今回の記事では、『風に濡れた女』の濡れ場・エロいシーンについて紹介していきます。
日活ポルノ（成人映画レーベル）生誕45周年を記念して作られた作品です。
豪華監督5人を迎え、かつての伝説的レーベルを現在に蘇らせる「日活ロマンポルノ・リブート・プロジェクト」として作られたうちの一作品。
監督は「黄泉がえり」「カナリア」「月光の囁き」らの『塩田明彦』です。
『甘い鞭』で快演した間宮夕貴が主演で、体当たり演技をフルヌードで披露しています。
軽いタッチでの恋愛ドラマですが、ロマンポルノ作品として初めて、第69回ロカルノ国際映画祭コンペティション部門に正式出品された作品です。
本記事では、そんな『風に濡れた女』の濡れ場・エロいシーンをご紹介します。
【風に濡れた女の濡れ場、エロいシーンの総合評価】
濡れ場のある映画『風に濡れた女』の作品情報
まずは、『風に濡れた女』の作品情報について紹介していきます。
『風に濡れた女』は、バラエティに富んだ著名な有名俳優が多数、出演・共演してます。
主なキャストは、以下の通り。
- 柏木高介ー永岡佑
- 汐里ー間宮夕貴
- 窪内ーテイ龍進
- 響子ー鈴木美智子
- 夕子ー中谷仁美
- 薫ー加藤貴宏
- 若い男 サーファーー赤木悠真
- 青木ー谷戸亮太
- 緑川ー池村匡紀
『風に濡れた女』のストーリー
過去から逃げるように、都会での生活から離れたところにある山小屋で、ひっそりと暮らしている元劇作家である高介。
ある日、自由奔放で自然味あふれる魅力を持つ汐里が突然、港にたたずんでいた高介の前で、自転車で海に突っ込みました。
野性味溢れる濡れた肢体をさらけ出しながら、汐里は高介に「5000円」でいいよ、というと野良犬のようにつきまとうようになります。
「泊めて」という汐里を断る高介ですが、カフェで再開してしまいます。
性欲と生命欲いっぱいの汐里の欲望に巻き込まれていく高介は、汐里に翻弄されながらも魅了され最終的には…
『風に濡れた女』で濡れ場、エロいシーンを演じたのは？
ここからは、『風に濡れた女』で実際に濡れ場を演じた俳優を紹介していきます。
| 女優名 | 間宮夕貴 |
| 濡れ場を披露したシーン |
高介と汐里のセックスシーン |
嫉妬やお預け状態が続いた末に、喧嘩のような決闘を始める高介と汐里。
そのうち二人はヒートアップして、抱き合いながら転がり周り、キスを繰り返しながら、服を脱ぎ始めます。
山小屋のような手作りの家が崩壊したあとも、セックスをしながらも場所を転々と変えつつ、挙げ句の果てには、お互いに抱き合ったまま、カフェでくるくる回り、パンやりんごらを頬張ります。
食欲も性欲も同じところにあるのだ、いや、それ以上に…というメッセージなのでしょうか。
とにかく、このセックスシーンでの二人のエネルギッシュな熱演には感動です。
『風に濡れた女』でのエロいシーンを紹介
それでは、『風に濡れた女』にある濡れ場・エロいシーンを紹介していきます。
無修正で惜しげもなくヌードを披露しエロスを爆発させている、エロいシーンを本記事では3つ紹介していきます。
・鈴木美智子と間宮夕貴のレズシーン
・中谷仁美のカーセックスシーン
・間宮夕貴が店長に犯されるシーン
それでは、それぞれ見ていきましょう。
・鈴木美智子と間宮夕貴のレズシーン
高介の元カノで、劇団仲間である響子は、巡業中だと言って高介に会いにきました。
高介の書いた戯曲を演出家の響子は、劇団員と一緒に披露します。
熟女である響子が高介を情熱的に誘い、高介もやっとその気になりますが、汐里が現れ、響子と野生的な汐里がレズプレイに興じます。
二人が高介の前で、全裸で抱き合い、胸をもみ、クンニをするシーンなどはかなりエロいです。
・中谷仁美のカーセックスシーン
汐里に焦らされた高介は、我慢ができなくなってしまい、地味女である夕子を抱きます。
夕子は劇団の助手で高介に憧れている存在ですが、微乳である夕子が高介に抱かれるカーセックスシーンが、とにかく官能的です。
ワイルドで肉食派の汐里とは真逆のイメージを持たせるためか、夕子の白い下着がより、清純派なイメージを強調しており、エロいです。
・間宮夕貴が店長に犯されるシーン
思わせぶりな態度で、妻と別居中のカフェ店長を手なずける汐里。
奥さんに悪い、と言いながらも、店長と関係を持ちます。
我慢できなくなった、店長が妻の服を着てカフェで働く汐里を押し倒し、胸をはだけて乳首を吸う時の汐里は「やめて」と連発しますが、喘ぎ声も聞こえてきてエロいシーンとなってます。
『風に濡れた女』では本当にセックスしているの？
ここまで、『風に濡れた女』の濡れ場について話してきました。
さて、果たしてどこまで本気で挑んでいるのでしょう。
そこで、ここからは以下のポイントについて実際にしているのか解説していきます。
・キス
・挿入
・フェラ・クンニ
キスは？
かなり本気のキスを展開しています。
舌を入れて感情を込めたディープキスを、間宮夕貴は惜しげも無く披露しています。
他の女優陣も、負けてはいません。
キスだけで濡れてしまいそうなほどの、濃厚なもののオンパレードです。
中でも、セックスしながらのキスシーンはかなりエロいです。
挿入はしている？
残念ながら、映画の撮影では前貼りをしていると思われますが、本気で挿入していてもおかしくないほどの騎乗位や正常位のシーンが、たくさん出てきます。
間宮夕貴の感じている顔をみると、本当に入れているのではないかと思われるほどです。
サーファーや、劇団員らとやりまくる汐里役の間宮夕貴ですが、喘ぎ声がかなりエロいので、ドキドキします。
フェラ・クンニはしている？
エッチの際中に、かかってきた電話にでる高介にフェラチオをするシーンはがあります。
しかし、実際のところは見れないですが、電話がかかってきた時に、真剣な話をしているにも関わらずフェラされると男は困ったものですね。
自由奔放な汐里は、まるでゲームをするような感覚で楽しんでいます。
クンニのシーンも出てきますが、実際にはフェラもクンニのシーンも残念ながら、本当にはしていないでしょう。
しかし、顔の表情や喘ぎ声から本当に感じていてもおかしくないような、リアル感が溢れ出ています。
『風に濡れた女』を観た感想
さて、ここまで説明してきた、ロマンポルノ映画『風に濡れた女』ですが、実際に観た人はどのような感想を持ったのでしょうか。
そこで、ここからは実際に『風に濡れた女』を観た方の感想をいくつか紹介していきます。
痛快な映画
『風に濡れた女』はロマンポルノの傑作、神代辰巳『恋人たちは濡れた』へのオマージュですね。冒頭、自転車に乗った女がそのまま海に飛び込むシーンがありますが、これは神代作品のラストで、男女が自転車に乗って海に沈んでいく場面をそのまま受けているもの。そして大自然を背景にした性交場面。
（引用元：Twitter）
日活ポルノの巨匠である神代辰巳監督の作品、『恋人たちは濡れた』へのオマージュで作られました。
実際に、塩田明彦監督は、かなり神代監督の作品を意識して作ったということを話しています。
大自然を背景にした、エロいシーンの連続であるのが爽快感を増し、また、それも神代監督からの影響が見られます。
神代監督作品を好んで見ていた人たちからは、懐かしいと高評価の声が多かったです。
面白い作品！
決闘の間合いで詰める男女のセックスバトル＝ラブバトルが、それはそれはものすごく楽しい！この女強ぇぇ！って、あれは塩田監督ならではのアクションの間合い。3組のセックスのカットバックが特に秀逸だったな。全部の画面とつなぎが高水準の、とにかく面白い作品！
（引用元：Twitter）
肉食系女子である汐里が、決闘を挑むシーンは、かなり爽快で、しかもエロいと高評価です。
塩田明彦監督ならではの、アクションシーンとカットや編集の仕方が、とにかく素晴らしいという声が多くみえました。
面白いストーリーと撮影の仕方と編集で、全てにおいて高水準のロマンポルノと評判です。
食欲と性欲！
ロマンポルノリブートプロジェクト第2弾『風に濡れた女』 観てきました！ まさにラブバトルの連続… 激しかった…。 ラスト近くですごく好きな濡れ場がありました。食欲と性欲。スクリーンから伝わってくるエネルギーが凄まじかったです。
（引用元：Twitter）
女優さんの美しさと、妖艶な演技をフルヌードでみれるこの作品はとにかく、エロおもしろいという声が多いです。
特に、肉食系女子である汐里は性欲だけでなく、食欲も旺盛で、エッチをしながらご飯を頬ばるシーンは圧巻！
また、監督のファーストカットからのカット割を見るだけでも、この作品への意気込みを感じさせます。
濡れ場シーンでも、エロいだけでなく、かなりのエネルギーがスクリーンから伝わってきます。
まとめ
この作品で、日本映画プロフェッショナル大賞・新進女優賞を間宮夕貴が受賞！
そして、ロカルノ国際映画祭では、若手審査員賞を受賞しました！
ロマンポルノというジャンルで、多くの若手監督を育ててきた日活の代表的な成人映画レーベルである日活ロマンポルノ。
記念すべき日活ポルノ45周年記念作品の一つとして、塩田明彦監督が抜擢されたのにも納得です。
ストーリーが、なんだったのか見終わった後には忘れてしまうほど、エロいシーンの連続ですが、ラブストーリーが、コメディタッチで軽妙に描かれているので終始、楽しめます。
また、10分に1回のセックスシーンを入れるという、このプロジェクトの規約もしっかりと守られています。
痛快で爽快な映画なので、男女ともになんどもリピートして見ている人も。
気になる方は、ぜひ『風に濡れた女』をご覧ください。
