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猫映画おすすめ

最近、なんだか疲れている、ストレスがすごく溜まっている。

そんな時は、ちょっと気分を変えて猫映画で癒されてみるのはいかがでしょうか?

特に何をするでもなく、ただそこに存在しているだけで引き込まれてしまう、不思議な魅力がある猫。

今回は、そんなカワイイ猫が登場するおすすめ映画20選をご紹介します。

邦画はもちろん、洋画やアニメーションからもセレクトしていますので、ぜひ映画鑑賞の参考にしてみてください。

【編集部おすすめの猫映画】

順位 作品名 おすすめ度
1位 魔女の宅急便 ★★★★★
2位 ボブという名の猫 幸せのハイタッチ ★★★★☆
3位 ねことじいちゃん ★★★☆☆

猫映画とは? 特徴や歴史も解説

猫映画

猫映画とは、劇中に猫が登場する映画のことを指します。

物語の中心に猫がいる場合や、物語の1要素として猫がいる場合など、その登場の仕方は様々です。

猫映画の特徴

猫と言えば、人間に従順なイメージのある犬と違い、基本的にマイペース。

人間の都合はおかまいまなしに、甘えたい時に甘え、寝たい時に寝たい場所で寝る。

その気ままな性格ゆえ、映画でも人間が猫のペースに合わせ、振り回される姿が度々描かれてきました。

しかし、型にはまらず我が道を行く猫の自由な姿にきっと憧れを抱く人も多いでしょう。

愛くるしい姿に癒され、奔放な生き方に学ぶ、それが猫映画なのです。

猫映画の歴史

1980年代近辺は、ディズニー・アニメーション『おしゃれキャット』(1970)や『ハリーとトント』(1974)、『子猫物語』(1986)などが製作れましたが、より多く猫映画が誕生したのは2000年代に入ってから。

犬vs猫の戦いをコミカルに描いたハリウッド映画『キャッツ&ドッグス』(2001)は続編も作られるほど大ヒットを記録。

また、アニメーション映画『シュレック2』(2004)で初登場した“長ぐつをはいた猫”のプスも人気を博し、2011年に続編が製作されました。

邦画でも『猫タクシー』(2010)や『猫侍』(2014)など、猫×〇〇の組み合わせで様々な映画が誕生しています。

猫映画のおすすめな選び方

猫映画

何を観るべきか悩ましいほどある猫映画。

数ある猫映画の中から、今自分が求めている作品とは何なのか。

おすすめの選択方法をご紹介します。

猫が登場する割合で選ぶ

猫好きな人、とにかくずっと猫を愛でていたい人は、主題が猫の映画を選びましょう。

タイトルに「猫」が入っている作品を選べば、思っていたよりも猫が出てこなかった、というミスチョイスをより防げるかもしれません。

誰と観るかで選ぶ

ひと言に猫映画と言っても色々なタイプの作品があります。

例えば、子供と一緒に楽しむならアニメーション映画。

ひとりで、または恋人と観るなら、インディーズ系のサブカル映画など、誰と観るかで選ぶのもひとつの手です。

とにかく涙のデトックスがしたい人は“感動系”をどうぞ。

どんな猫が観たいかで選ぶ

フィクションの中に登場する猫もいいですが、彼らのより自然な姿、貴重なシーンを観てみたいならドキュメンタリーがおすすめです。

プロだからこそおさめることができた猫たちの仕草や表情が楽しめるのが、ドキュメンタリーの醍醐味。

そこから、人間と猫の新しい可能性も見えてくるかもしれません。

猫映画ののおすすめ比較一覧

猫映画

作品名 監督 作品時間 おすすめ度
『レンタネコ』(2011) 荻上直子 110分 ★★★☆☆
『ねことじいちゃん』(2019) 岩合光昭 103分 ★★★★☆
『旅猫リポート』(2018) 三木康一郎 118分 ★★★☆☆
『子猫物語』(1986) 畑正憲 95分 ★★★☆☆
『長ぐつをはいた猫』(2011) クリス・ミラー 90分 ★★★★☆
『メン・イン・キャット』(2016) バリー・ソネンフィルド 87分 ★★★☆☆
『キャッツ』(2019) トム・フーパー 109分 ★★★☆☆
『猫なんかよんでもこない。』(2016) 山本透 103分 ★★★☆☆
『猫の恩返し』(2002) 森田宏幸 75分 ★★★☆☆
『魔女の宅急便』(1989) 宮崎駿 112分 ★★★★★
『世界から猫が消えたなら』(2015) 永井聡 103分 ★★★☆☆
『インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌』(2013) イーサン・コーエン ジョエル・コーエン 104分 ★★★★☆
『gifted/ギフテッド』(2017) マーク・ウェブ 101分 ★★★★☆
『キャッツ&ドッグス』(2001) ローレンス・ガターマン 87分 ★★★☆☆
『陽だまりの彼女』(2013) 三木孝浩 129分 ★★★★☆
『アリス・イン・ワンダーランド』(2010) ティム・バートン 109分 ★★★☆☆
『グーグーだって猫である』(2008) 犬童一心 116分 ★★★☆☆
『初恋~お父さん、チビがいなくなりました』(2018) 小林聖太郎 104分 ★★★★☆
『猫が教えてくれたこと』(2016) ジェイダ・トルン 79分 ★★★★☆
『ボブという名の猫 幸せのハイタッチ』(2016) ロジャー・スポティスウッド 103分 ★★★★☆

いたずら好きで人に媚びない生態からか、映画の中で“悪役”を演じることも多い猫。

猫のかわいい面も、ちょっと卑怯な面も楽しめる作品を選んでみました。

ここからは、それぞれの作品のストーリーや見どころについてご紹介します。

『レンタネコ』(2011)猫を貸し出す“レンタネコ屋”はいかが?


レンタネコ

製作年・製作国 作品時間 監督 キャスト 可愛さ ストーリー
2011年・日本 110分 荻上直子 市川実日子 ★★★★☆ ★★★☆☆

『メガネ』や『かもめ食堂』を手掛け、猫好きとしても知られる荻上直子監督が、市川実日子を主演に迎えた癒し系猫映画。

心に“穴ボコ”が開いた人に猫を貸し出す“レンタネコ屋”を営むサヨコ(市川)と、未亡人の老婦人や単身赴任中の中年男性、ある組織から追われる男など、何か心に問題を抱えている人々との交流を描いています。

『レンタネコ』(2011)の名シーン、名場面も紹介

心の穴ボコはこの子たちが埋めてくれます:©2012 レンタネコ製作委員会

サヨコがレンタルできる猫をリアカーに入れ、「レンタ~ネコ♪寂しい人に、猫、貸します」と言いながら川沿いを歩くシーン。

特に逃げるでもなく、カゴにちんまりとおさまっている猫たちがとってもかわいい!

サヨコが暮らす古民家で気ままに過ごす猫たちの描写も自然なので、難しいことは考えずただただかわいい猫たちと、サヨコのおしゃれなファッション、気持ちいい夏の描写を堪能してみてください。

『ねことじいちゃん』(2019)写真家の岩合光昭が映画監督に初挑戦!


ねことじいちゃん

製作年・製作国 作品時間 監督 キャスト 可愛さ ストーリー
2019年・日本 113分 岩合光昭 立川志の輔 ★★★★★ ★★★☆☆

猫をはじめ、たくさんの動物たちの生き生きとした姿を撮り続ける写真家・岩合光昭が、ねこまきによる人気コミックを実写化。

妻に先立たれ、飼い猫のタマと暮らす大吉(立川)が、島でカフェをオープンさせた美智子(柴咲コウ)や、幼馴染みの巌(小林薫)ら、島の人々と過ごす日常を描いたヒューマンドラマです。

画面を埋め尽くす猫・猫・猫。ほとんどのシーンに猫が登場する、まさに猫好き必見の作品。

『ねことじいちゃん』(2019)の名シーン、名場面も紹介

70歳の大吉をベッドにするタマ:©2018「ねことじいちゃん」製作委員会

物語の冒頭、寝ている大吉の胸元で丸くなって居眠りしているタマで、まずは心を鷲掴みにされます。

この2人は実際に一緒に暮らしているんじゃないかと思うほど、あ・うんの呼吸で“名演技”を見せるタマから目が離せません。

また、独特のアングルで猫たちの特別な表情をとらえた映像は、まるで岩合光昭の写真がそのまま動き出したかのような素晴らしさです。

『旅猫リポート』(2018)猫と心優しい青年の“人生”を辿る旅


旅猫リポート

製作年・製作国 作品時間 監督 キャスト 可愛さ ストーリー
2018年・日本 118分 三木康一郎 福士蒼汰 ★★★★☆ ★★★☆☆

原作は、『図書館戦争』や『植物図鑑』などで知られるベストセラー作家・有川浩の同名小説。

元野良猫のナナ(声:高畑充希)と暮らしてきた悟(福士蒼汰)が、とある事情からナナを飼い続けることができなくなり、新たな飼い主を探す旅に出ます。

くるくると表情を変えるナナの愛らしい表情が印象に残る作品です。

『旅猫リポート』(2018)の名シーン、名場面も紹介

悟のことが大好きなナナ:©2018「旅猫リポート」製作委員会 ©有川浩/講談社

悟とナナは、旅の途中で美しい菜の花畑に立ち寄ります。

菜の花の黄色と空の青に、はちわれのナナがよく映えること!

2人の絆と、悟のせつない運命が感じられるとても重要な場面。

終盤は涙なくしては観られない感動作に仕上がっています。

『子猫物語』(1986)茶トラの雄猫“チャトラン”の大冒険!


子猫物語 [DVD]

製作年・製作国 作品時間 監督 キャスト 可愛さ ストーリー
1986年・日本 95分 畑正憲 チャトラン ★★★☆☆ ★★☆☆☆

“ムツゴロウさん”の愛称で知られる畑正憲が、監督と脚本を務めた子猫の物語。

牛小屋で生まれたチャトランと、親友でパグ犬のプー助が冒険に出て、大自然とそこで暮らす様々な動物たちと交流していきます。

協力監督に市川崑、詩に谷川俊太郎、誌の朗読に小泉今日子、音楽に坂本龍一と、豪華メンバーが集結した作品です。

『子猫物語』(1986)の名シーン、名場面も紹介

川で溺れないように必死でがんばるチャトラン:© Columbia Pictures/Courtesy Everett Collection

物語の冒頭、プー助とかくれんぼをして遊んでいたチャトランは、川岸にあった箱に隠れていたところ、川へ流されてしまいます。

これから大冒険が始まるきっかけとなる重要なシーンです。

動物愛護の観点から問題視されていたこともありましたが、本作を映画館で鑑賞した筆者にとっては強く印象に残っています。

『長ぐつをはいたネコ』(2011)シュレックシリーズの人気者が主人公のスピンオフ


長ぐつをはいたネコ (吹替版)

製作年・製作国 作品時間 監督 キャスト(声) 可愛さ ストーリー
2011年・アメリカ 90分 クリス・ミラー アントニオ・バンデラス ★★★☆☆ ★★★☆☆

ドリームワークス・アニメーション『シュレック2』(2004)に登場し、人気を博した茶トラの猫・プスの生い立ちが明らかになるアドベンチャー。

世間を騒がせるお尋ね者のプスの声を名優アントニオ・バンデラスが担当(日本語吹き替え版は竹中直人)。

愛らしい外見とダンディな声のギャップが面白く、時折見せる猫ならではの仕草もあいまってとても魅力的なキャラクターになっています。

『長ぐつをはいたネコ』(2011)の名シーン、名場面も紹介

子供の頃のプスが激カワ!:PUSS IN BOOTS (R)and ©2011 DreamWorks Animation LLC. All Rights Reserved.

本作では、なぜプスがお尋ね者になったのか、なぜ長ぐつと帽子を身に着けているのか、その秘密が明かされます。

そのため、子猫時代のプスが登場するのですが、これが非常にかわいい!

また、猫の毛の1本1本まで細かく描かれており、もふもふとした質感が忠実に再現されているのは、さすがドリームワークス!

ズル賢くて実は繊細なプスの大冒険を、ぜひ楽しんでみてください。

『メン・イン・キャット』(2016)傲慢社長が猫になっちゃった⁉


メン・イン・キャット(字幕版)

製作年・製作国 作品時間 監督 キャスト 可愛さ ストーリー
2016年・フランス 87分 バリー・ソネンフィルド ケヴィン・スペイシー ★★★☆☆ ★★★☆☆

『メン・イン・ブラック』(1997)シリーズのバリー・ソネンフィルド監督×ケヴィン・スペイシー主演で贈るコメディ。

家族を顧みない傲慢社長のトム(スペイシー)は、ひょんなことから1匹の猫と身体が入れ替わってしまい大慌て!

誰にも気づいてもらえないまま時間が過ぎ、トムの会社の乗っ取り計画が動いていることも判明します。

ハリウッドによくあるCGバリバリのコメディですが、「自分がもし猫になってしまったら……」と妄想も掻き立てられる、楽しい作品です。

『メン・イン・キャット』(2016)の名シーン、名場面も紹介

悪いヤツをこらしめようと筋トレに励む社長:© 2015 EuropaCorp. All Rights Reserved.

大嫌いな猫になってしまい最初は戸惑うトムですが、オモチャにじゃれついたり、人に甘えたりと、猫の習性に抗えなくなってしまう姿がコミカルに描かれています。

一生関わることがないと思っていた猫になったことで見えてきた新しい世界、知らなかった感情。

やはり、人間が猫に学ぶことは多いのだなあと痛感させられてしまうはず。

『キャッツ』(2019)あの名作ミュージカルを完全実写化


キャッツ (字幕版)

製作年・製作国 作品時間 監督 キャスト 可愛さ ストーリー
2019年・アメリカ 109分 トム・フーパー ジェームズ・コーデン ★☆☆☆☆ ★★★☆☆

『レ・ミゼラブル』(1862)を見事に実写化させたトム・フーパー監督が、再びミュージカルの映画化に挑んだ話題作。

満月の夜、ロンドンの片隅に捨てられた若く美しい白猫ヴィクトリア(フランチェスカ・ヘイワード)は、そこで個性的な猫たち“ジェリクルキャッツ”に出会います。

 

新しい人生を生きたいと願う猫たちが、自分らしい生き方を探していくのです。

本物の猫こそ出てきませんが、豪華役者陣が動きや表情で猫になりきって見せる姿は観る価値あり!

『キャッツ』(2019)の名シーン、名場面も紹介

ジェニファー・ハドソンが魂を震わせる歌声を響かせる:Photo by Universal Pictures - © 2019 Universal Pictures. All Rights Reserved.

クラシックバレエやタップダンスなど、様々なダンスを取り入れたパフォーマンスと大迫力の歌声は、ミュージカルの舞台とはまた違った良さがあります。

特に、誰からも愛されたことがない孤独な猫グリザベラ(ジェニファー・ハドソン)が、魂を込めて名曲『メモリー』を歌い上げるシーンには、誰もが感動してしまうはず。

虫が嫌いな人にはちょっと厳しい描写もありますが、スルーしてしまうにはもったいない作品です。

『猫なんかよんでもこない。』(2016)元ボクサーの漫画家×猫の実話を映画化した感動作


猫なんかよんでもこない。 [DVD]

製作年・製作国 作品時間 監督 キャスト 可愛さ ストーリー
2016年・日本 103分 山本透 風間俊介 ★★★★☆ ★★★☆☆

“大人が泣ける猫漫画”として知られる、杉作による人気コミックを風間俊介主演で実写化。

兄が拾ってきた2匹の猫、チンとクロと、突然一緒に暮らすことになったボクサーのミツオ(風間)。

犬派のミツオは猫たちに振り回されてばかりでしたが、アパートの大家さんや住人たちの協力もあり少しずつ猫がいる生活を楽しむように。

そんなある日、試合中にケガをしたミツオは選手生命の危機に直面しするのでした。

『猫なんかよんでもこない。』(2016)の名シーン、名場面も紹介

ミツオのペースを乱しまくる猫たち:©2015杉作・実業之日本社/「猫なんかよんでもこない。」製作委員会

猫を飼ったことがある人なら誰しもこのタイトルに深く頷いてしまうのはないでしょうか。

ちょっと遊んでやろうか……と呼んでもこない、朝まだ寝ていたいのに「ご飯をくれ!」とニャーニャー大声で鳴く。

マイペースな猫に振り回されながらも、それがちょっと嬉しくなってくる。

他愛のない日常を描きながらも、そんな愛しい猫たちの姿がまるでドキュメンタリーのように映し出されていきます。

ミツオのように犬派だった人も、鑑賞後はきっと猫に心を掴まれてしまうことでしょう。

『猫の恩返し』(2002)猫の国に迷い込んだ少女の大冒険


猫の恩返し / ギブリーズ episode2 [DVD]

製作年・製作国 作品時間 監督 キャスト(声) 可愛さ ストーリー
2002年・日本 75分 森田宏幸 池脇千鶴 ★★★☆☆ ★★★☆☆

アニメーション映画『耳をすませば』(1995)のスピンオフで、宮崎駿監督からのリクエストを受けた原作者の柊あおいが書き下ろした『バロン 猫の男爵』(2002)に基づくファンタジー。

とある猫を交通事故に遭う寸前で救った高校生のハル(声:池脇)は、そのお礼として猫の国へ招かれることに。

ハルが救った猫は実は王国のルーン王子であり、猫王はハルをルーン王子の妃にしようと目論むのでした。

果たしてハルは無事、人間の国に帰ることができるのでしょうか……?

『猫の恩返し』(2002)の名シーン、名場面も紹介

猫の国には不思議がいっぱい!:© 2002 - Studio Ghibli

 

『耳をすませば』(1995)にも登場した猫の男爵バロンが、本作では猫の国に迷い込んだハルを助ける重要な役割を果たしています。

紳士的で冷静沈着なバロンが、猫の国で徐々に“猫化”していくハルを救い出すシーンは、とてもファンタジックで、これぞスタジオジブリ!な映像。

つじあやのの主題歌『風になる』(2002)も作品にピッタリです。

『魔女の宅急便』(1989)駆け出し魔女の小さな成長物語


魔女の宅急便 [DVD]

製作年・製作国 作品時間 監督 キャスト(声) 可愛さ ストーリー
1989年・日本 112分 宮崎駿 高山みなみ ★★★★★ ★★★★★

角野栄子の小説を、巨匠・宮崎駿がアニメーション化した感動作。

魔女の掟に倣い、13歳で独り立ちした魔法使いの少女キキ(声:高山)が、修行のために降り立った街の人々と関わり合いながら成長していく姿を描いています。

本作でキキの相棒として常に寄り添っているのが、小さな黒猫のジジ(声:佐久間レイ)。

キキにしか聞こえませんが、人間の言葉をしゃべる“特別な猫”なのです。

『魔女の宅急便』(1989)の名シーン、名場面も紹介

「ニャー」としか鳴かなくなってしまったジジ:© 1989 Studio Ghibli

 

自由奔放なキキを常に心配し、何でも話せる大親友のジジ。

空を飛べるという特技を活かして宅配の仕事を始めたキキが、ショックな出来事により空を飛べなくなってしまった時、なぜかジジの声も聞こえなくなってしまうのです。

少し哀しいシーンではありますが、なぜジジの言葉が聞こえなくなってしまったのか、その本当の意味はエンディングで分かります。

仕事をするということ、大人になっていくということ、誰にとっても大事なことの全てがぎゅっと詰まっている素晴らしい作品です。

『世界から猫が消えたなら』(2015)余命僅かな主人公が見つけた“大切なこと”


世界から猫が消えたなら

製作年・製作国 作品時間 監督 キャスト 可愛さ ストーリー
2015年・日本 103分 永井聡 佐藤健 ★★★☆☆ ★★☆☆☆

「世界から何かひとつ消すと、寿命が1日のびる」

という悪魔からの“提案”を受け入れた余命僅かな「僕」(佐藤)が、電話や時計など日常にあって当たり前だったものを消すことで、本当に大事なことに気づいていく感動作。

『君の名は。』(2016)や『怒り』(2016)などを手掛ける名プロデューサーとして知られる川村元気による原作を、CM界出身の永井聡監督が映像化した作品です。

『世界から猫が消えたなら』(2015)の名シーン、名場面も紹介

冷えた体を温めるキャベツ:©2016 映画「世界から猫が消えたなら」製作委員会

悪魔から、この世から「猫」を消すことを提案され、僕は初めて疎遠になっていた家族との記憶を思い起こします。

そんな時、病気で亡くなった母親との思い出でもある飼い猫の“キャベツ”がいなくなり、僕は必死でその行方を探すのです。

雨の中で濡れたまま僕の帰りを待っていたキャベツを、僕がタオルで拭いてあげるシーンに心がじんわり温かくなります。

悪魔の本当の姿がわかるエンディングに感涙必至です!

『インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌』(2013)若手フォークシンガーの奇妙な1週間


インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌(字幕版)

製作年・製作国 作品時間 監督 キャスト 可愛さ ストーリー
2013年・アメリカ 104分 ジョエル・コーエン イーサン・コーエン オスカー・アイザック ★★★★☆ ★★★☆☆

『ノー・カントリー』(2007)や『ビッグ・リボウスキ』(1998)のコーエン兄弟が、1960年代に活躍した歌手デイヴ・バン・ロンクの人生をベースに描いたヒューマン・ドラマ。

新『スター・ウォーズ』(2015)3部作でポー・ダメロン役を演じたオスカー・アイザックが、売れないフォークシンガーのルーウィン・デイヴィスに扮し、美声も披露しています。

キャリー・マリガンやジョン・グッドマン、アダム・ドライバーら豪華な役者陣が出演しているところもポイントです。

『インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌』(2013)の名シーン、名場面も紹介

おとなしく小脇に抱えられる猫:© 2013 - CBS Films

物語の序盤、知り合いの飼い猫を逃がしてしまったルーウィンは、なんとか猫を見つけ、そのまま地下鉄に乗って友人の家を訪ねます。

猫を小脇に抱えるルーウィンと、地下鉄でもおとなしく抱っこされている猫の珍妙なコンビ感がたまりません。

猫を追いかけたり、ガールフレンドから中絶費用を迫られたり、シカゴへ旅に出たり。

どこへ辿り着くか分からないルーウィンの不思議な1週間を楽しんでみては?

『gifted/ギフテッド』(2017)“特別な才能”をもった少女と叔父の“疑似親子”物語


gifted/ギフテッド (字幕版)

製作年・製作国 作品時間 監督 キャスト 可愛さ ストーリー
2017年・アメリカ 101分 マーク・ウェブ クリス・エヴァンス ★★★☆☆ ★★★★☆

『(500)日のサマー』(2009)がヒットを飛ばしたマーク・ウェブ監督による、感動のファミリードラマ。

フロリダで叔父のフランク(クリス・エヴァンス)と1匹の猫フレッドと暮らす7歳のメアリー(マッケンナ・グレイス)には、生まれながらにして天才的な数学の才能がありました。

フランクは亡き姉の願いでもあった、“メアリーに英才教育はせず、普通の環境で育てること”を守り、貧しくもたっぷりの愛情を注いで暮らしてきたのです。

しかし、そこへ縁を切ったはずのフランクの母親が現われて……。

『gifted/ギフテッド』(2017)の名シーン、名場面も紹介

海に遊びに行くときも、もちろん一緒!:©2017 Twentieth Century Fox

フランクとメアリーと共に暮らすフレッドは、ある出来事から片目になってしまった猫。

でも、フレッドとメアリーは何をするにもいつも一緒で、学校の授業でも自慢してしまうくらい、メアリーはフレッドが大好きなのでした。

そんな2人の触れ合いは、観ているだけで癒されてしまいます。

 

それぞれどこか欠けている、完璧ではない2人と1匹の暮らしから目が離せません。

『キャッツ&ドッグス』(2001)猫VS犬、勝つのはどっち⁉


キャッツ&ドッグス (字幕版)

製作年・製作国 作品時間 監督 キャスト 可愛さ ストーリー
2001年・アメリカ 87分 ローレンス・ガターマン ジェフ・ゴールドブラム ★★☆☆☆ ★★★☆☆

人間の知らないところで繰り広げられている(?)犬と猫の壮絶なバトルを描いたアニマルコメディ。

実は犬はハイテクな秘密基地を有するエージェント軍団であり、猫もMr.ティンクルズが牛耳る悪徳軍団なのでした。

彼らが、人間が開発中の“犬アレルギー治療薬”を巡り激戦を繰り広げるのです。

『キャッツ&ドッグス』(2001)の名シーン、名場面も紹介

鋭い爪は誰にも負けにゃい⁉:© 2001 - Warner Brothers - All Rights Reserved

犬アレルギー治療薬を奪うため、ブロディー家に侵入した猫忍者部隊を犬たちが迎え撃つシーン。

現実では絶対にあり得ないと分かっていながらも、その迫力にきっと誰もが夢中になってしまうでしょう。

しかし、“正義の犬”に対し、“悪者”として描かれがちな猫がちょっぴり不憫でもあります……。

『陽だまりの彼女』(2013)誰にも言えない“秘密”を抱えた彼女とボクのラブストーリー


陽だまりの彼女

製作年・製作国 作品時間 監督 キャスト 可愛さ ストーリー
2013年・日本 129分 三木孝浩 松本潤 ★★☆☆☆ ★★★★☆

越谷オサムによる同名小説を、『アオハライド』(2014)や『僕等がいた』(2012)など恋愛映画の名手・三木孝浩監督が実写化したファンタジックなラブストーリー。

営業部の新人・浩介(松本)は、取引先で中学時代の同級生で初恋の相手・真緒(上野樹里)と運命的な再会を果たします。

 

つき合い始めた2人の関係は順調に続くと思われましたが、真緒には浩介にずっと隠してきた“秘密”があったのでした。

『陽だまりの彼女』(2013)の名シーン、名場面も紹介

金魚にも興味津々の真緒:©2013「陽だまりの彼女」製作委員会

“猫”が物語の重要なキーとして描かれている本作。

ぽかぽかとした陽だまりが好きだったり、熱い飲み物が苦手だったり。

ちょっと不思議な魅力がある真緒を、上野樹里が好演しています。

物語の終盤、真緒に隠された驚きの真実が明かされますが、それを知ってからもう1度観ればまた違った映画の1面が楽しめるかもしれません。

『アリス・イン・ワンダーランド』(2010)摩訶不思議な世界へようこそ!


アリス・イン・ワンダーランド (字幕版)

製作年・製作国 作品時間 監督 キャスト 可愛さ ストーリー
2010年・アメリカ 109分 ティム・バートン ジョニー・デップ ★★★☆☆ ★★★☆☆

鬼才ティム・バートン監督が、ルイス・キャロルの『不思議の国のアリス』(1865)をベースに描き出した新たな物語。

19歳に成長したアリス(ミア・ワシコウスカ)が再び不思議の国に迷い込み、奇抜なメイクの帽子屋マッドハッター(デップ)や、白の女王(アン・ハサウェイ)らと、赤の女王(ヘレナ・ボナム・カーター)に立ち向かっていきます。

アリスと言えばディズニー・アニメーションが有名ですが、そこにティム・バートン監督ならではの“不気味さ”が加わり、さらに奇妙で楽しい映画に仕上がっていますよ。

『アリス・イン・ワンダーランド』(2010)の名シーン、名場面も紹介

不気味かわいいチェシャ猫:Photo by Leah Gallo - © Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

『不思議の国のアリス』(1865)に登場する猫と言えば、チェシャ猫です。

ギョロっとした大きな目に、耳まで届きそうに裂けた大きな口。

最新のCG技術で自由自在に現われたり、もふもふの毛並みをなびかせたりと、実写版ならではの姿で観客を楽しませてくれます。

登場シーンこそ多くはありませんが、1度観たらその可愛さにハマってしまうことでしょう。

『グーグーだって猫である』(2008)漫画家と1匹の猫の気ままな暮らし


グーグーだって猫である

製作年・製作国 作品時間 監督 キャスト 可愛さ ストーリー
2008年・日本 116分 犬童一心 小泉今日子 ★★★☆☆ ★★☆☆☆

大島弓子のエッセイ漫画を、小泉今日子主演で映画化。

愛猫を失い、スランプに陥った漫画家の麻子(小泉)が、ペットショップで出会ったアメリカン・ショートヘアーを買い、「グーグー」と名付けて一緒に暮らし始めます。

そんな1人と1匹の吉祥寺での生活を描いた心温まる物語。

『グーグーだって猫である』(2008)の名シーン、名場面も紹介

「グーグー」の名前の由来も明かされます:©2008「グーグーだって猫である」フィルム・コミッティ

グーグーが非常にかわいいのはもちろんのこと、吉祥寺ならではのゆるくておしゃれな雰囲気もあいまって、観ているだけでとても癒されます。

不思議な魅力を持つ青自(加瀬亮)と麻子のもどかしい距離感にもキュンキュンすること間違いなし!

愛猫を亡くしたことがある人には、なおさら刺さる作品だと思います。

『初恋~お父さん、チビがいなくなりました』(2018)熟年夫婦の“初恋”物語


初恋〜お父さん、チビがいなくなりました

製作年・製作国 作品時間 監督 キャスト 可愛さ ストーリー
2018年・日本 104分 小林聖太郎 倍賞千恵子 ★★☆☆☆ ★★★☆☆

西炯子の人気コミックを実写映画化したヒューマンドラマ。

無口で亭主関白な夫・勝(藤竜也)と連れ添いながらも、心の内に長年寂しさを抱いている妻・有喜子(倍賞)。

有喜子の話し相手は、飼い猫のチビだけ。

そんなある日、チビがいなくなってしまい、有喜子はひとりで探し始めるが……。

『初恋~お父さん、チビがいなくなりました』(2018)の名シーン、名場面も紹介

夫婦を見守ってきたクロ:©2019 西炯子・小学館/「お父さん、チビがいなくなりました」製作委員会

ずっと一緒に暮らしていると、いるのが当たり前になってその大切さを実感できなくなってしまうこと、有喜子たちのような熟年夫婦に限らずあるのではないでしょうか。

昭和の男である勝は、心の中では有喜子を誰よりも大切に想いながらも口には出せず、チビの世話も有喜子に任せっぱなし。

チビがいなくなり、2人きりになったことで今まで見ないようにしてきた“夫婦”としての形に疑問を抱き始める有喜子。

1匹の猫がつなぐ夫婦の絆の物語を、ぜひご覧ください。

『猫が教えてくれたこと』(2016)猫と人間の不思議なカンケイ


猫が教えてくれたこと(字幕版)

製作年・製作国 作品時間 監督 キャスト 可愛さ ストーリー
2016年・アメリカ トルコ 79分 ジェイダ・トルン ―― ★★★★★ ★★★☆☆
“猫の街”と言われるトルコ・イスタンブールを舞台に、人間と共存する猫たちの姿を追ったドキュメンタリー。

子猫たちのエサを探して市場を歩くたくましいサリ、高級レストランの食材を目当てに現れるグルメなデュマン、周囲の人間から愛されるマスコット的な存在ガムシズなど、7匹の個性的な猫を中心に物語は進みます。

何に縛られることもなく、自由気ままに生きる猫たちの姿から、学ぶことも多い作品です。

『猫が教えてくれたこと』(2016)の名シーン、名場面も紹介

猫好きにはたまらない映像の連続!:© Termite Films

古都イスタンブールの景色と、そこで猫と暮らす人々の姿を観ていると、まるで自分もその場にいるかのようなちょっとした旅行気分が味わえます。

また、地上約10㎝の高さからとらえられた“猫目線”の映像は、抜群の臨場感が感じられるはず。

上映時間は79分と短めですが、人生における大事なことが詰まった1作です。

『ボブという名の猫 幸せのハイタッチ』(2016)ホームレスのミュージシャンが再生した奇跡の実話


ボブという名の猫 幸せのハイタッチ

製作年・製作国 作品時間 監督 キャスト 可愛さ ストーリー
2016年・イギリス 103分 ロジャー・スポティスウッド ルタ・ゲドミンタス ★★★★★ ★★★★☆

ジェームズ・ボーエンが、自身と茶トラの猫ボブとの出会いを描き、世界的ベストセラーとなった『ボブという名のストリート・キャット』(2013)を映画化。

ホームレスで薬物中毒だったストリートミュージシャンのジェームズ(スポティスウッド)の運命が、ボブと出会ったことで大きく変わっていくことに。

貧困や薬物中毒など、ロンドンが抱える問題についても正面から描き、ただ猫がかわいいだけで終わらない深いメッセージが込められています。

『ボブという名の猫 幸せのハイタッチ』(2016)の名シーン、名場面も紹介

ジェームズの肩の上に乗るのが好きなボブ:©2016 STREET CAT FILM DISTRIBUTION LIMITED ALL RIGHTS RESERVED.

ジェームズの肩に乗ったり、自転車のカゴに乗ったり、ハイタッチしたり。

どんな時でもジェームズのそばにちんまりと寄り添い、全編にわたってほぼ出ずっぱりのボブ。

なんと、ジェームズ・ボーエンと出会った本物のボブが演じています。

奇跡を呼ぶだけではなく、演技もできるボブは必見です!

アマゾンプライムビデオ・U-NEXTで観れる猫映画を紹介

猫映画

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会員になってもお金がかかる作品はありますのでその点はご注意ください。

猫映画のまとめ

ドキュメンタリーからアニメーション映画まで、かわいい猫が登場する映画を20本ご紹介しましたが、気になる作品はありましたか?

私も長年猫と暮らしていますが、もう猫がいない生活は考えられません!

映画の中のキュートな猫との出会いを、ぜひ一緒に楽しみましょう。

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