
「フランス映画はオシャレ」というイメージがありませんか?
または、「フランス映画はエロい」と思っている人が多いのではないでしょうか。
フランス映画は、オシャレでエロい作品が多いのです。
今回は、過激な濡れ場ありの作品から特殊嗜好のある作品など、あらゆるジャンルから厳選した20選を紹介していきます。
「AVみたいにガッツリじゃないエロい映画が観てみたい」という方にピッタリ!
まずは、本記事内で取り上げている洋画20選のなかから、編集部おすすめのフランスのエロい映画を3つご紹介します。
順位 | 作品名 | えっち度 |
1位 | 『17歳』(2013) | ★★★★★ |
2位 | 『アデル、ブルーは熱い色』(2013) | ★★★★☆ |
3位 | 『昼顔』(1967) | ★★★★☆ |
フランスのえっちな映画、エロい映画の特徴・歴史を紹介!
日本人はセックス事情を隠す傾向にありますが、フランスをはじめとする諸外国は、自然な愛の表現方法として良い意味で奔放です。
フランス映画は、諸外国の作品とは異なり、どのジャンルにおいても独特で芸術性が高く、好き嫌いがハッキリ分かれるでしょう。
フランスのエロ映画の特徴
フランスのエロ映画の特徴は以下の3つ。
- 堂々たる女優の脱ぎっぷり
- 本当にやってる?と食い入るように観てしまう挿入シーンがある
- 独特の世界観があり、芸術性が高い
フランス映画はエロいシーンでもナチュラルさを感じますし、どこかおしゃれ。
また、フランス映画は独特な感性があるため、つまらないと感じる人もいますが、一旦その奥深さにハマるとあらゆるジャンルのフランス映画を視聴したくなります。
フランスのエロ映画の歴史
世界で初めて映画が上映されたのはフランスだと言われています。ご存じでしたか?
映画とは言ってもたった50秒ほどの無音で、題名は「工場の出口」。
これは、とあるサロンで上映されたものですが、視聴するためには有料だったため、世界初の映画・映画館だと言われています。
フランスのエロ映画の歴史を象徴する2大女優は、ブリジット・バルドーやカトリーヌ・ドヌーヴ。
フランス映画史上で忘れられることのない2人は、フランス映画の官能表現を現代まで残した素晴らしい女優です。
ブリジット・バルドーの主演作品は、20選の中でご紹介しています。
大昔でも非常に魅惑的なエロであり、フランスのエロ映画の先駆者と断言できるでしょう。
フランスのえっちな、エロ映画の比較一覧
濡れ場がすごい洋画を20選ご紹介していきます。
まずは、選りすぐりの20選を表でまとめましたのでご覧になってみてください。
【編集部おすすめのフランスのエロい洋画20選】
作品名 | 上映時間 | おすすめ度 |
『17歳』(2013) | 94分 | ★★★★★ |
『愛を綴る女』(2016) | 120分 | ★★★★☆ |
『ドリーマーズ』(2003) | 115分 | ★★★☆☆ |
『アデル、ブルーは熱い色』(2013) | 179分 | ★★★★☆ |
『愛の監獄』(2015) | 110分 | ★★★★☆ |
『エル ELLE』(2016) | 131分 | ★★★☆☆ |
『ベティー・ブルー愛と激情の日々』(1996) | 121分 | ★★★★☆ |
『愛人 ラマン』(1992) | 116分 | ★★★★☆ |
『スイミング・プール』(2003) | 102分 | ★★★☆☆ |
『ファインダーの中の欲望』(2007) | 93分 | ★★★★☆ |
『グランド・セントラル』(2013) | 94分 | ★★☆☆☆ |
『スプリング・フィーバー』(2009) | 115分 | ★★★☆☆ |
『不実な女と官能詩人』(2019) | 105分 | ★★★★☆ |
『隣の女』(1981) | 106分 | ★★★☆☆ |
『毛皮のヴィーナス』(2013) | 96分 | ★★★★☆ |
『髪結いの亭主』(1990) | 80分 | ★★★☆☆ |
『ダメージ』(1992) | 111分 | ★★★★☆ |
『石の微笑』(2004) | 107分 | ★★★☆☆ |
『素直な悪女』(1956) | 91分 | ★★★☆☆ |
『昼顔』(1967) | 100分 | ★★★☆☆ |
フランスの映画はオシャレで美しく、官能的な性描写が多いです。
また、えっちなシーンもさることながら、ストーリー性が高い作品もあります。
次の章からは、20作品を個別に詳しく紹介していきますので、最後まで読んでみてみてください。
フランスのエロ映画その1.『17歳』(2013)マリーヌ・ヴェクトの素晴らしき脱ぎっぷりに脱帽!
製作年 | 2013年 |
監督 | フランソワ・オゾン |
濡れ場を披露しているキャスト | マリーヌ・ヴェクト/ジェラルディン・ペラス |
作品時間 | 94分 |
エロいシーンの濃さ | ★★★★★ |
エロいシーンの多さ | ★★★★★ |
ストーリー | ★★★★★ |
おすすめポイント | 綺麗な17歳が色々な男とセックスしちゃうさま |
名門高校に通いながら何不自由のない生活を送る17歳の少女イザベル。
バカンスに訪れたビーチで初体験を済ませた彼女は、やがて不特定多数の男たちを相手に売春を重ねるようになり……。
フランス映画『17歳』(2013)の濡れ場・エロいシーンを解説!

17歳©︎キノフィルムズ
17歳のパリジェンヌ女子高生が援助交際をしちゃうお話。
主演のマリーヌ・ヴェクトの脱ぎっぷりが実に良いです。
17歳ですから瑞々しいお肌、そしてスタイル抜群で、可愛い。
ベッドで、窓際で、かなり年上の色々な男性に突かれている17歳のカラダは、素晴らしいネタになること間違いありません。
フランスのエロ映画その2.『愛を綴る女』(2016)情欲と性欲に溢れた女性の生きざまを描いた作品!
製作年 | 2016年 |
監督 | ニコール・ガルシア |
濡れ場を披露しているキャスト | マリオン・コティヤール/ルイ・ガレル/アレックス・ブレンデミュール |
作品時間 | 120分 |
エロいシーンの濃さ | ★★★★☆ |
エロいシーンの多さ | ★★★★☆ |
ストーリー | ★★☆☆☆ |
おすすめポイント | 女性の強欲と深い愛のストーリー |
南仏の小さな村に暮らす若く美しいガブリエル。
最愛の男性との結婚を熱望しながらも、地元の教師との一方的な恋に破れ、不本意ながら両親の決めた正直者で情の深いスペイン人労働者ジョゼの妻となる。
「あなたを絶対愛さない」「俺も愛していない」。
そう誓いあったにもかかわらず、日々、近づいては離れる官能的な夫婦の営み。
そんなとき、流産の原因が腎臓結石と診断され、アルプスの山麓の療養所で温泉治療することになる。
そこで、インドシナ戦争で負傷した「帰還兵」アンドレ・ソヴァージュと運命的な出逢いを果たす。
それは彼女が綴る清冽な愛の物語の始まりとなるのだった……。
フランス映画『愛を綴る女』(2016)の濡れ場・エロいシーンを解説!

愛を綴る女©︎アルバトロス・フィルム
恋に恋して自分の欲望に正直に生きているため、あらゆる男性と交わってしまう主人公。
よって濡れ場はたくさんあるためエロいシーンを求めている人にはおすすめ。
ラストは良い意味で裏切られます。
フランスのエロ映画その3.『ドリーマーズ』(2003)美少女と2人の美少年が織り出す特殊3Pのエロティック映像美!
製作年 | 2003年 |
監督 | ベルナルド・ベルトルッチ |
濡れ場を披露しているキャスト | マイケル・ピット /エヴァ・グリーン /ルイ・ガレル |
作品時間 | 115分 |
エロいシーンの濃さ | ★★★☆☆ |
エロいシーンの多さ | ★★★★☆ |
ストーリー | ★★★☆☆ |
おすすめポイント | 3Pのようで3Pではないファジーな関係性 |
'68年、5月革命に揺れるパリ。
映画好きなアメリカ人留学生マシューが、双子の姉弟イザベル&テオと意気投合。
彼らの家に居候することになるが、2人がベッドに裸で寝ているのを目撃し、動揺してしまう。
フランス映画『ドリーマーズ』(2003)の濡れ場・エロいシーンを解説!

ドリーマーズ©︎ヘラルド
エヴァ・グリーンの裸体が綺麗で、マイケル・ピットとルイ・ガレルのそれぞれの肉体に目を奪われます。
単なる3Pを描いた作品なのかと思いきや、3人の間で繰り広げられる性愛を深く掘り下げたストーリー。
もちろんエロいシーンもあり、キスの仕方には吐息が漏れてしまいます。
フランスのオシャレ感が醸し出されているエロい映画を探している方に観ていただきたい作品。
フランスのエロ映画その4.『アデル、ブルーは熱い色』(2013)LGBTを取り上げたフランス映画の大人気秀作!
製作年 | 2013年 |
監督 | アブデラティフ・ケシシュ |
濡れ場を披露しているキャスト | レア・セドゥ/アデル・エグザルコプロス |
作品時間 | 179分 |
エロいシーンの濃さ | ★★★★☆ |
エロいシーンの多さ | ★★★★☆ |
ストーリー | ★★★★★ |
おすすめポイント | LGBTの心の葛藤や恋愛模様 |
デートに向かう途中だったアデルは青い髪の女性とすれ違い、一瞬にして心を奪われてしまう。
ある日、バーでその青い髪の女性エマと再会したアデルは彼女への愛にのめりこんでいく。
自分をモデルに絵を描くエマと幸せな日々を送るアデルは、数年後、教師になる夢を叶えるのだが。
フランス映画『アデル、ブルーは熱い色』(2013)の濡れ場・エロいシーンを解説!

アデル、ブルーは熱い色©︎コムストック・グループ(配給協力 キノフィルムズ)
女性と女性が愛し合うシーンがこれほどまでに美しく感じる作品は、他には見られないくらいに仕上がっています。
育った環境や価値観によるすれ違いにより、一旦は別れてしまったう2人が、再び出会ったときの感動、心の動きが見事に描かれています。
フランスのエロ映画その5.『愛の監獄』(2015)アデル・エグザルコプロスの美しき裸体×官能的で禁じられた愛の果てを描いた作品
製作年 | 2015年 |
監督 | ピエール・ゴルドー |
濡れ場を披露しているキャスト | アデル・エグザルコプロス/ギョーム・ガリエンヌ |
作品時間 | 110分 |
エロいシーンの濃さ | ★★★★★ |
エロいシーンの多さ | ★★★★☆ |
ストーリー | ★★★☆☆ |
おすすめポイント | 刑務所内で行われるセックスシーン |
刑務所長のフィルミノは愛する妻子に囲まれて幸せな日々を送っていたが、新たに移送されてきた女囚アマリの若く瑞々しい肉体と無垢な心に魅了され、所長の立場を利用して彼女に接近する。
一方、家族の愛を知らず孤独な人生を歩んできたアマリも情熱的なフィルミノに惹かれ、2人はついに一線を越えてしまう。
強く愛し合う2人だったが、やがてフィルミノを告発する匿名の手紙が刑務所に届き……。
フランス映画『愛の監獄』(2015)の濡れ場・エロいシーンを解説!

愛の監獄©︎クロックワークス
刑務所長と受刑者である2人の禁じられた愛。
アデルの裸体がお見事であり、その綺麗なカラダを愛撫されて喘ぐ姿にはものすごくそそられます。
刑務所内で繰り広げられる、誰にもバレてはいけない関係からなのか、セックスシーンが濃く感じます。
フランスのエロ映画その6.『エル ELLE』(2016)奇妙な物語にイザベル・ユペールが体当たり熱演!
製作年 | 2016年 |
監督 | ポール・バーホーベン |
濡れ場を披露しているキャスト | イザベル・ユペール/ローラン・ラフィット |
作品時間 | 131分 |
エロいシーンの濃さ | ★★★★☆ |
エロいシーンの多さ | ★★★★☆ |
ストーリー | ★★★★☆ |
おすすめポイント | 熟女が無理やりされたりセックスするシーン |
ゲーム会社のCEOを務める女性ミシェルは、ある日突然、自宅に侵入してきた覆面男に襲われてしまう。
何事もなかったかのように今まで通りの生活を送ろうとするミシェルだったが、襲われた時の記憶がフラッシュバックするようになっていく。
犯人が身近にいることに気づいたミシェルはその正体を突き止めようとするが、自分自身に潜んでいた欲望や衝動に突き動かされて思わぬ行動に出る。
フランス映画『エル ELLE』(2016)の濡れ場・エロいシーンを解説!

エル ELLE©︎ギャガ
序盤から熟女イザベル・ユペールが何者かに犯されてしまいます。
口を塞がれて性交されてしまうので、無理やり系がお好みの人にはたまらないでしょう。
犯人捜しをするためにあえて色々な男性とセックスするので、濡れ場のシーンも多めの作品です。
熟女の体に興奮を覚える人におすすめ。
フランスのエロ映画その7.『ベティー・ブルー愛と激情の日々』(1996)エロいだけじゃない!フランス映画史上に残る名作|ベアトリス・ダルの見事なハマり役に注目!
製作年 | 1996年 |
監督 | ジャン=ジャック・ベネックス |
濡れ場を披露しているキャスト | ジャン=ユーグ・アングラード/ベアトリス・ダル |
作品時間 | 121分 |
エロいシーンの濃さ | ★★★★★ |
エロいシーンの多さ | ★★★★★ |
ストーリー | ★★★★★ |
おすすめポイント | 濃厚なセックスシーン多数あり! |
海辺のバンガローで暮らす35歳の青年ゾルグは、セクシーな美少女ベティと出会い、瞬く間に恋に落ちる。
一緒に暮らしはじめた2人は激しい愛欲の日々を送るが、情熱的すぎるベティの愛情表現は次第にエスカレートしていき……。
フランス映画『ベティー・ブルー愛と激情の日々』(1996)の濡れ場・エロいシーンを解説!

ベティー・ブルー愛と激情の日々©︎フロンティアワークス、アーク・フィルムズ
濃厚なセックスシーンをたくさん観ることができます。
主演女優のベアトリス・ダルは華奢な体に不釣り合いすぎる豊満なバストとオールヌードを惜しげもなく披露。
波乱万丈の展開に目が釘付けになること間違いなし!
フランスのエロ映画その8.『愛人 ラマン』(1992)少女から大人の女へ……変貌を遂げていく肉体と精神が切なくもエロティック!
製作年 | 1992年 |
監督 | ジャン=ジャック・アノー |
濡れ場を披露しているキャスト | ジェーン・マーチ/レオン・カーフェイ |
作品時間 | 116分 |
エロいシーンの濃さ | ★★★★★ |
エロいシーンの多さ | ★★★★★ |
ストーリー | ★★★★☆ |
おすすめポイント | 性により少女から大人の女への肉体と心の動きを感じられるストーリー |
1929年、フランスの植民地インドシナ(現在のヴェトナム)。
メコン川をゆったりと渡る船の上で、田舎町サデックの自宅から寄宿舎のあるサイゴンに帰る途中の少女(ジェーン・マーチ)に、黒いリムジンから降りてきた中国人の男性(レオン・カーフェイ)が声をかけた。
男は32歳で、この植民地で民間不動産の全てを掌握している華僑資本家の息子だという。
少女は何となく興味をひかれ、男の車に乗り込んだ。
その日から男は毎日リムジンで少女の学校の送り迎えのために現れた。
ある日、少女は誘われるままに、中華街ショロン地区の騒がしい通りにある薄暗い部屋に連れていかれる。
秘密めいたその部屋で、少女は誘うように男を求め、男は少女を抱いた。
こうして始まった2人の愛人関係は、誰にも知られることなく続いていく。
少女の父親は植民地で死に、母親(フレデリック・マイニンガー)が貯金をはたいて買った土地は詐欺にあい耕作不能地であった。
生きていくために母親は小学校を経営しているが、上の兄(アルノー・ジョヴァニネッテイ)は阿片で働く意欲を失い、下の兄(メルヴィル・プポー)をいじめ抜いている。
異国の地での貧しい暮らしに家族の心はすっかり荒んでいた。
母親は娘の変化に気づきながらも、娘を通して金品を援助してくれる男を黙認するしかなかった。
激しい欲望に引きずられるように重ねてきた2人の逢瀬だったが、ピリオドを打つ時がやってきた。
男は父親の命令通り中国の富豪の娘と結婚式をあげ、少女は家族とともにフランスに帰国することになった。
「金のために抱かれたと言ってくれ」「お金のために貴方に抱かれたわ」。
フランスへの旅立ちの日、船の上から男のあの黒いリムジンが見えたとき、「男を愛していたのかもしれない」とふと思った少女は、初めて涙を流した。
フランス映画『愛人 ラマン』(1992)の濡れ場・エロいシーンを解説!

愛人 ラマン©︎日本ヘラルド映画
少女が性に目覚め、どんどん大人の女性に変わっていくのがわかります。
お金のために体を許していると自分をごまかそうとする少女。
また、少女を愛してしまう自分に気づきながらも、時に金で買っている女を抱いていると自分に思いこませそうとする男の切なくもエロい映画です。
視聴した後に奥が深いと感じさせられる作品。
フランスのエロ映画その9.『スイミング・プール』(2003)リュディビーヌ・サニエの美しき大胆濡れ場&妄想か?現実か?想像力をかき立てられるストーリー
製作年 | 2003年 |
監督 | フランソワ・オゾン |
濡れ場を披露しているキャスト | シャーロット・ランプリング/リュディビーヌ・サニエ |
作品時間 | 102分 |
エロいシーンの濃さ | ★★★★☆ |
エロいシーンの多さ | ★★★★☆ |
ストーリー | ★★★☆☆ |
おすすめポイント | 抜群のスタイルのリュディビーヌ・サニエがここぞとばかりに脱ぐ |
新作の筆が振るわないイギリスの人気ミステリー作家、サラは、出版社の社長ジョンの勧めで、彼が所有する南仏の別荘にやってくる。
静かな土地と自然に囲まれ、執筆活動を始めるサラだが、そこにジョンの娘と名乗るジュリーが突然現れる。
夜な夜な違う男を連れ込むジュリーに当初は辟易したサラだったが、彼女の奔放な魅力に注目し、ジュリーを題材にした物語を書こうとするが……。
フランス映画『スイミング・プール』(2003)の濡れ場・エロいシーンを解説!

スイミング・プール©︎ギャガ
次々とたくさんの男と戯れる役を演じたリュディビーヌ・サニエ。
ご覧の通り抜群のスタイルの持ち主。
ストーリーのなかでは、肉体が渇望しているかのごとく、プールサイドで乱交めいたプレイをしてみたり、リビングで喘ぎまくってみたり。
妄想と現実の狭間で、想像力をかき立てられる作品です。
フランスのエロ映画その10.『ファインダーの中の欲望』(2007)メルヴェル・プポーの隠れた主演作品にエロス発見!
製作年 | 2007年 |
監督 | ダニエル・アービット |
濡れ場を披露しているキャスト | メルヴィル・プポー/アレクサンダー・シディグ/ ダリーナ・エル=ジョンディ |
作品時間 | 93分 |
エロいシーンの濃さ | ★★★☆☆ |
エロいシーンの多さ | ★★★☆☆ |
ストーリー | ★★★☆☆ |
おすすめポイント | セックス中の男女を撮影する…なんちゃって3Pを感じてしまうシーン |
究極の体験を求めて世界中を旅するフランス人写真家トーマス・コレは、偶然、17年前にベイルートから行方不明になった記憶喪失の男フアッド・サレーに出会った。
サレーのそれまでの人生を辿り、彼と共に長い道を行こうとするが……。
フランス映画『ファインダーの中の欲望』(2007)の濡れ場・エロいシーンを解説!

ファインダーの中の欲望©︎ビデオメーカー
カッコいい俳優として有名な俳優のメルヴェル・プポー、男と女の交わりを撮影するカメラマン役です。
ワークから見えてくる人間の欲望。
メルヴェル・プポー自身がエロいシーンを演じているわけではありませんが、ファインダー越しから熱くみなぎる性欲が感じられます。
オカズにするにはなかなかの作風でしょう。
フランスのエロ映画その11.『グランド・セントラル』(2013)レア・セドゥのフルヌード&原発問題を取り上げた奥深いストーリー
製作年 | 2013年 |
監督 | レベッカ・ズロトブスキ |
濡れ場を披露しているキャスト | タハール・ラヒム/レア・セドゥ |
作品時間 | 94分 |
エロいシーンの濃さ | ★★★★☆ |
エロいシーンの多さ | ★★★★☆ |
ストーリー | ★★★☆☆ |
おすすめポイント | レア・セドゥのフルヌード |
無職の青年ゲイリーがようやく手にした職は、ローヌ地方の原子力発電所での作業員だった。
主任のギレスとベテランのトニーによって仕事を教えてもらい過ごす毎日。
そんな中、村の娘カロルに恋をする。
2人は魅かれあうが、カロルはトニーのフィアンセだ。
そして、ふたりの不倫関係は、恐ろしくも悲しい現実で終わろうとしている。
ゲイリーの身体は既に放射能に汚染されていたのだった。
放射能が日常と背中合わせの恐怖であることをこの村の人々は十分に知っている。
安らぎが悲しみと変わりゆく生活の中で、いつも変わらず風は緑を揺らしながら吹き抜けてゆく……。
フランス映画『グランド・セントラル』(2013)の濡れ場・エロいシーンを解説!

グランド・セントラル©︎オデッサ・エンタテインメント
見どころは何と言っても、『アデル、ブルーは熱い色』で一躍有名女優となったレア・セドゥが、惜しげもなくフルヌードとなり、大胆なセックスシーンを熱演しているところ。
ストーリーのなかでレア・セドゥは、婚約者と同じ職場の男性と性欲に溺れていくのです。
背徳感があるがゆえの大胆な濡れ場の数々。
レア・セドゥのフルヌードをじっくり観たい人におすすめの作品です。
フランスのエロ映画その12.『スプリング・フィーバー』(2009)男同士のエロい映画をお探しなら迷わずこの作品をご覧ください!!
製作年 | 2009年 |
監督 | ロウ・イエ |
濡れ場を披露しているキャスト | チン・ハオ/チェン・スーチン |
作品時間 | 115分 |
エロいシーンの濃さ | ★★★★☆ |
エロいシーンの多さ | ★★★☆☆ |
ストーリー | ★★★★☆ |
おすすめポイント | 美しく官能的な男同士のエロエロシーン |
現代の南京。
教師のリンは探偵のルオを雇い、夫の浮気相手を突き止めるも、その相手は男だった。
その事がきっかけで夫婦関係は破綻し、2人の男の関係も冷え込んでいく。
だが、その男ジャンが気になっていたルオはやがて彼に惹かれていくようになり、ジャンとルオ、さらにルオの恋人の3人は共に旅に出ることに。
フランス映画『スプリング・フィーバー』(2009)の濡れ場・エロいシーンを解説!

スプリング・フィーバー©︎アップリンク
序盤から非常に激しい濡れ場のシーン。
この時点で期待を裏切らないこと確定でしょう。
男同士なのに、とても美しく官能的に観えるのは、チン・ハオとチェン・スーチンの俳優陣の肉体美だからこそ。
あえて手振れで撮影されているシーンは、隠し撮りみたいでさらにエロティックです。
フランスのエロ映画その13.『不実な女と官能詩人』(2019)フランスならではのオシャレ感と官能美に釘付け!
製作年 | 2019年 |
監督 | ルー・ジュネ |
濡れ場を披露しているキャスト | ノエミ・メルラン/ニールス・シュナイダー /バンジャマン・ラヴェルヌ |
作品時間 | 105分 |
エロいシーンの濃さ | ★★★☆☆ |
エロいシーンの多さ | ★★★☆☆ |
ストーリー | ★★☆☆☆ |
おすすめポイント | THEエロスではない情景描写 |
19世紀、パリ。
著名な詩人ジョゼ・マリア・ド・エレディアの次女マリーは、新進気鋭の詩人ピエール・ルイスと恋に落ちる。
しかし、2人の思いを知ってか知らずか、両親は金銭的理由から同じくマリーに思いを寄せていたピエールの親友で貴族出身の詩人アンリ・ド・レニエとの結婚を決めてしまう。
打ちひしがれたピエールはアルジェリアに渡り、女性の痴態・官能美を写真に収めることに情熱を傾け退廃的な生活を送る。
アンリの一方的な思いだけが結びつけたマリーの結婚生活もまた、味気なく乾ききったままだった。
1年後、ピエールが帰国したとの噂を聞きつけ、マリーはたまらず彼のもとに駆けつける。
「あなたと結婚したかった」マリーが発した言葉、それが彼女とピエールの長い長い情交の始まりだった。
セックス、文学、そして官能的な写真の数々。
2人の奔放な関係は周囲の人々を巻き込み、思いも寄らない方向へ転がり始めてゆく。
フランス映画『不実な女と官能詩人』(2019)の濡れ場・エロいシーンを解説!

不実な女と官能詩人©︎クロックワークス
関係を持った女性の痴態や性器部分の写真を収める変わり種のコレクター。
官能美を特集的に仕上げたなおしゃれなエロい映画です。
単なるセックスシーン満載の映画とは若干方向性が違い、情景描写や衣装、風景の描写にこだわりがある美しい作品。
フランスのエロ映画その14.『隣の女』(1981)重苦しく官能的に描いた不倫の末路は一体......?
製作年 | 1981年 |
監督 | フランソワ・トリュフォー |
濡れ場を披露しているキャスト | ジェラール・ドパルデュー /ファニー・アルダン /アンリ・ガルサン |
作品時間 | 106分 |
エロいシーンの濃さ | ★★★☆☆ |
エロいシーンの多さ | ★★☆☆☆ |
ストーリー | ★★★★☆ |
おすすめポイント | 丁寧に描かれた大人の情事 |
32歳のベルナール(ジェラール・ドパルデュー)は、妻アルレット(ミシェール・ボームガルトネル)と幼ない息子と平穏な日々を送っていた。
ある日隣にボーシャール夫妻が引っ越してきた。
夫のフィリップ(アンリ・ガルザン)は、空港に勤めるベテランの菅制官である。
美しい妻マチルド(ファニー・アルダン)は、フィリップとはかなり歳が離れていた。
しかし、彼女が隣人であるベルナールに向ける表情は、何かを含んでいた。
彼らが引っ越して来た翌日マチルドはベルナールに電話した。
実は2人は、昔恋人同士だったのだ。
電話の内容は、お互いの相手に、自分たちの過去を打ち明けたか、ということだった。
翌日、ボーシャール夫妻を夕食に招いたとアルレットから聞いたベルナールは、ジューヴ夫人(ヴェロニク・シルヴェル)の家から電話し、仕事で帰れないと嘘をついた。
ジューヴ夫人は、20年前に愛していた男に裏切られ、そのために窓から飛びおり杖をつく身となっている中年女性で、恋の痛手をベルナールに話して聞かせた。
しかし、ベルナールとマルチドは、お互いに罪の意識を持ちながらも、旧交を取り戻していった。
遂にホテルでひとときを過ごした2人は、過去を振り返りお互いの不運を嘆いたが、もう2度と会うのはよそうとマチルドは言いきった。
しかし、再び燃え出した炎はたやすく消えない。
マチルドの家に行くベルナール。
フィリップに全てを打ち明けようとするマチルド。
しかし、数日後、ボーシャール夫妻は、予定通り、おそい新婚旅行に出かけて行った。
その間、ベルナールは妻に全て打ち明けた。
そして、その時彼は妻が妊娠していることを知った。
そのころ、ジューヴ夫人は、彼女を拾ててニュー・カレドニアに行っていた男が来ることを知り、パリに姿を消していた。
今の自分を見られたくないためか、それとも彼のせいで足を悪くしたのを知らせたくなかったためか……。
旅先で、マチルドは、フィリップとのベッドでベルナールの名を呼んだ。
彼女はやがて神経衰弱で入院し、そのことをフィリップはベルナールに知らせた。
しかし、妻の妊娠を知ってからは、彼はアルレットにつきっきりだった。
ある夜今は空家のはずの隣家で物音を聞いた彼は1人、調べに入った。
暗聞の中に拳銃を手にしたマチルドの姿があった。
フランス映画『隣の女』(1981)の濡れ場・エロいシーンを解説!

隣の女©︎東映ユニバース
フランソワ・トリュフォー監督の作品だけあって、飽きを一切感じることなく、大人の情事模様が見事なまでに描かれています。
かつての恋人との再会したものの、互いに既婚者となっていましたが、再燃してしまった心にブレーキをかけられません。
背徳感を感じつつ、狂おしいほどに求め合う濡れ場は、まさに大人の情事。
ラストの間際まで息を飲んでしまいます。
フランスのエロ映画その15.『毛皮のヴィーナス』(2013)2人芝居の甘美な熱演に最後まで目が離せない!
製作年 | 2013年 |
監督 | ロマン・ポランスキー |
濡れ場を披露しているキャスト | エマニュエル・セニエ /マチュー・アマルリック |
作品時間 | 96分 |
エロいシーンの濃さ | ★★★★☆ |
エロいシーンの多さ | ★★★☆☆ |
ストーリー | ★★★★★ |
おすすめポイント | 支配・SMなど劇中でのさらなる演技 |
オーディションに遅刻してきた無名の女優ワンダと、自信家で傲慢な演出家のトマ。
がさつで厚かましくて、知性の欠片もないワンダは、手段を選ばず強引にオーディションをしてほしいと懇願し、トマは渋々彼女の演技に付き合うことに。
ところが、演技を始めたワンダは、役を深く理解し、セリフも完璧。
彼女を見下していたトマを惹きつけ、次第に立場が逆転し、圧倒的な優位に立っていく。
2人だけのオーディションは熱を帯び、次第にトマは役を超えて、ワンダに支配されることに心酔していく……。
フランス映画『毛皮のヴィーナス』(2013)の濡れ場・エロいシーンを解説!

毛皮のヴィーナス©︎ショウゲート(提供 ショウゲート=ニューセレクト)
96分の上映時間が短いと感じる名作。
引き込まれるストーリーの途中からは、もはや現実なのか演技なのかすらわからなくなるほど。
演技上のSM設定では支配する側される側、見事にどっぷり浸かっていてエロ過ぎます。
少々変態思考の方におすすめの作品です。
フランスのエロ映画その16.『髪結いの亭主』(1990)妖艶なアンナ・ガリエナ、大人の女を余すことなく熱演!
製作年 | 1990年 |
監督 | パトリス・ルコント |
濡れ場を披露しているキャスト | ジャン・ロシュフォール /アンナ・ガリエナ |
作品時間 | 80分 |
エロいシーンの濃さ | ★★★★☆ |
エロいシーンの多さ | ★★★★☆ |
ストーリー | ★★★☆☆ |
おすすめポイント | 客がいても尚エロいことをしようとする |
子供の頃、理髪店で至福の時を過ごして以来、女性理容師と結婚したいと願い続けてきた中年男アントワーヌ。
彼はついに、優しく美しい理容師マチルダと出会う。まさに理想の女性と出会い、アントワーヌはようやく夢を実現し理髪店の主人となる。
それから10年、顧客たちにも恵まれ、濃密で幸せな日々を送っていたアントワーヌだったが……。
フランス映画『髪結いの亭主』(1990)の濡れ場・エロいシーンを解説!

髪結いの亭主©︎アルシネテラン=テレビ東京
妖艶で色香の漂うアンナ・ガリエナが演じる女性理髪師。
作品上映時36歳だったアンナ、おっぱいが綺麗だという評判が実に多い。
妻が接客中でも夫はおさわりの愛撫を始めてしまうシーンでは、アンナの洋服越しからでもわかるスタイルの良さにエロさが勝っています。
フランスのエロ映画その17.『ダメージ』(1992)中年男性がハマる魔性の女ジュリエット・ビノシュ!
製作年 | 1992年 |
監督 | ルイ・マル |
濡れ場を披露しているキャスト | ジェレミー・アイアンズ /ジュリエット・ビノシュ |
作品時間 | 111分 |
エロいシーンの濃さ | ★★★★☆ |
エロいシーンの多さ | ★★★★☆ |
ストーリー | ★★★☆☆ |
おすすめポイント | 中年男性が若い女性にドハマりして情欲に溺れる |
イギリス下院議員のスティーヴン・フレミング(ジェレミー・アイアンズ)は順風満帆な人生を送っていた。
ある日、フランス大使館の式典に出席していたスティーヴンは、息子のマーティン(ルパート・グレイヴス)の恋人アンナ・バートン(ジュリエット・ビノシュ)に出会う。
お互いに運命的な力を感じていたスティーヴンとアンナは激しく求め合い、情事に溺れていった。
マーティンが新聞社の政治部副編集長に抜擢されたことを祝うため、フレミング家の人々とアンナ、そしてスティーヴンの妻イングリット(ミランダ・リチャードソン)の父エドワード(イアン・バネン)たちがレストランに集い、アンナに不信の念を抱くイングリッドが、彼女の過去を問うと、アンナは15歳の時に兄が自殺したことと、その直後に両親が自殺したことを告白した。
アンナとの情事に溺れ、自分の感情をコントロールできなくなったスティーヴンは離婚を決意するが、アンナは取り合わない。
アンナとマーティンの婚約が決まり、スティーヴンはアンナの母エリザベス(レスリー・キャロン)を昼食に招待するが、彼女はすべてを見抜いており、帰途の車中でスティーヴンに、アンナと別れてくれと懇願するのだった。
結婚式の準備が整い、アンナとの別れを決意したスティーヴンは失意の底にいたが、アンナがロンドンに借りたアパートの鍵を送ってきた。
アンナはマーティンと結婚してもスティーヴンとは別れたくないと言う。
アパートで密会した2人は激しく愛し合うが、マーティンに目撃されてしまい、激しいショックを受けたマーティンは、階段を踏みはずし墜落死してしまう。
アンナと別れ、妻も去っていったスティーヴンは、孤独な余生を送ることを強いられるのだった。
フランス映画『ダメージ』(1992)の濡れ場・エロいシーンを解説!

ダメージ©︎シネセゾン=東京テアトル=テレビ東京
息子の恋人の女性との情事にドハマりしてしまうジェレミー・アイアンズ。
ジュリエット・ビノシュのような相手だったら仕方ないのか……。
アパートの1室で狂おしいほど情欲に溺れる大胆な濡れ場があります。
イケナイ恋は蜜の味と思わせられる作品です。
フランスのエロ映画その18.『石の微笑』(2004)猟奇的な女を演じる謎めいた魅力を醸し出すローラ・スメットに注目!
製作年 | 2004年 |
監督 | クロード・シャブロル |
濡れ場を披露しているキャスト | ブノワ・マジメル /ローラ・スメット /オロール・クレマン |
作品時間 | 107分 |
エロいシーンの濃さ | ★★★☆☆ |
エロいシーンの多さ | ★★★★☆ |
ストーリー | ★★★★☆ |
おすすめポイント | エキセントリック的な愛の証 |
妹の結婚式で美しい女性センタと出会った25歳の青年フィリップ。
2人はやがて恋に落ちるが、幸せな日々は長く続かなかった。
なんと、彼女は愛の証として殺人を犯すようにフィリップを差し向けるのだった。
フランス映画『石の微笑』(2004)の濡れ場・エロいシーンを解説!

石の微笑©︎キネティック
女性からの猛アプローチを受け、セックスしてしまった……実はこの女性、かなり猟奇的。
大胆濡れ場がありつつ、狂気の沙汰、臨場感たっぷりのミステリアスな作品。
魔性の女に捕まってしまったのは愛してしまったからなのか、よっぽどカラダが良かったからなのか、最後まで目が釘付けになることでしょう。
フランスのエロ映画その19.『素直な悪女』(1956)神話的エロスの女神ブリジット・バルドーの名演技は国宝級!
製作年 | 1956年 |
監督 | ロジェ・ヴァディム |
濡れ場を披露しているキャスト | ブリジット・バルドー /クルト・ユルゲンス /ジャン=ルイ・トランティニャン |
作品時間 | 91分 |
エロいシーンの濃さ | ★★★★★ |
エロいシーンの多さ | ★★★★★ |
ストーリー | ★★★★☆ |
おすすめポイント |
南仏サン・トロペーズの町の孤児ジュリエット(ブリジット・バルドー)は、子供のないモラン夫婦に引取られた。
まだ18歳という若さでいて、彼女のあふれるばかりの性的魅力には、さまざまな男たちが集って来た。
酒場の主人エリック(クルト・ユルゲンス)、内気で病弱なミシェル(ジャン・ルイ・トランティニャン)、その兄で美青年のアントワーヌなどで、おまけに中風で動けないモラン氏でさえ、日光浴中のジュリエットを盗み見て楽しむ始末だった。
ジュリエットは男たちの中でも1番好意を持っているアントワーヌと、或る夜ダンスに行き、唇を許した。
そして、商用でツーロンに行く彼に同行しようとまで考えたが、アントワーヌが多情と聞くと、彼をさけてエリックのヨットに逃げた。
傷心のアントワーヌは1人で旅立った。
次第にジュリエットがねたましくなったモラン夫人は、彼女を孤児院へ帰そうと決心した。
これを知ったエリックが、彼女を町に留めておくため、ミシェルに彼女との結婚をすすめた。
申し込みを受けはしたものの、ジュリエットは彼を愛してはいなかった。
しかし、彼の優しさと誠実さに、心底から夫を愛しはじめ、幸福な結婚生活が始った。
そこヘアントワーヌが帰って来た。
それはミシェル夫婦を苛だたせるばかりだ。
ジュリエットとアントワーヌは、憎みながらも、互に魅かれていたのだ。
ある日、溺れかかったジュリエットをアントワーヌが救ったことから、2人の感情が爆発した。
2人の関係がミシェルに知れると、恥しさのあまりジュリエットは姿を消した。
彼女を連れ戻そうとするミシェルと、それをおしとどめるアントワーヌとの間に、激しい喧嘩が捲き起った。
そのあと、キャバレーで酔いしれているジュリエットをみつけてミシェルは、家に連れ帰った。
あやまちを許し、温い心で迎え入れようというミシェルの愛の強さに、ジュリエットは、彼こそただ1人の男と知るのだった。
フランス映画『素直な悪女』(1956)の濡れ場・エロいシーンを解説!

素直な悪女©︎コロムビア
浜辺でびしょ濡れの服のまま抱き合う2人……。
抱き合っているのは、ブリジット・バルドー演じる主人公と夫の兄。
ブリジット・バルドーは既婚者でありながらも、夫の兄とも関係を持ってしまうのです。
背徳感も持ちつつ、奔放な性により一線を越えてしまうあたり、タイトルを裏切らない素直な悪女加減です。
フランスのエロ映画その20.『昼顔』(1967)魔性の女が滲むカトリーヌ・ドヌーヴの圧巻演技力!
製作年 | 1967年 |
監督 | ルイス・ブニュエル |
濡れ場を披露しているキャスト | カトリーヌ・ドヌーヴ /ジャン・ソレル /ミシェル・ピッコリ |
作品時間 | 100分 |
エロいシーンの濃さ | ★★★★★ |
エロいシーンの多さ | ★★★★★ |
ストーリー | ★★★★☆ |
おすすめポイント |
夫が2人の男性に、自分を犯させる夢をみるようになったセヴリーヌ。
ある日、友人から上流階級の夫人たちが、昼間だけ秘密の家で売春をしていると聞いた彼女は、そこで“昼顔”という名で働くようになる。
フランス映画『昼顔』(1967)の濡れ場・エロいシーンを解説!

昼顔©︎KADOKAWA
序盤ではカトリーヌ・ドヌーヴの妄想からスタート。
夫の目の前で何者かに襲われるというシーンは、人妻でありながら、夫との性生活が物足りないカトリーヌ・ドヌーヴの願望なのでしょう。
そこであえて高級娼婦となり様々な男性と交わります。
男性の中には、人妻を抱くことに興奮を覚える人もいるようなので、カトリーヌ・ドヌーヴのような抜群のスタイルを持っている人妻なら尚更昂るんでしょう。
フランスのえっちな・エロいフランス映画を楽しもう!
20作品のなかで観てみたい映画はありましたでしょうか?
フランスの映画は確かにエロいですが、それだけではなく、芸術的で官能的な表現方法も楽しめます。
1人や恋人と映画を観て盛り上がりたいとき、ムードが高まる作品をご覧になってみてください。