品時間 | 168分 |
監督 | ジョン・スタージェス |
キャスト | スティーヴ・マックィーン、ジェームズ・ガーナー、リチャード・アッテンボロー |
登場するバイク | トライアンフ TR6R |
収容所からの脱出を描いた脱獄映画の金字塔。
仲間集めや作戦の準備を描いた第一部と、作戦の実行と世界を股に掛けた脱走劇を描く第二部。
3時間弱という長尺でありながら、個性豊かなキャラクターの魅力もあり、全く飽きることのない不朽の名作です。
『大脱走』(1963)のバイクシーンを紹介

©Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc.
本作では、主人公・ヒルツの脱走シーンでトライアンフが登場。
ヒルツを演じたスティーブ・マックイーンさんの豪快なバイクさばきは必見。
右から左へと方向転換を駆使しながら、駆け回る姿には誰もが憧れることでしょう。
『イージー★ライダー』(1969) アメリカン・ニューシネマを代表する名作
【作品情報】
製作年 | 1969年 |
製作国 | アメリカ |
作品時間 | 95分 |
監督 | デニス・ホッパー |
キャスト | ピーター・フォンダ、デニス・ホッパー、アントニオ・メンドーサ、ジャック・ニコルソン |
登場するバイク | ハーレー・ダビッドソン パンヘッド/チョッパー |
ベトナム戦争への反発を根幹に持った映画群・アメリカン・ニューシネマの代表作とも言われている一作。
薬物の密輸で大金を得たワイアットとビリーが、アメリカを舞台に繰り広げるロードムービーです。
『イージー★ライダー』(1969)のバイクシーンを紹介

©2006 Getty Images - Image courtesy
劇中に登場するバイクは、パンヘッドというエンジンを搭載したハーレーダビッドソンとチョッパー。
作品に使用された名曲『Born to Be Wild』などと共に、多くの若者を熱中させました。
『さらば青春の光』(1979) 60年代のロンドンを生きる若者たちの青春映画
【作品情報】
製作年 | 1979年 |
製作国 | イギリス |
作品時間 | 117分 |
監督 | フランク・ロッダム |
キャスト | フィル・ダニエルズ、レスリー・アッシュ、マーク・ウィンゲット、フィリップ・デイヴィス |
登場するバイク | ベスパ/ランブレッタ |
1960年代のイギリスに生きた若い労働者間での文化・モッズを題材にした青春映画。
「ザ・フー」のギタリスト、ピート・タウンゼントさんが過去を振り返って制作したアルバム「四重人格」が基になっています。
現代でもリバイバル上映が行われるなど、根強い人気を誇る一作です。
『さらば青春の光』(1979)のバイクシーンを紹介

©2006 Universal Studios. ©1979 Who Films,
本作に登場するのは、 ベスパやランブレッタといったイタリア製のスクーター。
特徴的で可愛らしささえ覚えるオシャレなデザインは、作品特有の世界観を引き立てています。
『狂い咲きサンダーロード』(1980) 未だに熱狂的な支持を集め続ける日本バイク映画の名作
【作品情報】
製作年 | 1980年 |
製作国 | 日本 |
作品時間 | 98分 |
監督 | 石井岳龍(石井聰亙) |
キャスト | 山田辰夫、戒谷広大、池雅光、中島陽典 |
登場するバイク | カワサキ KH |
現在でも、カルト的人気を誇る日本バイク映画の伝説的作品。
近未来の日本を舞台に、暴走族の男たちが繰り広げる壮絶な戦いを描く。
『狂い咲きサンダーロード』(1980)のバイクシーンを紹介

©ISHII SOGO
本作に登場するバイクは、カワサキ KH。
友人の死、周囲の環境の変化に戸惑い、次第に常軌を逸していく主人公・仁。
そして、『北斗の拳』や『マッドマックス2』を彷彿とさせる狂気の世界観に圧倒される一作です。
『アキラ AKIRA』(1988) 世界的人気を誇る近未来SFの金字塔
【作品情報】
製作年 | 1988年 |
製作国 | 日本 |
作品時間 | 124分 |
監督 | 大友克洋 |
声の出演 | 岩田光央、佐々木望、小山茉美(小山まみ)、玄田哲章 |
登場するバイク | 金田バイク(架空の車種) |
唯一無二の世界観から、多くの映画監督に影響を与え、未だに世界的人気を誇る日本のSFアニメの最高峰。
舞台は第三次世界大戦が勃発した日本の新たな首都・ネオ東京。
オートバイで街に繰り出す不良少年・金田と仲間たちは、その1人・鉄雄が事故に遭ったことで、思わぬ出来事に巻き込まれていき……。
『アキラ AKIRA』(1988)のバイクシーンを紹介

(C)1988マッシュルーム/アキラ製作委員
劇中には、主人公・金田が乗る架空のバイク、通称・金田バイクが登場。
真っ赤な車体に光沢のあるボディ、その魅力的なビジュアルは現在でも多くのファンに支持されています。
様々な作品のオマージュが登場する映画『レディ・プレイヤー・ワン』では、最新のCG技術で金田バイクが実写化されました。
『ターミネーター2』(1991) 人類vsロボットの戦いを描くSF映画の大傑作
【作品情報】
製作年 | 1991年 |
製作国 | アメリカ |
作品時間 | 137分 |
監督 | ジェームズ・キャメロン |
キャスト | アーノルド・シュワルツェネッガー、リンダ・ハミルトン、ロバート・パトリック |
登場するバイク | ハーレー・ダビッドソン FLSTF FAT BOY、 XR100R |
SF映画の最高傑作とも称されるジェームズ・キャメロン監督の人気シリーズの第2弾。
のちの救世主・ジョン・コナーを狙い、未来からやって来た2体のアンドロイド・ターミネーターT-1000とT-800。
彼らの戦いと共に、アンドロイドと人間の熱い友情を描く。
『ターミネーター2』(1991)のバイクシーンを紹介

© 1991 - TriStar Pictures
劇中では、T-800がハーレー・ダビッドソンを乗りこなすシーンや、不良少年・ジョンがXR100Rに乗るシーンなどが多数登場。
とりわけ、印象的なシーンは、そんな彼らが2人乗りをするシーン。
がっしり体形のT-800と細身で小さなジョンが前後に座ることで、それぞれのキャラクターの個性が引き立つ名場面になっています。
『ミッション:インポッシブル2』(2000) トム・クルーズ主演人気スパイ映画の第2弾
【作品情報】
製作年 | 2000年 |
製作国 | アメリカ |
作品時間 | 124分 |
監督 | ジョン・ウー |
キャスト | トム・クルーズ、ダグレイ・スコット、タンディ・ニュートン、ヴィング・レイムス |
登場するバイク | スピードトリプルT509 |
ジョン・ウー監督がメガホンをとった人気スパイ映画シリーズの第2弾。
秘密諜報機関IMFのスパイ・イーサン・ハント。
彼が敵陣営のボス・アンブローズの元恋人・ナイアや、お馴染みの仲間と共に、細菌テロに立ち向かう姿が描かれる。
『ミッション:インポッシブル2』(2000)のバイクシーンを紹介

© 2000 - Paramount Pictures Corp.
本作はクライマックスで壮絶なバイクアクションが展開。
革ジャン・サングラスの風貌で、炎をバックに駆け抜ける主人公・イーサン。
彼とボス・アンブローズの迫力ある一騎打ちを見ることができます。
『リターナー』(2002) 金城武主演・近未来の日本を舞台にしたSF映画
【作品情報】
製作年 | 2000年 |
製作国 | 日本 |
作品時間 | 118分 |
監督 | 山崎貴 |
キャスト | 金城武、鈴木杏、樹木希林、岸谷五朗 |
登場するバイク | ヤマハ XJR1300 |
宇宙人に侵略されてしまった未来。
世界を救うため、過去へと送られた少女・ミリは、復讐に生きる男・ミヤモトに出会う。
互いにぶつかり合いながらも、行動を共にする2人。
そんな彼らに訪れる未来やいかに……。
『リターナー』(2002)のバイクシーンを紹介
劇中、敵に追われる主人公・ミヤモトとヒロイン・ミリの2人乗りバイクシーンが登場。
銃撃をかわし、華麗なバイク戦を繰り広げた後、美しい景色を疾走する2人の姿は必見です。
『モーターサイクル・ダイアリーズ』(2004) チェ・ゲバラの旅行記を映画化したロードムービー
【作品情報】
製作年 | 2004年 |
製作国 | イギリス、アメリカ |
作品時間 | 127分 |
監督 | ウォルター・サレス |
キャスト | ガエル・ガルシア・ベルナル、ロドリゴ・デ・ラ・セルナ、ミア・マエストロ、メルセデス・モラーン |
舞台 | ノートン500 |
実在の革命家・チェ・ゲバラによる若き日の南米旅行記を題材にしたロードムービー。
医大生エルネストと生化学者のアルベルトが1台のバイクに乗り、南米大陸の縦断旅行へ出かける様を描く。
『モーターサイクル・ダイアリーズ』(2004)のバイクシーンを紹介

©2004 Focus Features.
本作に登場するのは、ノートン500というバイク。
しかし、そんなバイクは、冒頭数十分で破壊という衝撃の展開に……。
それ以降、2人が、どのように南米大陸の縦断に挑戦していくのかにも注目していただきたいです。
『ゴーストライダー』(2007) 炎のバイクで闇夜を駆けるダークヒーロー映画
【作品情報】
製作年 | 2007年 |
製作国 | アメリカ |
作品時間 | 110分 |
監督 | マーク・スティーヴン・ジョンソン |
キャスト | ニコラス・ケイジ、エヴァ・メンデス、ウェス・ベントリー、サム・エリオット |
登場するバイク | ヘルバイク(架空の車種) |
マーベル屈指のダークヒーローを映画化したアメコミ実写映画。
とある出来事からゴーストライダーの能力を手に入れたバイクスタントマンのジョニー。
愛する者を守るため、悪魔・ブラックハートと戦うことになった彼は……。
『ゴーストライダー』(2007)のバイクシーンを紹介

© 2005 Columbia Pictures/Sony Pictures Entertainment
劇中では、ゴーストライダーとなった主人公が操る特殊なバイク・ヘルバイクが登場。
骸骨を意識させるメタリックなボディに燃えるタイヤ。
狂気のダークヒーロー・ゴーストライダーが暴れまわる姿は、1度見たら頭から離れません。
『ダークナイト』(2008) 映画史に名を残した屈指の傑作ヒーロー映画
【作品情報】
製作年 | 2008年 |
製作国 | アメリカ |
作品時間 | 152分 |
監督 | クリストファー・ノーラン |
キャスト | クリスチャン・ベイル、ヒース・レジャー、アーロン・エッカート、マイケル・ケイン |
舞台 | バッドポッド(架空の車種) |
名匠・クリストファー・ノーランの名前を世に知らしめたヒーロー映画史に残る傑作。
汚れた街・ゴッサムシティを守る夜の騎士・バットマンと凶悪なテロリスト・ジョーカーの壮絶な戦い。
「善とは何か?」「悪とは何か?」を問う、徹底的なリアル志向を追及したヒーロー映画です。
『ダークナイト』(2008)のバイクシーンを紹介

© TM &DC Comics.2008 Warner Bros.
劇中、ジョーカーに愛車・バットモービルを破壊されてしまうバットマン。
そんな彼の絶体絶命のピンチにバットポッドが爆誕します。
垂直な壁にさえ、対応可能な最強ビークルに、誰もが心踊ること間違いなし。
『ナイト&デイ』(2010) トム&キャメロン共演のミステリアスアクション映画
【作品情報】
製作年 | 2010年 |
製作国 | アメリカ |
作品時間 | 109分 |
監督 | ジェームズ・マンゴールド |
キャスト | トム・クルーズ、キャメロン・ディアス、ヴィオラ・デイヴィス、ポール・ダノ |
登場するバイク | DUCATI HYPERMOTARD1100 |
名俳優トム・クルーズとキャメロン・ディアスが共演したミステリアスアクション。
平凡な女性ジューンが、空港でハンサムな男性・ロイと出会ったことで、予想外の逃避行に巻き込まれていく……。
『ナイト&デイ』(2010)のバイクシーンを紹介

© TM and 2010 Twentieth Century Fox and Regency Enterprises.
クライマックス、追っ手から逃れる主人公たちの2人乗りバイクシーンが登場。
路面電車や群衆をかき分け、しまいには闘牛を背に駆け回ってしまう衝撃のバイクアクションに注目です。
『トロン:レガシー』(2010) 圧倒的ヴィジュアルのコンピューター世界を舞台にしたアクション映画
【作品情報】
製作年 | 2010年 |
製作国 | アメリカ |
作品時間 | 125分 |
監督 | ジョセフ・コシンスキー |
キャスト | ギャレット・ヘドランド、ジェフ・ブリッジス、オリヴィア・ワイルド、マイケル・シーン |
舞台 | ライトサイクル(架空の車種) |
映画におけるCG技術に革命を起こした『トロン』の続編。
失踪した父・ケヴィン・フリンを探す青年・サム。
ゲームセンターの機械からコンピューター世界へと迷い込んでしまった彼の冒険を、圧倒的ヴィジュアルで描くSF映画。
『トロン:レガシー』(2010)のバイクシーンを紹介

© Disney Enterprises, Inc.
劇中には、コンピュータ世界の架空の乗り物・ライトサイクルが登場。
主人公が参加するレースシーンでは、残像を利用しながら、命がけのレースバトルに挑む様子が描かれています。
『ホットロード』(2014) 少女漫画を原作にした日本の青春映画
【作品情報】
製作年 | 2014年 |
製作国 | 日本 |
作品時間 | 119分 |
監督 | 三木孝浩 |
キャスト | のん(能年玲奈)、登坂広臣、木村佳乃、小澤征悦 |
舞台 | HONDA CBR400F/CB400F |
青春映画の名旗手・三木孝浩監督が、伝説的少女漫画を原作に手掛けた一作。
暴走族に憧れて、不良の道を進む中二女子・和希と、バイクに命をかける中卒男性・春山。
2人の恋と激化する暴走族の対立を描く。
『ホットロード』(2014)のバイクシーンを紹介

©2014「ホットロード」製作委員会 ©紡木たく/集英社
特攻服に身を包み、道路を駆け抜ける春山のシーンが印象的。
また、ポスターヴィジュアルにも採用されている2人乗りシーンは、美しい夜明けの海の景色が頭に残ります。
『ヴェノム』(2018) スパイダーマンの宿敵を主役にしたアンチヒーロー映画
【作品情報】
製作年 | 2018年 |
製作国 | アメリカ |
作品時間 | 112分 |
監督 | ルーベン・フライシャー |
キャスト | トム・ハーディ、ミシェル・ウィリアムズ、リズ・アーメッド、スコット・ヘイズ |
舞台 | ドゥカティ・スクランブラー フル・スロットル/1100 スペシャル |
スパイダーマンの悪役の中でも、圧倒的な人気を誇るダークヒーローを主役にしたスピンオフ映画。
正義感溢れる新聞記者・エディに、突如寄生してしまった宇宙生物・シンビオート。
不気味な存在と共生せざるを得なくなった彼は、その力を操り、ヴェノムとして戦うことに……。
『ヴェノム』(2018)のバイクシーンを紹介

©2017 CTMG, Inc.
劇中では、シンビオートの力を制御できない主人公の奇妙なアクションシーンが展開。
自身の体から伸びる不思議な生命体を駆使しながら、車をかき分け、飛び跳ねていく異色バイクアクションに注目です。
アマゾンプライムビデオ・U-NEXTで観れるバイク映画を紹介
以下では、各動画ストリーミングサービスで鑑賞可能な作品をご紹介します。
(〇=見放題配信、△=有料配信、×=配信なし)
作品名 | アマゾンプライムビデオ | U-NEXT |
『大脱走』(1963) | × | 〇 |
『イージー★ライダー』(1969) | △ | × |
『さらば青春の光』(1979) | × | 〇 |
『狂い咲きサンダーロード』(1980) | × | × |
『アキラ AKIRA』(1988) | △ | 〇 |
『ターミネーター2』(1991) | 〇 | × |
『ミッション:インポッシブル2』(2000) | △ | 〇 |
『リターナー』(2002) | × | × |
『モーターサイクル・ダイアリーズ』(2004) | × | × |
『ゴーストライダー』(2007) | 〇 | 〇 |
『ダークナイト』(2008) | 〇 | 〇 |
『ナイト&デイ』(2010) | 〇 | × |
『トロン:レガシー』(2010) | △ | △ |
『ホットロード』(2014) | 〇 | × |
『ヴェノム』(2018) | △ | △ |
迫力のバイクシーンを味わおう!!
実際には体験できない迫力のバイクシーンの数々。
現実では安全第一を心がけてほしいですが、映画だからこそ実現できる夢のバイクアクションには興奮すること間違いなし。
ぜひ、バイク利用者の方にも、そうでない方にも楽しんでほしい作品群です。
こちらでも感想を掲載しています。良ければ、是非。
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